いろんなDriveとMy carが交差する
my carの中と外の描き方もドラマチック。
演劇と現実の溶け合い方が 個人的にはパプリカを彷彿させ。
映像もサウンドも素晴らしかった
あと観たタイミング>>続きを読む
バランス良い。
ジメッとした土台だけど、展開は
サラッと軽やか。
クスッと笑える
二重尾行によって実現した「逸脱の回収」
https://note.mu/toshii_tokii/n/neaeb54baf3b9
男同士の友情と、女同士の意地や敬意が描かれて、
結果的に男女ペアが浮き彫りになる描き方。
世界観自体は好きではないハズだけど、面白かった。
積み上げ型のストーリー展開じゃなくて、並列に出して結合する感じ。パラパラ切り替わるようで繋がってるという浮遊感はパプリカとも近いと思った。
ただ 各テーマがベタだったのと各ストーリーの結合が強引な感じ>>続きを読む
いや飯食いながらイントロだけ観るつもりだったんですが、
好きな感じに人間模様が出てきて 感動して観切ってしまった。
サクセスストーリーというか、愛について。
戦争という巨大なテーマを扱いながら、環境や習慣や時代や運 のような"自分の外側"を肯定して生きる という1人のミニマムな姿が描かれていたと思う。好きなはずなんだけど 期待値が高すぎたからか、若干物足り>>続きを読む
この内容がジブリだったらもう少し落ち着いて観れるんだけど、現実である事で見え方が全く変わる。
美しさや正しさは どんな乱暴よりも人を深くえぐる。フィクション級の美しさを淡々と流し込まれたら逃げ場は無く>>続きを読む
近代建築としての窓 と、古典的な窓が向かい合ってストーリーが展開していく。
理想状態が1つ崩れる事で 近代建築ってのは特に不成立に向かっていくようで、不成立の過程に人間模様やユーモアが入り込ませた面白>>続きを読む
007シリーズ素人レベルで観てもよかった。
プラスチックな映像とクラシック音楽使いにキューブリック映画を若干感じつつ
ユーモアやポップな音楽も織り交ぜてテンポよく進む感じには独特性を感じた。
このクオ>>続きを読む
ゴダール作品2作目。完全に虜になった。
上映後に廣瀬純さんという映画批評家が話してくれて、とても面白い視点で余韻をまとめてくれた。
逸脱と主題を対等に置き、その中で生と死すら往き来させる価値観。そ>>続きを読む
レコーディング前日に、モチベーションを上げるために鑑賞。
人間性以上のプレイはできないという事で、モチベーションは簡単に上がらなかった…笑
ただただ姿勢と音色が美しい。
"進化した人類が未来をつくる"という映画終盤の台詞通り、SFの古典(2001年宇宙の旅)を再構築していると思える。
古典のラスト(宇宙の先に胎児が現れる)通りに 50年後に本作が現れたようにも感じる。>>続きを読む
学生に限らず、社会や集団は単焦点では描けないもの だから、
"単焦点(一人のスター)を取り払うこと"による空中分解の波紋
を、断片で組み合わせること によって表現している。のかな。
ゴドーを待ちなが>>続きを読む
事実は複雑で重く、嘘の世界は軽やかで心地よい。
現実は儚い
この映画に美しさを感じれたのもきっと、リアルな映像から展開していって 後半は嘘の世界らしく描き切ったから。
評判通りで残念に感じるくらい、超最高だった。
悪の目的があって登場した訳でなく、人間から生まれて・(攻撃されたから)人間に反撃して・人間に止められるという 完全に受け身な「得体の知れない"悪?"」を>>続きを読む
1つの小さな世界を中心に、2つの視点が交差して物語が展開されていく。
自分以外の存在 をどう見るのか、それで出来事や感情が変わる という話だと思う。
・愛のある眼差しで肯定するのか、
・自分の損>>続きを読む
撮りたい映像・出したい空気をひたすら積み上げて映画って成り立つのかな的な実験
(お笑いコントとして見るなら星が1つ増える)
穏やかで 哀愁があり、映像はひたすら格好良い
原節子さん追悼で 映画館で観ることができました。役の中では追悼する側という、今観るからこその不思議な体験もあり。それでも
描かれてる東京の姿は変わって無>>続きを読む
観た当時の自分を象徴する。
リアルで綺麗、男女 以前に人間の話のように感じた
対等に惹かれ合い、容赦無く終わり それを認めてまた進む。
完全に好み(しかも音楽)の問題だけど
音楽が筋力で人を惹き込むには限界がある。演奏として目指すかたちがわからなかったのでストーリーもわからなかった。
演奏より 指揮者の潔癖な人間性に焦点を当てた方が私>>続きを読む
ミュージカル映画では無い。
音楽が流れるのは 風景の一つであり、シンプルに 美しい。
映像、音楽、発想、業界的な裏ストーリー等々、 映画として満点を取りに行って満点を取ったような作品
意識と肉体、過去と現在、男と女、夢と現実 etc
交わり難い両極を交わらせるために、科学で辻褄をつくって映像で辻褄を超える作品。これで十分に美しいが、
それを手段として「自分(現実)と映画(仮構)」の>>続きを読む