Rinkaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.5

小学生ながらに衝撃をうけた90年代のファンタジー。

近づけば近づいた分相手を傷つけてしまう。
愛する人に触れられない。
純粋で真っ直ぐなエドワードとキムの生涯。愛とは、必ずしも添い遂げるものではな
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.6

「夜、眠る前、朝、目を開く瞬間、気づけば、雨を祈っている」

文学が好きな私にとって、言葉に惹かれました。表現の仕方がずっと安定して素敵な感じよかったなあ。
雨の音と、透き通った緑と、太陽の光が印象
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

5.0

文句なし!!あと2回は観たい!!
序盤で号泣。鳥肌止まんなくて、あーーマーメイドって本当にいるんだろうなって心から思えたし、アリエルの好奇心とか芯の強さに心打たれまくった、、😭😭😭
幼少期はアリエルに
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

映画にハマった原点で頂点の作品。
何回見ても毎回泣いてしまう。
水面に映る沈んでいくタイタニックの光が、綺麗すぎて、人間の小ささとやるせなさを覚えます。悲鳴の背景で打ち上がる花火と、楽器隊の鳴らす音も
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.3

鑑賞後は暫くぼーーっとして浸っていました。
すごいノスタルジックな気分になって、Rod StewartのSailingをリピート再生🔁

愛したら満たされると思ってた。
でもどんなに愛しても足りなく
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.5

「タイムトラベル」っていう設定の時点で先入観いだきまくってしまったけど、大丈夫だった!笑
SF映画がほんーとに苦手な私でもみれました!
コテコテのシーン少ないし、この作品はSFの世界観より家族愛にフォ
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.7

生まれつき盲目のレオが見ている世界。
耳に入る振動。光の温度。匂いに包まれる感覚。
レオにはあの映画がどんな風に映っているんだろう、と思ってしまう。

過保護な母親に過保護な祖母。
恵まれているのか
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.9

「一人一人やってきた星はバラバラなんだから、分かり合えないのは当たり前なんだよ」

大好きな今泉力哉監督の作品。
何気ない一瞬も、誰かの何かの瞬間なんだ、と感じるような空気感。
みんな孤独で、みんな
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.7

9.11のテロで父親を失くし、父が残したメッセージを探しに出るオスカーの物語。

“I could feel my eight minutes with him....were running ou
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

「ここは違う惑星?」

7年間監禁された母と息子。
「世界」を知らないジャックのために、命をかけて脱出を図る親子の物語。

部屋で育ち、「世界」を知らないジャックに真実を伝える難しさと苦しさ。
5
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.4

仕事との向き合い方を教えてくれる作品。
仕事とプライベート。天秤にかけられないようで、かけなければならない時もあるんだなあ。学びでした。

人を蹴落としてでも、自分のために決断し這い上がるミランダ。
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フォエバー・フレンズ(1988年製作の映画)

3.6

幼少期から大人になるにつれて変わっていく人間性や価値観。
何度も何度もぶつかっては離れ、その度に大切さに気づき合う2人。自分にないものを持っている相手にお互いが嫉妬しているところがリアルだったなあ。
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.9

人工知能型OSと恋をするセオドアの物語。
非現実的のようで、近未来を描写しているかのようなストーリー。
AI側にも感情が芽生え、一方的なアクションでないところがすごくリアルで少し怖かった。

恋人や
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.4

バズのバックグラウンドストーリー
ヒーロー的存在のバズにも過去にはこんな一面があったんだ〜思った。
きっとこれを見る子どもたちにも伝わるように敢えて「過程」の部分を多く見せてるんだろうな。
なんだかや
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

「このライブを一生覚えていよう」

撃たれました。
一人ひとりの人生と想いが描写されていくのがめーちゃくちゃ良くて、3人とも大好きになってしまいました。
漫画は読んだことなく、初見でしたが大号泣。
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セッション(2014年製作の映画)

3.8

名門音大の鬼教師と天才ドラマーの物語。
音楽に触れてる時間とそれ以外の時間で人柄が変わるのがとーってもサイコパス感満載でした。だけど、これがプロなんだろうなあ、、、
それはアウトだろ〜と突っ込みたくな
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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

職も失い、家族からも見放された90歳のおじいちゃんが受け入れた仕事は麻薬の運び屋。
経験が物を言うじゃないけど、やっぱり年配の方の意見は正しいような気がするし、そのケースが多い。
だけどこの作品は、一
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.7

海外の方目線で描かれた東京。
冷たくて、薄っぺらい「普通」にまみれた日本。汚いけど、美しい街。
あーそうか。これがリアルなんだ。
恥の文化ですもの。日本人が海外で受けるカルチャーショックとは比にならな
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43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

3.1

期待しすぎたか...不服の結末!笑
というかこれは純愛とは言えんし、良くないでしょ〜〜と思ってしまう。
クロードと孫の2人だけの秘密の会話シーンは癒されたけど、義理息子のクズ加減に笑った
設定から入り
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

海外版万引き家族と言われてるベイビーブローカー、万引き家族より先に鑑賞👀
率直な感想としては「万引き家族早く見たい」

人工中絶が選択肢に入っていることが通常になってしまっていて、育てられる自信がな
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.7

友人に誘われたセミナー中に「Yes」以外の解答をしない誓約を立てさせられるカール。
共感できなかったり、納得できないことに対してあえて「yes」ということ。以外と全て対人間で、相手との関係構築に成功す
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.3

世界に勇気と感動を与えた姉妹の実話。
1942年、黒人に対する差別や暴力が日常に溶け込むルイジアナで育ったリチャード。
白人至上主義、父親の裏切りといったトラウマから、娘たちを守る気持ちは揺らぐことな
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

犯人だれか推理しながら見ていくことに集中して恐怖と胸糞悪さを精一杯気にしないようにした、、、!
ストーリーはめちゃくちゃ面白いけど、とにかく酷い気持ち悪い怖い笑
阿部サダヲの演技力と、目の奥が深くて真
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

何歳になっても挑戦願望を行動に移せる人間になりたいと思えたし、年齢関係なく尊敬出来る人に出会った時にリスペクトを伝えられる人間になりたい。
役とはいえロバート・デ・ニーロの紳士さとか、人生経験値の高さ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.1

ロンドン西部のノッティングヒルを舞台に、旅行書店主とハリウッドスターの身分違いの2人の恋を描いた作品。
2人の空間、ロンドンの街でゆったり流れる時間の描写が素敵だった、、、
どんなに世界で知られてるビ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.2

永野芽郁の演技力に拍手👏👏👏
大切な親友を失って、自分においても他人においても、死に対する恐怖がまるで無かった。
世界で一番大切なものを失うってどんな感覚なんだろう。
多分生きてる意味とか、これからの
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.7

気分的にアナザーラウンド系のコメディ観たくて、完全にポスターで選択したThe Hangover
男4人でのラスベガス旅行、初夜から全く記憶がない3人と行方不明になるダグ。
2日後には挙式を控えるダグだ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

親の離婚再婚を理由に、4度も苗字が変わった優子の物語。幼少期と現在が交互に描写されていて、途中で合致する感じ面白い〜!
どんどん親に期待を出来なくなっていってしまうのも当たり前で、田中圭かわいそうなの
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.5

変わる人は変わる。
変われない人は変われない。
小学生って時に残酷で、一生の傷を与えるなあと。成長過程で変われる子とそうじゃない子の人間味的なものがリアルに描写されてた。
日本って人の顔にバツをつけて
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

冒頭から最後まで絵が綺麗で、壮大でした。
流石すぎる新海誠。RADの曲が少ない感じがしたんだけど、最後の透明すぎるカナタハルカ。
洋次郎さんは期待を裏切らない。

地震が題材とされていて、色々考えさ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.7

観るまでに時間がかかってしまった作品。
第二次世界大戦中の外国人俘虜と日本軍の物語。戦争映画はいくつか観てきたけど、外国人捕虜と日本軍人という立場にフォーカスした作品は初めてでした。
もはや上下関係と
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ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)

4.5

初のゲイを公表し市長選挙に挑んだハーヴェイ・ミルク
彼が4年間かけて勝ち取った初のゲイ当選。計り知れない努力と恐怖があったはずに違いない。殺害予告や電話が定期的にある中でも諦めずに、少数派民族が住みや
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ホリデーオンリー: とりあえずボッチ回避法?(2020年製作の映画)

3.6

ホリデーだけを過ごす「ホリデート」として交際を始めるジャクソンとスローン。
街がクリスマスになってきたので、クリスマス映画が観たいと思って選んだこの作品!めちゃくちゃB級だけど、面白いし可愛い!笑
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フィール・ザ・ビート(2020年製作の映画)

3.8

表現者って本当に素敵だけど、そこまでの過程に血が滲むほどの努力と汗と涙が伴わない人は100%いません。踊ることが好きだけじゃ辿り着けない世界で、強者が集結することよりも、プレッシャーとか責任感の方が怖>>続きを読む

出会いと別れと、その間のすべて(2022年製作の映画)

3.7

10ヶ月後に別れを約束して交際を始める2人の物語。
日本の遠距離とアメリカの遠距離では訳が違う。卒業に別れることが決まってるって、私的にはめちゃくちゃ現実味があったから、この設定は全然アリ。

出会い
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

4.4


「君の人生が素晴らしいのも少しつらいよ」

忘れられない過去の大恋愛の相手に再会。
一夜限りのあの日、あの瞬間に戻る二人。
エモい…エモすぎる…

録音していたテープを聴いて、苦手な料理を振る
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