ラストの音楽「jump in the line」のシーンが最高すぎた。楽しさ、楽しみ方全部詰まってる。
この短時間で男女間の絶妙なところを描くのうますぎ。ロメール節が効きまくってる映画。
やっぱりデルトロの監督演出力には脱帽させられる。クリーチャーのダークな部分が潜んでるかのような造形、見せ方、それでいてクリーチャー愛を凄く感じる。シナリオ、セリフ共にやばくて、ラストは少し泣いた。
階級や格差への偏見が強く、見てる時に世の中の良し悪しを押し付けられるかのような気持ちになった。あとシェフの動機があまりしっくり来なかった部分はあるけど、監督の偏見の強さからかそういう人物を負けじと描く>>続きを読む
ミュージカル好きになる。感情や考えを歌と動きにのせて伝えるのってやっぱり伝わり方の熱量が違う。
果てしなく良い。人物それぞれが見てる世界とその行き違い、同じものでも捉え方が違う様が丁寧に描かれていた。格差社会を否定的に捉えて、これは間違っていると説教をするような映画は好きじゃないけど、この映画は>>続きを読む
この人の価値観はこう、基準はこう、大事にしてることはこれ、年齢に対する考えetc…本当にいろんな価値観の上で人間関係は歪に成り立ってるんだなと思う。そしてそれが汚くも綺麗だと思わせてくれる。
色々な偶然と行き違い、人が生きて交差してる。ただ、こんな世の中のこういう部分なるべく関わりたくない、傍観したいとは思うけど。でも面白い。そしてやっぱりラストは完璧すぎる、、最高でしょ。