引きのショットの広さ、正面からのショット、間の使い方、緩急。質でゴリ押すこの年代らしからぬスマートな感覚。
苦しい
人間は本当に俗悪で美しさを軽々と手放すクズだ
愛ほど美しいものはないのに
死ねば平穏
マレーネ!
大傑作。凄過ぎ。激早バイクをパンショットで捉えたりズーム使ったり、言い尽くせぬ豊かさ。荒れる海と荒れる女心。最後の顔が全て。
凄い。なんという緊張感。
気品に満ちている。
マレーネ・ディートリッヒの顔。
決意を持って歩き去る背中に着いて行くカメラ。人生は不可逆的選択の連続。
雄弁なショットの数々がガツンガツン早く並べられてる。分厚い。後ろを牛が流れている。
早い。ドラマもぶっ飛ばしてて笑った。電話が良い。喋りまくり、画面を出入りしまくり、扉を開けたり閉めたりしまくる。どっちと結婚しても絶対ダメ。
このレビューはネタバレを含みます
テレビアニメ的なアニメーションと語りをフリにした第3セットが圧巻。『スラムダンク』『茄子 アンダルシアの夏』に匹敵している。
学生が本気でやるスポーツは特別。その後の人生が全部余韻になるぐらいには特別>>続きを読む
人は人と関わる時にのみ存在する。そうではない時、人は存在しているが存在していないゴーストのようなもの。あらゆる存在は曖昧に揺蕩っている。だから街は「ゴーストの楽園」と言える。しかし人は確かに存在してい>>続きを読む
良過ぎる
本当に動物好きな人って動物園行くとかわいそうが勝つ。そういう人達が飼育員になるから彼らにどこか哀愁を感じる。
ひつじのショーンの自由さは祈り。
やりきれない悲しい。
「大人は判ってくれない」のラストと同じだ。
「お引っ越し」的な通過儀礼とも取れるけど、「お引っ越し」の主人公が校庭から真っ直ぐ走り抜けていくのに対して、あみ子は校庭をぐるぐる回る>>続きを読む
素晴らしかった。映画が物語ではないことを自覚し、出来事の連なり、ショットとリズムで映画を作っている。原作の持つ小説的展開も1つの出来事として並べられエンタメ性を失い、代わりにリアリティを得ている。ゆっ>>続きを読む
全部素晴らしい
“ちいさな英雄”を描くということにおいて、「サムライエッグ」が頭抜けて良い
ポノック全然やれるやん、という気持ち
大傑作。凄い。感動した。
絶え間ない運動と速度で終始豊か。
アレルギーで撮るということ。
自然界のシビアさそのままにカニだけ擬人化。かわいそうが勝つ。
水の中から見上げる絵、陸に上がった2人の後ろの水の浮き上がったリアリティ、捕食者としての魚のおぞましさ、青サギ!が良かった。
語れないものを持ったまま進んでいく
人間関係が真剣味を欠き続ける
見てるこっちも苦しくなってくる
男の女の嫌な会話のリアリティが凄い
男の自己正当化論理のキモさが映ってる
身に覚えあってウッてなる>>続きを読む
隣のおじさん泣いてた
ベタも実験もやる独特な幅と深さ
異国で撮ることと後期ヴェンダースの感覚がぴったりハマってる
画面が空虚。ショット間には無しか存在しないことを自覚した編集。プロットさえあればよい。意味は枯れたり氾濫したりしてナンボ。
原始的な映画。蓮實重彦が小津に見た映画の限界と同じか。
オールタイムベスト級
遊び心のあるカメラ(ジャン・ヴィゴみたい)とリズム感
主人公に畳掛かる不幸に広がりがあってパリの街と人々が写ってる。その広がりが速い。ワンカット内でカメラ楽しく動かしてそのまま広>>続きを読む