山の日ということで。
『フリーソロ』のジミー・チン監督。
こちらが第一作目で『フリーソロ』が第二作目ということで作品としての完成度は『フリーソロ』の方が高いと思う。
それでも本作も素晴らしい出来。根本>>続きを読む
幸田露伴の娘、幸田文の同名の小説が原作。
落ち着いた色合いながらコントラストの強い映像が圧倒的にカッコイイ。
岸惠子、川口浩、田中絹代、森雅之と演者たちの演技も見事。
放蕩息子とその姉ということ>>続きを読む
ハングリー精神を失ったロッキーがミッキーの死を乗り越えて再起を図る。主人公が国民的ヒーローってのはこの手の映画にしては珍しいように思う。
最近のこの手の作品なら、もっと一戦目を序盤にやって、そこから>>続きを読む
コロナでなければ今頃スペイン旅行してアンダルシアに行ってたのになあということで、代わりに本作を。
もっとも行きたかったアンダルシアは本作に描かれる荒野ではなくてグラナダだとかの市街地だったけど。
閑>>続きを読む
作品時間4分(スタッフロール除くと3分強)っていうのは短編作品の中でもかなり短い方なのでは。その中にしっかり起承転結を描いているのが上手い。
髪型をテーマにしたリアルテイストなショートムービー。女の子の髪型にこだわるところに主眼を置く着眼点が面白い。個人的にはお父さんの腕にタトゥー入ってるのが良いと思う。
サルバトール・ダリ×ディズニーというすごいコラボ作品。
もともと1940年代に企画されたがWWⅡで製作が中断して、50年以上の時を経て2003年に完成したというなんとも壮大なエピソードを持った作品。>>続きを読む
カントリー調でサイケデリックな音楽と映像。一日中この作品を観ていたらたぶん精神的に良くないことになりそう笑
柔らかい短編アニメ。
久々に台詞のある短編アニメを観たような。
『耳をすませば』で雫が作った小説を彷彿とさせるファンタジー。
1970年の日本が舞台。長崎から北海道へ移住する家族。邦画においては典型的なキャラクター。ダメな夫にしっかりした妻に普段はぼーっとしてるけどここぞという時にしっかりしたおじいちゃん。こういう「理想の妻>>続きを読む
アコーディオンと短編アニメってどうしてこうも相性が良いのだろう。
モダンなポスターみたいな独特な絵の感じも不思議な感じで良い。
10分弱のセリフなしの短編アニメ。
岸辺と自転車で人生を描いていく。
こういうシンプルな映像の中に味わい深いストーリーを入れるってやっぱ魅力的だよなあ。
アコーディオンの音色も良いスパイスになっている>>続きを読む
アカデミー賞を受賞したことで知られるセリフなしの短編アニメ。
たった10分程度だけど、めちゃくちゃ感動。こう響くのが、こういうどこにでもありそうな良き家族というものが、少なくとも自分には起きないと知っ>>続きを読む
日本や韓国のドラマ系で完全に自分の好みからは外れてた。
ドラマにありがちな恋愛要素はないけど、さむいギャグ連発系のコメディ。ドラマが好きな人は好きそう。
韓国映画ってバイオレンス系は好みだけど、前情報>>続きを読む
本当なら今頃オリンピックだったなあということでせっかくなので1964年東京オリンピックのドキュメンタリーである本作を鑑賞。
東京オリンピックが開催された事実は現代史の情報としては当然知っているが、そ>>続きを読む
ずっとスベってて苦痛。
ストーリーも何をしても上手くいかない主人公の少しの成長と成功を描くという典型的な流れで、この手のストーリーは見ていてどうせ最後は上手くいって大団円になるんだろうなと思ってしまう>>続きを読む
小津安二郎らしい『晩春』、『麥秋』のような父と婚期を迎えた娘を描く小津の遺作となった作品。
かつての大家族で過ごしていた時代と、徐々に現代のような核家族化へと変わっていく変遷も感じる。
『晩春』、>>続きを読む
やっぱり加藤泰監督はカッコいい映像を撮る。ストーリー自体は前作までと大差はなく典型的な任侠映画だが、映像がめちゃくちゃカッコいい。一つ一つ重みを感じる。
ショートショートみたいな、世にも奇妙な物語みたいな。アイデアをシンプルに活かした作品。
インスタというかMVというか。
オシャレっぽい映像だけど不思議とかっこいい映像とは全く思えない。
ストーリーもとくに際立つものはない。
久々に大変長く感じた映画だった。特にやっと終わりかと思ってから後>>続きを読む
やっぱり加藤泰の映画はカッコ良い。神戸港の工事のシーンで工事と現場を指揮する鶴田浩二をオーバーラップさせるところ以外は全編にわたってカッコ良い。
冒頭の祭りのシーンやラストの電車のカットなど本当に独特>>続きを読む
長年追い続けた指名手配のテロリストを攻撃できる絶好のチャンス。しかしこのテロリストを爆撃すると、近くにいる民間人の少女にも危険が。撃つべきか、撃たざるべきか。
緊迫感のある軍事的な選択を迫られる様を>>続きを読む
「ふかさくきんじ」の実録ヤクザ映画風コミカルクライムサスペンス。
北大路欣也が主演を務め、梅宮辰夫ら名優が彩る。
「一般の人表出てもらおうか」「なんやお前ら」「いや、一般の人表出ぇ言うて」「なんの一>>続きを読む
矢野竜子a.k.a緋牡丹のお竜 第二作
(言いたいだけ)
本作では藤純子が菅原文太に仁義ある戦いを挑む。
(言いたいだけ その2)
本作のボスキャラの笠松(天津敏)に暴行された「私は汚れたんです」>>続きを読む
素晴らしい。傑作。
総集編みたいな目まぐるしいハイテンポな展開だが、決してストーリーを端折ったような分かり難さはない。
渡世人の漢らしさ、ヤクザの世界の仁義のカッコよさ。頭も切れて腕っ節も立つ、本当>>続きを読む
名作。戦前の信州を舞台としたもの哀しい恋愛映画。
ティーンの男女が、こんなにも村中でいじられ、身内からいじめに遭うってそんな時代だったのね。本家と分家の身分の違いが原因なのか、日本のロミオとジュリエ>>続きを読む
女性大統領候補とスタッフのラブコメ映画。相変わらずシャリーズ・セロンが米倉涼子にしか見えない。
典型的なラブコメだけど、典型的な故に心地よい。ラブコメは典型的なのが良い。
「デートはするの?」と聞か>>続きを読む
幕末の近江屋事件を70年代風の味付けで描くユニークな作品。
「内ゲバ」なんて言葉も出てくるように、70年代の学生運動の影響が透けて背景に見える。
ATG作品らしいアーティスティックな時代劇というのが良>>続きを読む
まさにB級。深夜に観て途中で寝落ちするタイプの映画。
アクションは派手。クオリティも高め。
平凡な夫婦。ハタから見たら幸せそうな美人の奥様。その実、決して悪い人ではないのだが家庭に無関心で鈍い夫との関係性に思い悩む。その上、ビッチな夫の姪が家出してやってきて…。現代にも通ずる女性らしい作品。>>続きを読む
前作よりも映画として完成度が高い。
非合理でめちゃくちゃ非常識だけど根は真面目、みたいないかにもドラマ的なキャラクターが好みかどうか。私はそういうキャラが嫌いなのでイマイチ肌に合わず。それでも映画とし>>続きを読む
スタイリッシュでバイオレンスでちょっとコミカルで。
社会風刺も効いていて、昔の劇画漫画みたいなストーリー。
こういう映画は好き。