ラストの音楽「jump in the line」のシーンが最高すぎた。楽しさ、楽しみ方全部詰まってる。
この短時間で男女間の絶妙なところを描いている。ロメールの爽やかに描くスタイルはあまり好きではないが。あと、その気持ちの奥底を観れないのもロメールがあまり刺さらないところ。
やっぱりデルトロの監督演出力には脱帽させられる。クリーチャーのダークな部分が潜んでるかのような造形、見せ方、それでいてクリーチャー愛を凄く感じる。シナリオ、セリフ共にやばくて、ラストは少し泣いた。
階級や格差への偏見が強く、見てる時に世の中の良し悪しを押し付けられるかのような気持ちになった。あとシェフの動機があまりしっくり来なかった部分はあるけど、監督の偏見の強さからかそういう人物を負けじと描く>>続きを読む