これぞ邦画。淡々としたストーリーで派手さはないが、心に染みる。女優達の演技も心地よい。
フランス料理店の前にインド料理店を始めて最初は仲違いするが徐々に相手を認めていく展開。ありきたりといえばありきたりなストーリーだが、洒落た映画で心地よく鑑賞できた。
映画自体は悪くないのに、隣国が喜びそうな自虐史観がベースにあって非常に残念。
全編を通じて
復讐から宿命。
淡々とストーリーは流れていく中で田舎の映像の美しさ、カーネーションの色鮮やかさは人生の儚さ、運命のいたずら、人間の私欲、憎悪を際立たせる。間違いなく傑作。
終始暗い雰囲気でストーリーが進んで行く。
意味深な描写が特別な説明もなく入れられたり湿地帯が舞台なのもより一層映画をミステリアスにしていく。
最後の万事解決だろのセリフも事件は解決していないように暗示>>続きを読む