フェアにアンフェアさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

フェアにアンフェア

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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.0

演出に工夫が多いラブストーリー、リアルなところがいい。

主人公にあんまり共感できない、ストーリーがさほど面白くない、セリフにももう一工夫ほしいけど、映像の凝ったところとクロエが良かった。

ただこの
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コスモボール/COSMOBALL(2020年製作の映画)

2.5

どうしても真似に見えてしまうSFアクション。

どこかで見たようなキャラクターに設定に演出で物足りなさというか、本当にこれが作りたいのかちょっと怪しいところもあるけど、エンターテイメントに本腰を入れて
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.0

皮肉に満ちたドラマ。

どういう話か見えてくるにつれて主人公への印象が変わっていくのが面白い。スクエアで囲うとは、外の世界と分断することにつながっていくというお話。

無理のないキャラクターとストーリ
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ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

2.5

それでいいのかサスペンスラブロマンス。

人のことが理解できないのに難解すぎる女と出会ってさらに難解になっていく心情を描いていくのは良いと思うけど、エンタメが不足。

見応えはそれなりにあるんだけど、
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デビルズ・フォース ナチス悪魔兵器を壊滅せよ!(2013年製作の映画)

2.4

いたって普通のダメな映画。ゾンビかと思いきや儀式で悪魔を憑依させた兵士をナチスが作ろうとしている話。

このアプリでアベレージ2.0以下というととんでもなく低いけど、実際はそこまで酷いわけではない。他
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.1

悪徳刑事物からヤクザ映画になった2作目、起こることが多すぎてかなり足速なところはあるけど、見せ場も多くて飽きないところがいい。

演技合戦的な面白さがあって、個人的には中村梅雀が一番、2位が滝藤さんだ
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シャーク・キラー(2015年製作の映画)

2.0

70年代くらいの海洋ロマンアドベンチャーを意識したかのような能天気な映画。

多分死ぬほど金持っててサーフィンしながら作ったかのような弛緩が気になる。

むやみに入るちょっとしたコメディ演出、妙なセリ
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デス・アプリ 死へのカウントダウン(2018年製作の映画)

2.4

死のルール系ホラー。斬新さはないけど地道で真面目。

硬派すぎて、演出は控えめ、会話が丁寧。さらっと見れて悪くないけど、せめてオチはもう少し頑張ってほしい。こういうラストだと設定作っただけに近いし厳密
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ザ・シェフ 悪魔のレシピ(2016年製作の映画)

2.7

スラッシャー映画かと思いきや社会派サスペンス風スラッシャー映画。

人種差別やら倫理やらについてのいたって真面目なストーリーで展開が見えなくてわりと引き込まれる。

脚本はぼちぼち良いんだけど、演出は
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ザ・プロテクター 絶対に渡してはいけない機密情報24時(2019年製作の映画)

2.5

巻き込まれ型コメディアクション。アクションのクオリティは高く、無理がないので見応えは十分。

問題はタイ風のコメディパートでこれが笑えるかどうかで大きく評価は別れるところ。自分は面白いと感じなかった。
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

2.4

ほんと最終盤の掛け合いが恥ずかしい、
邦画ってこんなんばっかとか言われても仕方ないと思う。他人の生きる価値が云々言い出す辺り本気でゴミだな。子供向けアニメの悪役かと。

全てにおいてありきたりかつオリ
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

2.5

何がどう良いのかもう一つわからないが、大量のキャラクターが出てくる辺りがファンに刺さったのだろうか。

バスターコールもなんかもはや普通の障害みたいな感じで、多くの要素を取り込んだ結果そのまま薄まって
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エスパイ(1974年製作の映画)

2.5

斬新であろうエスパー設定が演出しきれないためにグズグズのスパイ映画となったレジェンド作品。

20年くらい見ないといけないなと思っていたが、超雑に鑑賞。

見るべきところが特になく、ネタにもならないの
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ヘル・フライト ‐乗客消失‐(2019年製作の映画)

2.0

主人公たち尻軽フライトアテンダントが微妙に年嵩で、搭乗客も年甲斐を感じさせないいやらしさ全開、せめて若ければサマになるかもしれないが、そういう意味で最初からヘル感はたっぷり。

電気がチカチカして人が
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PROSPECT プロスペクト(2018年製作の映画)

2.5

社会派SFサバイバル映画。

多分、子供の貧困層をテーマにしてる。どんなに時代が進んでも働き手として子供が重宝されるような層は残るみたいなこと。

そうやってみると、未開の地域で危険な作業をろくな装備
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女子学園 悪い遊び(1970年製作の映画)

2.9

とにかくなんか可愛い感じがするズベ公映画の雛形みたいな作品。

誰一人、まともな倫理観がないのでどうしようもない喧嘩をしているようにしか見えず、不良モノの娯楽作とはいえ敗戦で日本が失ったものが垣間見え
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大蜥蜴の怪(1959年製作の映画)

2.9

それなりに観れるモンスター映画。

例えばパニックの要素がないなど当時のモンスター映画の風潮が感じられて楽しい。昔はこうだった。という資料的な意味だけでなく、単純に主人公がいい奴で好感が持てたり、多く
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Xing クロッシング(2018年製作の映画)

2.5

罪についてのミステリー。

ラストまで我慢すればそこそこの満足感はあり、もう一度観てみようかなと思うけれども道中の低調さがそれを固く拒ませる。

東欧の厳しさがこんなところにも現れる。イルカとか肉屋の
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フライトナイト/恐怖の夜(2011年製作の映画)

2.7

旧作よりも綺麗になってしっかりとまとまった分魅力も減った。もうちょいポンコツ感があってもいいと思う。

キャラクターは魅力的だけど、脚本がそこを重視しすぎておりストーリーに雑さがある。主人公の信用され
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ONE PIECE ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年製作の映画)

2.7

ワンピースはもう10年以上見てないくらいのファン。というかファンだったこともある程度。

子供向けにシンプルかつ、わかりやすいストーリーやいろんな動物がいそうなワクワク感など悪くない作品だと思う。
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死霊船 メアリー号の呪い(2019年製作の映画)

2.0

お化け屋敷映画が船に変わっただけで特にアイデアも感じない作品。

出演者が悪くないので鑑賞にストレスはなかったけど、そこいらの面白くない映画よりも面白いと感じる部分はなく、凪のような映画。

せめてモ
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ドリームキャッチャー 呪われた魔除け(2020年製作の映画)

2.4

結構ありがちな子供に悪魔が憑依して〜だけど、脚本は結構凝っていて頑張っている。映像も綺麗。

全員が互いに話をまともに聞かないためにストレスが溜まることや、特に解決しないことなどスッキリしないところが
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.0

質の高い伝記。

こういった映画て描かれる悪役となる人は欲にまみれた無知蒙昧な悪人ではなく。常識に従うある意味で善良な人々で、その意味で常識とは常に大きな勘違いを孕んだもの。

それと戦うための武器の
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

なんか嫌いになってきたスターウォーズシリーズだけど、やはりコンテンツ自体は良いんだなと思い直させてくれた。

最終決戦が大味に過ぎて飽き飽きする気もしたけれど、それも中年だからということにして見て見ぬ
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.2

かなり良くできたモンスターパニック。

エイリアンやリヴァイアサンの影響のまま作られているといえば、そうなんだけど、映像技術が上がった分だけの見所が確保されていて面白い。

キャラクター作りも丁寧で、
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スリープレス それは、眠ると憑いてくる。(2017年製作の映画)

2.4

なにかと惜しいホラー映画。

実際にはシンプルに作られているのに、夢と現実と過去の要素があり、主人公と被害者の家族と昔の被害者が出てくるために、今どこで何が起こっているのか、今は夢なのか現実世界なのか
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

2.7

地道な法廷サスペンス。

中盤の種明かしで結末が決定づけられたりと、やや勧善懲悪的な雰囲気があるのは法廷劇としては物足りない、本来ならもっと恩とか絆が入り込んで複雑化するところだと思う。

材料はそれ
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サイレント・ソルジャー(2019年製作の映画)

2.4

多分スペイン内戦時の混乱を聴力を失った男に託して表現した戦争映画。

コミュニケーションが奪われて無駄に殺生を重ねたりに表現したいことがあり、ラストの荒廃を思わせる雪景色とかこんなに低評価になるほどダ
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ブラッド・ブレイド(2019年製作の映画)

2.5

かなり真面目なゾンビ映画。

しっかりと人間を描いて、パニック開始から描いていたり、安全地帯を丁寧に説明したりと、ありきたりな設定ながら切り口を変えることで鮮度のある話になっていて意識が高い。

最初
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ブルークリスマス(1978年製作の映画)

3.2

これはいいリベラル。

可哀想なやつをとにかく出すんじゃなくて、最初に未知に対する不安感を視聴者に持たせるあたりがセンス抜群。

エンタメ要素が激薄なことと、時代の割にはマシだけどテンポが遅いことがマ
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

1.2

演技なのか演出なのか主演のキャラクターに無理があって飲み込みにくい。単純に気持ち悪い。アニメを実写に直輸入しすぎ、ほぼ全員セリフを自分のものにできていない。表情も多分アニメ(漫画)の真似をしていて変だ>>続きを読む

エリア・オブ・ザ・デッド(2012年製作の映画)

2.5

一度見たことあったけど、メモしてなかった。尻切れとんぼなのは残念だけど低予算の割には見応えは十分ある。最低限このくらいだと助かるのに。

神父が大丈夫なのか気になったり、友達の死をあまり引きずらなかっ
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

2.7

センス溢れる冒険映画。

センスこそあるけど暴走気味で地に足ついていないのと主人公が許容範囲ギリギリのキャラで疲れる。

サメのシーンはまあまあ良い。

人造人間13号(2013年製作の映画)

2.0

まだだいぶマシなゾンビ映画。

登場人物が異様に馬鹿なわけでもなく、設定がむちゃくちゃなわけでもなく、きちんとサスペンスが機能はしている。

ゾンビの造詣もまとも。それでも逃げてたまに銃を撃つだけなの
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十九歳の地図(1979年製作の映画)

3.9

生きていくことの辛さを知るまでの青春映画。勝ちと負けがシビアに全員に襲いかかってくるところが凄い。

地図を作ることの不穏さとやるせなさ、危うさが真に迫っていて素晴らしい。

いたずら電話は今ではかな
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カミュなんて知らない(2005年製作の映画)

2.8

不穏さがまとわりつく居所のなさが刺さる人には刺さるし、だるい人にはだるいし。

ドラマはすごくいいんだけど俳優があんまり良くなくて、ストーリーがあんまり生きてる気がしない。