とまとさんの映画レビュー・感想・評価

とまと

とまと

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.0

リメイク予定と知ったので!バットマンの顔でジョーカー未満の所業をしまくるクリスチャンベイル、全裸血まみれチェーンソーに白スニーカー?!流石に面白いって
箔押し…?!なん…だと…?!の名刺バトルが小学生
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.9

轟くエンジンの爆音、高精細に映し出される映像世界、逆に無音の寂寥感も。3時間、私はマジで宇宙にいた。。グランドシネマよ、最高最大レベルのIMAXをありがとう。最大すぎて少し酔った
てかノーランって宇宙
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.3

とにかく不穏な雰囲気作りに長けてるランティモス。。ずーっと不協和音で不安。一見キテレツ素っ頓狂な話だけど時間が経つと愛の話か、と変な味が染み出てくる。
動物に変えるまではいかなくともおかしな政策を打つ
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

4.0

完全版お初、長かった
思い出って遠ざかれば遠ざかるほど美しく見えるのかしらね
しかしまあ、映画を観る人の顔って、光に照らされて目が輝いていて、綺麗だなと思った。

喪う(2023年製作の映画)

4.4

面倒くさい現実的な題材ですごい境地に連れて行かれた。気軽に観てたのに終盤の演出は号泣。。序盤に抱く彼女たちへの先入観が、感情が変化していく。演技がお見事すぎる。家族といえど他人だけど家族なのよな

イル・ポスティーノ 4K デジタル・リマスター版(1994年製作の映画)

4.0

郷愁的な音楽が染み渡り、心が潤った。尊敬する人がそばで言ってくれた言葉。そのとき感じた情感や、それを反芻した場所の風の感触や波の音。ことばの力を、この映画は信じている。ヴァイオレットエヴァーガーデンを>>続きを読む

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.8

自分も海外一人旅帰りだもんでこれを機に。まるで聞く小説のようと思っていたらそれもそのはず、松浦弥太郎さんが監督。他作品にも共通する、詩的な語り口。気ままに過ごす時間の中で自分を取り戻す感覚にとても共感>>続きを読む

バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.2

ジムキャリー笑笑 楽しそうでいいねという気持ち。彼が出ると独壇場スタンドアップコメディになるね

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.0

ティムバートンの映画ってクリスマスの夜がめちゃくちゃ似合う〜ゴシックダークな美術も相まってエンタメとして楽しめる。他作品のヒリヒリ感は無いけどこれはこれで良い。ペンギン達は本物で、VIP待遇のもと総出>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

名探偵バットマン!サスペンス映画にバットマンも参加しているって感じだね。極限に暗いけど色々な黒が見れて、これはこれでシックで好きかも。「黒って300色あんねん」のやつを思い出した笑

バットマン(1989年製作の映画)

3.8

ケーキの上で踊りまくるジョーカーあまりにもお茶目、あんなん愛してしまう。。顔怖いけど。でっかいラジカセ持ったBGM係の悪人とか最高。あとお洒落さんね。何回衣装替えしたか数えればよかった。顔怖いけど。>>続きを読む

ポテチ(2012年製作の映画)

1.9

原作伊坂幸太郎なんだ、なぜポテチ?あー、あの時のあれで、ポテチか。完

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.8

哀愁と煙草の煙が濃いねと思っていたらラストの佐々木コールが刺さりまくって度肝抜かれた、なんなんだ!佐々木!!

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.0

何か起きそう…何かが、起き、そう……!!起き…!ないんかーーい。帽子おそろいで可愛いね。

白鳥(2023年製作の映画)

3.0

ウェスアンダーソンは短編の方が好きかもと思ったけどこれは何回観ようとしても真っ白の場面で意識飛ぶ
良質な睡眠が得られます

(2023年製作の映画)

3.0

コミカルな緊張感 個人的に、ウェスアンダーソンは短編の方が冗長にならなくて好きかもと思った

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.0

なんっじゃこれー自意識過剰キツいよやめてーって感じだったけどよく考えたらおじさんと少年のガチ恋愛対決って初めて見た気がする。
ウェスアンダーソンすぎない画と色使い、でもBGM随所で要素を感じた🥚

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

2.5

題名好きかも まずお客さまにご説明〜のくだりが日本の接客業感すごい 女の子の声が気になって仕方なかった…

RENT/レント(2005年製作の映画)

4.0

やっぱticktickboomの方思い出すとかなり胸熱だなあ。seasons of love を季節じゃなくて愛が巡る、は良訳だと思います

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.8

BRAVO👏👏でしかないですもう
アンディの不屈の忍耐力。。自分は何事にも見切りをつけるのが、諦めるのが早い質なのであんな救いの無い状況で希望を持ち続けて生きられない〜

リトル・ダンサー デジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.8

お父さんーー泣
昔観た時は感じなかった父の痛みをより多く感じるようになった、炭鉱ストライキの背景を知るとより一層。鑑賞後の多幸感で踊りたくなっちゃう。GO BILLY!

エストニアの聖なるカンフーマスター(2023年製作の映画)

2.8

開始3秒でイカれてると確信(賛辞
まてこれはアート映画か?と錯覚する瞬間もあり悔しいw エストニア経験あるし分かるかもと期待してたけど甘かった、黒パンと旧ソ連の建物群以外全て分かりませんでした

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

4.0

顔芸に始まり延々と無敵モードが続いて顔芸で終わる、笑いすぎて腹よじれたww音楽も踊りもないのにミュージカルかとおもった天才すぎ

メトロポリス(2001年製作の映画)

4.8

ヌルヌルと手塚キャラが動く超作画。サックスの効いたジャズっぽい音楽とセピア色の世界観が上品。。本当、超作画。野暮な事を言うとAKIRAの冒頭20分を全然凌いでる。なんでこれはそんなに有名じゃないのよ?>>続きを読む

AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

4.0

この不思議な中毒性は何なのだろう
疑いもなくカルトムービー
原作が本棚に並ぶ家で育ったこと、かなり感謝です
夜に映画館で見たら脳が覚醒してカラフルでキモい悪夢を見たので-1

ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

2.0

ゆるふわにもシリアスにも振り切らないままうっすら死の雰囲気が漂っているのが苦手で、少し気持ち悪くなった。。

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.5

見ていられないくらい眩しかったのは、溢れんばかりの光のせいか、3人の尊さか。
気持ちを伝えることに臆病な人間が躓きながらも滑り出す姿とスケートという競技が重なり、胸を打つ。
それぞれの感情の機微を言葉
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

4.7

あーんやっぱり大好きだ〜ノラジョーンズの曲が良い。WKWデビュー作からはるばる旅してきて、締めくくりのロードムービー。自分の心を立て直す旅の最中でしか見えないことは絶対にある。失恋して適当に寝たりする>>続きを読む

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

3.0

手、、、、手!!!60分でも長過ぎるくらい特濃の超濃厚な、手。。
繊細そうなチャイナドレス、そんなにアイロンかけまくったらよれちゃうよ

2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

3.0

花様年華に誘われ、恋する惑星を思い出し欲望の翼に引き戻されて、また花様年華に巻き戻る。2046に向かうまとめということかしら。
急にキムタクの長語り始まっておもろい。

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.0

花の様な、時代、時間、年齢。
目を惹くチャイナ服コレクション!綺麗な服とハイヒールで屋台テイクアウトは痺れる。あの時代の香港にワープして着てみたいなあ オーロラみたいに紫と赤っぽいのと緑チェックの一着
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

・無数の戦争によって合成され支えられてきた血塗れの経済的繁栄
・モニターの向こうに戦争を押し込めここが戦線の単なる後方にしか過ぎないことを忘れる
・正当な対価をよその国の戦争で支払いそのことから目を逸
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.7

なんでこの年代のアニメってこんなにかっこいいんだ。公開年度を考えるとあまりにも先鋭的すぎるよ、押井守さん
とにかく劇伴がよい シンプルにかっこいいものに惹かれてしまうねえ

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.5

うわーーー誰&何?!?だったずっと
かわいそうすぎて笑っちゃった

スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

2.5

押井守作品はどれも好きなわけではないという発見。攻殻くらい台詞ぎゅうぎゅう詰めの切迫感と「動」がある方が個人的に好き。全体的に「静」で人物ものっぺりしてて原作読まないと娯楽性が分からないかも