とらさんの映画レビュー・感想・評価

とら

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ラブ・イン・ザ・ビッグシティ(2024年製作の映画)

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この表現自体が手垢に塗れていると思いつつも述べれば、割とずっと「携帯小説」かのような展開が続いていく。

韓国のSNS事情はわからないが、日本においてLINEが普及したのは東日本大震災後だという。
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リロ&スティッチ(2025年製作の映画)

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アニメ版はこないだ金ローで初見

キャラクターの出し入れはありつつも、大枠のストーリーに変更はない
ただ、より「家族の物語」となっている

元々が素晴らしい汎用性の高い物語ではないだけあって、焼き直し
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片思い世界(2025年製作の映画)

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『firstkiss』が坂元裕二による坂元裕二だとしたら、『片思い世界』こそが正統なる坂元作品だ

僕たちを、知らない地平に連れて行ってくれる


何を書いてもネタバレになりかねないのだが、『firs
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

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モノマネも上手なんだね、シャラメくんは。

最初、お、ちょっと似せてきてるなから作中で歳をとるにつれて「ザ」になっていく。

世代ではないのでボブ・ディランは詳しくないが、偉大であるのは知っているし、
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

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小粒な作品ではあるが、暴言の応酬やアクシデントなどがクスクス笑える佳作

激しい腰つきしか快感でしかないと思い込んでいる(自愛が足りない)青年とセックスワーカー(エロティックダンサー?)との、恋と呼ぶ
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アーリーマン〜ダグと仲間のキックオフ!〜(2018年製作の映画)

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2025年 11本目

クレイアニメはやっぱり実物としてのテクスチャーがあって、ふとしときの実写感がなんだか良いね

お話も綺麗にまとまっている

海外サッカー詳しくないので、なんか裏笑い的なのは気づ
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

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#2025 10本目
松たか子かわいい映画
そして、坂元裕二をやらせると坂元裕二が1番うまい、という感じ
ドラマの坂元裕二が好きで、どうしても映画の坂元裕二はなんか乗り切れず、また直近のネトフリのクレ
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

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#2025 9本目
ストップモーションアニメはすごいんだが、
アクションシーンが多すぎでは、、?
そして、さすがにそれはら無理があるのでは、、というのも。

ルックバック(2024年製作の映画)

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2025 8本目

公開時に原作読んだもののあらすじ程度しか覚えていないため、ほぼ未読状態

原作が京アニの放火事件をモチーフにしているのは明白で、よく描いたなという恐れのようなものが正直な感想
なか
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映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

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#2025 7本目

なんでナナコねえさんがしんちゃんの家でご飯を食べる約束を簡単にしてしまうのかがずっと理解できないままだった

まあ瑣末なことは置いておいて今作はコロナ禍で公開が延期されたわけだが
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劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段(2011年製作の映画)

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#2025 6本目
キャラがしっかり立っていて良いね
冒頭から物語が始まるまでが短く、本編もぎゅっと濃縮
さすがです

子供の頃見ていたときに保険医というキャラ設定あったかしら、、うろ覚えですが、2年
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

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#2025 5本目
かー、素晴らしき素晴らしき
ハウルとソフィーの空中浮遊、階段を駆け上がるマルクル、たわむ荒地の魔女。
動く快感に満ちている

ストーリーを一言で述べるならば、
自信をなくしたソフィ
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ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

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#2024 4本目

よいね。
慎重に取り出される陶器製の作品は猫や子供ら、悪意のある人や言ってしまえば「物語」そのものから常に壊される可能性に晒されている。その、サスペンス感

それをそうたらしめて
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

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#2025 3本目
サリーホーキンスがやっぱりたまらない。
特に終盤の走り出すところや、ふとした拍子の格好良さ。
そして時折ふっと挿入されるイギリス、スコットランドの風景もまた良き。行きたくなるね。
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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#2025 2本目
これは何を見せたいのだろう
プロットを読まされていることとどう違うのだろう
音楽も正直聞き覚えがあるばかり
世界線によって季節が異なるというのに使えているのは雪だけ

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

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#2025 1本目

すっかり1作目目は覚えていないが、特に繋がりはなさそうなので問題はないだろう

結局冒頭の埼玉の埼玉の電車がSLだったり、行田のタワーを馬鹿にしたりと、埼玉ディスが面白い

第三
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

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友達だけど手を繋いでいるのか、やっぱり恋人なのかわからなかったけど、まあ友達か恋人かってカテゴリがおかしくて、隣にいたい人ということでいいのだろう

元鞘に戻ったら戻ったで別に幸せなんだ
(とくに彼ら
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

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映画好きが好きっていいそうな青春映画

色々映画が出てくるが比べてしまうのはレディーバード
そしてレディバード とくらべると、、ううん?である。正直。

主人公は映画好きで、高校の思い出ビデオの監督を
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ラストマイル(2024年製作の映画)

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正直、すごく評価が難しいんだ
アンナチュラル大好きで、MIU404大好きで、野木さんすげーっと思ってて、映画も面白いよ!法医学、警察絡めながら今回の満島ひかりや岡田将生を立たせるのすごい脚本力だよ
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

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デッドプールは世界を救わなくていいのでは?

マーベルシリーズをあまり深く追っていない(ロキのドラマも見ていない)ので、元ネタは詳しくは分からず。ディズニー移行へのメタなギャグやマルチバースは失敗なん
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

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正直、完成度は1の方が高いかなと、、
特に1であったヨロコビが一緒にスケートを踊るような、見るべきシーンがなかったように思う

ただ、パニックの描写などは、注意喚起が必要では?というくらいのリアリティ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

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007パクリのオープンニング笑った
あれマジで意味わからないもんね

あとは赤ちゃん足

デッドプール(2016年製作の映画)

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本編の開始までに1時間近くかかってびっくりしたけど、思いの外面白かった。
ヒーロー着地笑った

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

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うーん、1作目の原作再現度の高さ(だけではなく、中国の広大さと映画的スケールとのフィット感などもあるけど)はもう所与のものとして、進んでいる中で、あえて映画化する意味とは??と問い直すと果たして何が残>>続きを読む

フェラーリ(2023年製作の映画)

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映画としての出来が良いわけではないだろう
風光明媚なイタリアの観光映画の趣きすらある。けれどそこに横たわるストーリーの重さたるや。。

レースが、人生に重ね合わされる。
跡取りはひとりじゃ足りない。そ
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関心領域(2023年製作の映画)

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隣でアウシュビッツの収容所があるのに、平穏な暮らしが続いている。という設定のそれ以上でも以下でもない。
そういうものだろう、人間は。

ところでそうしたものを支えているのは効率化を目指す労働である。
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蛇の道(1998年製作の映画)

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素晴らしいねぇ、特に前半部の工場でのシーンか画面構成が冴え渡っている
終始繰り返される、フレームインフレームは安定と、内奥での不安定とを常に漂わせる。

香川照之は情けない役がお似合いだ

違国日記(2023年製作の映画)

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原作を知っていたから、その再現度やどう話を切り詰め、どこを使うのかとかに気を取られてしまった。この映画を、そうした先入観なく観れる人を羨ましく思う。

物語の主題は「エコー」だ
それは鳴り響く、たとえ
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

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前作のようなヒャッハー感はないが、物語としてはこちらのほうがちゃんとしている。
前作をほぼ覚えていなかったせいで、ずっとディメンタスを若き日のイモータン・ジョーかと勘違いしており、イモータン・ジョーが
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

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ん?
まあ特にミステリーでもなく、謎解きでもなく、やってそう・顔に書いてあると小南の悪事を暴く

橋爪さんと柄本さんは流石
手の抜き具合が逆に良い

そして秋田出身ではない役のギバちゃん

それにして
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野球部に花束を(2022年製作の映画)

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醍醐虎太郎くん目当て
こんなに顔、岸井ゆきのみたいだったけか

内容はコンプラギリアウト
(特に慶應ボーイが甲子園優勝した今となっては、、感もある)

吉村先輩が笑える

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

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昔に見たことがあって、読んだ本で触れられていて思いだして再見
(あとでわかったがそれは「海を飛ぶ夢」だった)
こんなにPOVショットだらけだったけか

はなしかけないでただ見てくる人間たち(大体は奥に
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パージ(2013年製作の映画)

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まあ想像通りの展開ではある

一年に一回、殺人が許される日
その設定でできることはいろいろあるだろうが、映画としてはあくまでも自宅襲撃もの。

例えば防犯設備をもちっと使えないかとか、色々もったいない
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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前半うとうと、、

夕焼けのショットは車中での会話、マッチングアプリの通知のきっかけ、など上手いなあと言わざるを得ない。
そしてあのコンサル像の解像度の高さよ。

自然への憧れ的なものを(そもそもミニ
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