この監督。通常画角の切り取りはイマイチだが編集のリズムでは魅せる。例えば猫の感電シーン。スタッフなのか特撮も素晴らしい。沖への漂流覚悟の自殺行為の際の水平線の何時なのか何処なのか。sfチックな空と人工>>続きを読む
ゲスなクラリネットふき。実は名探偵だったり。ただの狂言まわしかとおもったクリケットずきの凸凹コンビ。まさかのウエスタンヒーローズだったり。この国境のくらく霧ふかい山中での銃撃戦。そのひんやりした雰囲気>>続きを読む
誰もいない森の大樹の倒れた音はどんな音か。それと同じでその芸術に触れた者は皆その芸術家によって殺される。そんな形而上芸術。存在したと言えるだろうか。レザーフェイスはそんな芸術家だ。その芸術品の数々が映>>続きを読む
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夜の駅前ぐらいしかオープン空間があらわれない。あとは地下鉄ホーム。パブ。要人宅と徹底的に閉鎖空間で進む。モンスターアジト。モンスターがレザーフェイスほどの天才美術家ではないのでそんなにゴシック迷宮ダン>>続きを読む
宇宙ステーションのaiが暴走。通信中だった海上観測船のコンピューターに侵入。乗組員を防火装置誤作動で窒息死させ死体にチップを埋め込みゾンビ化するとワイファイ電波で操った。やっぱサイボーグなる存在。不気>>続きを読む
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ゴダールもトリフォーもsfをてがけている。パゾリーニやアントニオーニはどうだろうか。パゾはほぼすべてホラーかって感じだしアントニオーニ砂丘はトンデモsfだ。笑。フェリーニにはフジ隊員ばりの巨大女の登場>>続きを読む
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過去の物語にしてあるのは余りにも戦慄的だからだ。過去の物語に処理しても本作は暗いとか残酷とか言われがちで記憶や記録から追い払いたいとされがち。それ程に戦慄的だ。すべての悲劇の発端は空襲などではない。b>>続きを読む
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新シリーズ猿惑正編三部作の記念すべき第一作。忘れられがちだがこれらがあってこそ猿惑は伝説となったのだ。いかにもなアメリカンニューシネマずたぼろテイスト真夜中のカーボーイのようなヤルセナサの本作。続く征>>続きを読む
猿惑シリーズ。スピンオフが先に来るという妙な構造。悪夢のような偽歴史は後に書き換えられ最悪は回避され正史に戻る。いかにも時代遅れな前作の冷戦下の旧ハリウッドテイストもなくなってモダンな後期三部の正編シ>>続きを読む
まさにゾンビ映画である。顔面の強烈な俳優ばかり集め生き代わり死に代わりさせただけの泥沼ベトナム戦争のような空しい混沌。本作での大友勝利や市岡や新の組長最後の日での菅原文太の顔面崩壊変貌ぶり。それらの特>>続きを読む
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石坂浩二を主演として観ては面白くない。本作は探偵ミステリーではないのだ。あおい輝彦一人二役主演のダークファンタジー。等身大サンダ対ガイラ。元はフランケンシュタインのような正義だった者が細胞分裂。一方は>>続きを読む
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本作はノストラダムスの大予言や世界大戦争と同じく。人間の滅亡を描いた宗教映画である。ジョンヒューストンの天地創造のような3本のオムニバス。前半30分は昼メロか韓国ドラマかはたまたカフカかヒッチコック作>>続きを読む
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正に仁義なき戦いのようなsf集団抗争劇。立て籠った家はまるで都市のように広い。恐怖と謎に満ちた二階。女の独り暮らし。か。そして地下室の地下グループのその唐突な登場など続猿の惑星などは勉強すべき点が。拠>>続きを読む
東映特撮のダークルーツ。仮面ライダーや江戸川乱歩シリーズ明智小五郎への布石。女幹部黒蜥蜴。怪人剥製男いやもしかしたら影のショッカーラスボス的大首領か。秘密基地感も最高。なにより数ある純愛映画の感動名作>>続きを読む