終始静かなトーンで、アフガンからデンマークに亡命するまでの壮絶な経験が、若い青年の目線で語られる。「亡命したことで人生を取り戻すことができた。素晴らしいことだ。だから働いて、教育して貢献しなければなら>>続きを読む
ジェラール•フィリップとジャンヌ•モロー、アネット•ヴァデムの3人で画面が美しすぎる。ムードを高める至高の音楽。人間の欲望(登場人物の中で、一途な人は誰もいない)を描くならこれくらいおしゃれじゃないと>>続きを読む
女優の夢に向かって子どもも置いて無責任ながらも踏み出したはずが、流れに任せて娼婦となり、仲間に裏切られて突然の最期。
「全部自分の責任なのよ。」を最後に思い出す。
自分の生き方について考えたから死んで>>続きを読む
「1番綺麗なところを、好きなひとにみてもらいたかったのね。」
自己実現は世間の期待と時代の要請に翻弄されて思わぬ形に現れること。
大戦化で、欧米に対する倒錯した気持ちを抱え、軍が破滅へと突き進んでい>>続きを読む
誰が見てもゴダール。奔放な女性というテーマも、広告などで大量消費的な時代背景を入れ込んでくる感じも、唐突なコラージュで構成されるのも。ところどころシャルロットがこちらを見つめてくるのにドキッとした。