田名瀬偉年さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

トリとロキタ(2022年製作の映画)

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「見て見ぬふりをしてはいけない」というある種の高揚感や痛切を、五感すべてを通し脳内にこれでもかと言うほど流し込んでくる。
決して強制的ではなく、ただ着実と。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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彼の選択はどれも動物的であったと同時に、恐怖さえ感じるほどに美しく人間的だった。

エゴイスト(2023年製作の映画)

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物語の端々にタイトルがチラつき、自身の頭の中と行ったり来たり。

人間はそもそもエゴイズムで始まり、エゴイズムで終わって行くのかもしれない。
ただ、その過程に本当の愛を見た。

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

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中川監督の若い俳優の魅力を引き出す力にいつも感服致します。

『正欲』も楽しみです。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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演奏シーンの挑戦的で個性的な演出、作画、とても好きでした。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

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物語が進めば進む程、タイトルが頭から離れなくなる。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

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素晴らしかった。
どの視点から見ても素晴らしかった。
アニメ特有のギリギリを責めた表現の中に、リアリティがあり、とても好みでした。

非常宣言(2020年製作の映画)

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盛り盛りお腹いっぱい。
韓国映画の新しいステージを体感しました。

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

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「止められない好き」からやって来る好奇心、行動力、発想力、再生力。
いつまでも子どものようにモノづくりをしていたい。

アズーリの夢: ウェンブリーへの道(2021年製作の映画)

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2006年〜2010年のメンバーはコーチ陣にも誰一人おらず(恐らく)、少し寂しい。
次回のW杯では、本戦出場を期待しております。
また観たい!カテナチオ!

ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

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一番強く偏見を抱いているのは、バージン自身だった。
自分のルックスのみで、自分の可能性を決めつけたり、本当に綺麗な所を見落としたりすんなよ、というメッセージを頂きました。

物語を進めるための展開が多
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人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版(2022年製作の映画)

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狂気的な「好き」がある事は羨ましく、度が過ぎると遠ざけたくなる。

「好き」を見つけ継続する事はとても人生が豊かになる、という点は「さかなの子」とも近しいテーマであり、「さかなの子」(ハードVer.)
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小さな時計(2010年製作の映画)

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人間じゃなく、台詞はなく、なのに何を考え、思い、感じ、やりたいのかが伝わってくるって凄い。

店主、店の商品に感謝も無く雑にゴミ箱に捨てるのは寂しい。

紙ひこうき(2012年製作の映画)

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ファンタジーなんだけど、「んなアホな」と思わず、あたたかい。

あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

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なんて素敵な奥さん。

「魔法の雨」という解釈もできるし、「ただ単に、ずっと老いを認めたかったが素直になれなくて、雨にズブ濡れになった事で開き直り大胆な行動に出れた」という解釈もありそう。

最期の祈り(2016年製作の映画)

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生きている中で、人間が進化しすぎた事に、心からうんざりする瞬間がある。
食べる、寝る、やるのみで止まれなかったのかと。
逆もまた然り。

女が階段を上る時(1960年製作の映画)

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性別に関わらず、能力のある者が認められる時代になるようにと願いが込められた応援歌的作品。

劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

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ゼッド博士がどうしても好き。
真っ直ぐすぎるが故に、犯す過ち。
片思いしてる人にストーカーするタイプ。

わさび(2016年製作の映画)

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飛騨高山というロケ地が最高。
なんでこんなにも、どこか懐かしいのだろう。