とらさんの映画レビュー・感想・評価

とら

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キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

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うーん、1作目の原作再現度の高さ(だけではなく、中国の広大さと映画的スケールとのフィット感などもあるけど)はもう所与のものとして、進んでいる中で、あえて映画化する意味とは??と問い直すと果たして何が残>>続きを読む

フェラーリ(2023年製作の映画)

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映画としての出来が良いわけではないだろう
風光明媚なイタリアの観光映画の趣きすらある。けれどそこに横たわるストーリーの重さたるや。。

レースが、人生に重ね合わされる。
跡取りはひとりじゃ足りない。そ
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関心領域(2023年製作の映画)

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隣でアウシュビッツの収容所があるのに、平穏な暮らしが続いている。という設定のそれ以上でも以下でもない。
そういうものだろう、人間は。

ところでそうしたものを支えているのは効率化を目指す労働である。
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蛇の道(1998年製作の映画)

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素晴らしいねぇ、特に前半部の工場でのシーンか画面構成が冴え渡っている
終始繰り返される、フレームインフレームは安定と、内奥での不安定とを常に漂わせる。

香川照之は情けない役がお似合いだ

違国日記(2023年製作の映画)

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原作を知っていたから、その再現度やどう話を切り詰め、どこを使うのかとかに気を取られてしまった。この映画を、そうした先入観なく観れる人を羨ましく思う。

物語の主題は「エコー」だ
それは鳴り響く、たとえ
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

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前作のようなヒャッハー感はないが、物語としてはこちらのほうがちゃんとしている。
前作をほぼ覚えていなかったせいで、ずっとディメンタスを若き日のイモータン・ジョーかと勘違いしており、イモータン・ジョーが
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

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ん?
まあ特にミステリーでもなく、謎解きでもなく、やってそう・顔に書いてあると小南の悪事を暴く

橋爪さんと柄本さんは流石
手の抜き具合が逆に良い

そして秋田出身ではない役のギバちゃん

それにして
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野球部に花束を(2022年製作の映画)

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醍醐虎太郎くん目当て
こんなに顔、岸井ゆきのみたいだったけか

内容はコンプラギリアウト
(特に慶應ボーイが甲子園優勝した今となっては、、感もある)

吉村先輩が笑える

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

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昔に見たことがあって、読んだ本で触れられていて思いだして再見
(あとでわかったがそれは「海を飛ぶ夢」だった)
こんなにPOVショットだらけだったけか

はなしかけないでただ見てくる人間たち(大体は奥に
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パージ(2013年製作の映画)

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まあ想像通りの展開ではある

一年に一回、殺人が許される日
その設定でできることはいろいろあるだろうが、映画としてはあくまでも自宅襲撃もの。

例えば防犯設備をもちっと使えないかとか、色々もったいない
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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前半うとうと、、

夕焼けのショットは車中での会話、マッチングアプリの通知のきっかけ、など上手いなあと言わざるを得ない。
そしてあのコンサル像の解像度の高さよ。

自然への憧れ的なものを(そもそもミニ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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これ素晴らしいなあ

ガーシートの件あって、綾野剛かぁ、、ってなってたけど逆に良い
俳優さんは、そこも含めての存在になるからいいね。そして綾野剛の顔芸やらのコメディの按配はもちろんだが、「うーん?」的
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シティーハンター(2024年製作の映画)

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元々知らんのよねシティハンター

なので「もっこり」とシリアスパートとの落差が多重人格にしか思えない

あと爆発するときにピコピコする必要あるのだろうか、またあそこまで遠隔爆弾で物語作っていったならラ
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

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ひどいなあ、、
ひどい、、

もうリアリティラインなど何もなくどうハラハラしていいかもわからない。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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なんだかなあ

語られるのは男の気持ちばかり。
主役は男2人。

そして最後、泣く。泣き虫なままの女、という表象。

なんだかなあ

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.4

#2024年度 1本目

SFアクションとかではなく、思ったよりも人間ドラマ。そして普段のノーラン作品では見かけない、アメリカ映画のキャスト陣

映画はスクリプトの主語が「I」で進められているように、
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

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音楽がちとうるさいかなあ
あと、ブラックホールだから、と常に円をモチーフにしているがくどい
エディレッドメインの擬態はすごいと思うが、、

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

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舞台がブルックリン
なので、両親が別居を切り出したあと一瞬差し込まれた街並みは、スパイダーマンバース と同じ!
宗教についてから、料理についてか、もうちょっと深煎りしてよかった

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

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んー!すばらしい

船の突端のショットや、夜の場面、船のヘリを歩くという演出
かぁ才能がある、としか言いようがない。
もちろん煽る演出も素晴らしい。
完成している、すばらしい

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

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古代の音楽から現代までがつながるオープニングはとても良かったし、全体を通してふわっとした色彩で、可愛らしく、愛らしい。

ただストーリーは、、
なんだかスマホゲームのようにひとつずつ新たなステージが現
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

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ヒュー・ジャックマンもミシェルウィリアムズもちょっとおじんとおばん過ぎないかしら
どうやってここから夢を見ろ、とという感じだ。

サーカスの功罪って感じを一応は取り入れているが、罪の方が圧倒的だろう。
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ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)

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アカデミー賞主演男優賞ノミネートが納得のコールマン・ドミンゴの名演

カラーパープルのミスター役も素晴らしかったが、こちらも素晴らしい。
当時の暑さは湿っぽさを感じる。

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

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最後ご本人登場で笑ってしまった。

ラストの裁判所を出て、家族が揃うところで回転扉がくるりと。それが変革を現している。

シーンの繋ぎでのぼかしの多用がちょち気になる。

フェリシティ・ジョーンズは利
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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けっきょくせっくすぅ??
なんか15年くらい古くない?って感じだ。

普通に映画としては面白いし、演技や美術も楽しいが、あくまでテーマでみると、、

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

傑作。
全ての大人に贈りたい
(届くのは松村北斗ファンで、PMSとは関わりがある女性たちだろうが、、そこも含めてウマいのだが)

ライティングが素晴らしい、ああ夜明け前の青い闇だ。そして、事務所のあの
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カラーパープル(2023年製作の映画)

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なんかいちいち音楽(歌唱パートはいいとしてそれ以外の盛り上げの伴奏とか)が壮大で、ライティングも舞台のスポットライトのようで好みではなかったなあ。

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

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映画館で公開、とかでなくてよかった〜

恋愛なのか?事件なのか?
三谷作品なのか?

影のキスの場面しか良いところないのでは、、?

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

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レース映画と見せかけて「故郷」の話であったり、「スパイアクション」であったりする面白さがあったカーズ。普通のレース映画になってしまった。

カーズ2(2011年製作の映画)

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なるほど!こういう話か!
007をアニメでやってみたという感じ、カーアクションってそういうことか!(ちがう

それにしてもぐっさんの吹き替えうますぎ

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

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知らないキャストがめちゃよかった

話としては、、まあよくある。

浮き雲(1996年製作の映画)

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バスの運転席を真正面から捉えたショットが心に残っている。
位置関係的に、ここだろう、という決め決めのショットよりもざっくりと配置された構図が、よい

全額スったときや、レストランが成功したときの、あの
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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松竹映画を見ているような古典的メロドラマ
そこにはなんでこのキャラがそう動くのか、展開がこうなるのかに対する説明が果たされることなく、たまたま出会い、なぜか立ち上がり目配せをする(緊張感のある良い場面
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王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

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何度も繰り返される台本。
そこに変化が生じる。
そりゃそうだろ、ではある。

僕たちにとって嘘と本当はなんなのか。
日常でも僕らは演技をしているわけで、映画やドラマといった劇における「演技」とそれはど
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