skさんの映画レビュー・感想・評価

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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

雲を見下ろす音楽がとても印象的だった。傘をさすシーンの主人公は最初と全く違う人間に見えた

i ai(2022年製作の映画)

3.0

ミュージシャンがつくる映画はなあという偏見のもと鑑賞してみると、作曲後に作詞をしたような、映画の主張を補助するような抽象的なことばが印象的だった。また、赤の傘のスケーター集団の演出は特に印象的だった。>>続きを読む

すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

3.5

サントラが本当に良かった。ダンスもなぜかとても印象に残るシーンだった。

舞台となる多摩ニュータウンは通学途中に通るくらいだったので、実際に行ってみたいと思った

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

2.7

自分が求めていた濱口監督らしさは感じられなかった

PASSION(2008年製作の映画)

3.3

自分の知らない世界で感情移入できずに苦しくなるけど、心地よい苦しさ

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

「汚いけど綺麗な川」は本能に抗うことのできない主人公の理性、障がい者となるがツッコミを忘れず力強く生きる関西人といった、都合の良い幻想を排除した気持ち悪いと感じるほどの剥き出しリアルこそが美しく、至高>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.5

音がなくても十分に堪能できるほど、シュルレアリスムのような独特な世界観。ピンク・フロイドのような劇伴がさらにその世界観を肉付けしていた。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ありそうでなかった作品。エンドロールの撮影の撮影の撮影の視点がシュール

すばらしき世界(2018年製作の映画)

3.2

最後の救いようのない救いのシーンに静かに胸を打たれた

機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-(1998年製作の映画)

2.6

ホシノ・ルリファンへのサービス作品。エヴァとは違い、考察の余地を与えたというよりは放棄していた印象。まあ、そんな緩さがナデシコらしいといえばそう。

七人の侍(1954年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

陽気に畑を耕す百姓と、塚の前に静かに立つ三人の侍。「また負け戦だったな」は、ずる賢く汚い百姓の生き抜く力強さを菊千代を筆頭に思い知らされ感嘆しているのだと感じた

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.6

外国語の語りと祈りに似たサントラ、そしてモノクロの静止画が、ただひたすらに空虚で明るい過去と畏怖の念さえ抱かせるほどの未来という未知数なシーンを絶妙に表現していた

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

サクラコの息子がジュンのお腹に耳を当てる、別れを告げるシーンがピーク。それ以降は子供のままごとにしか感じられなかった。それが人間の醍醐味といえばそれまでだが。歳をとれば分かるんですかね、今のところ分か>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.0

思い描く宇宙人はでてこない、ソラリスは海しか映らないでSF映画っぽくなくて斬新だった
ただ、独特の重厚感で途中寝てしまった

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.7

アキラ展に行く前に再鑑賞。
ネオ東京のビル群の独特の迫力は、セル画特有の遠近感によるものが大きいと企画展で実感した

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エヴァ?

「新しい母はいないほうが良いのでは」という使用人に対する応えの裏には、理解者である母へ会えるかもしれないという期待があったのだと思う。

その後、青鷺との関係性の変化を始めとした様々な経験
>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.5

生活感のある部屋、通勤の電車という日常と、グロテスク、エロティックな非日常の目まぐるしい切り替わりが、女優という職を介してシームレスに行われていて、いつのまにか鑑賞側も現実と虚構の区別がつかない混沌の>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.4

今敏らしいシーンの切り替わりの連続に引き込まれた。
パプリカ同様、平沢進の音楽が見事にマッチしていた。

怪物(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

教授目当てで鑑賞したが、邦画独特の重さのある内容で良かった。二人はきっと良い怪物になれたんだろうね

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.2

ファッションなど外面は良かったが、中身は正直前評判からすると期待外れ。ラスト、アンダーワールドだけは良かった

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.3

狂気の一言では片付けられないほどの衝撃。ハリネズミのジレンマのような愛に美しさを感じた。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.9

家に血の雨が降るところがピークだったのが残念
akiraオマージュはシーンを選ばなさすぎで悪目立ちしていた

パプリカ(2006年製作の映画)

4.1

支離滅裂なセリフ、画と平沢進の音楽で夢が見事に再現されていて驚いた

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.7

死期を悟り、儚い復讐より人間に何か残るものとして生を伝えることを選択したのだと思った

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.8

セル画でのリアルな戦闘シーンだけでなく、哲学的な部分まで考察させる奥ゆかしさがあった
雅楽を背景に終始厳かな雰囲気での進行も、海外にウケるひとつの要素なのだろう

RRR(2022年製作の映画)

3.8

インド映画はなんの脈絡もなくダンスをぶっこむB級映画という偏見があったけれども、ダンスが主役になることはなく良い塩梅で映画をひきたたせていた。
王道のシナリオパターンだけれども、エキゾチックでパワフル
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アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

3.6

人から音楽を譲り受けるという、自分だけのストーリーを音楽に付加することができることがいかに魅力的なことか。

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.5

これが学生の作品とは思えない完成度に驚き。このころからアングルやクラシックのチョイスなど、今に通ずるところがあると感じた

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.3

音楽、服装等、異星人の世界観の構築がキューブリックの時計仕掛けのオレンジを彷彿させた

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