イチローさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

イチロー

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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.0

前評判ほどは悪くない印象。
自衛隊、官邸、一般人と切り替わり、それぞれの状況を描きたいことは理解できた。
戦争を回避し、できる限りの自衛力を行使することを上手く描けているとは感じた。

序盤の艦隊や艦
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

ピカチュウがかわいい映画。ポケモンを上手く実写化していたと思う。
ストーリーは少々残念。ピカチュウの秘密も早い段階で何となく分かってしまう。
全体を通してミュウツーの能力に頼ったストーリーなので、流石
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バイス(2018年製作の映画)

3.7

かなり高齢とはいえ、存命している人物の映画をここまで風刺して描けるのはアメリカの凄いところかもしれない。
大統領制とアメリカの政治がブラックユーモア満載で描かれる。戦争があとから検証すれば馬鹿げたとも
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

2.5

シンガポールでコナンと怪盗キッドと京極真との組み合わせがメイン。
シンガポールへの入国方法がなかなか現実感ないのはご愛嬌か。謎のキッドとコナンの相棒感の強さがあった。
一応、二転くらいするストーリーな
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

海戦の映画が好きなので贔屓目にはなってしまうが、なかなか良い映画だった。
アメリカとロシアの戦いかと思いきや、そう簡単な話ではない。ロシアのゴタゴタに巻き込まれるアメリカという感じ。
イギリスの製作だ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

人種差別の歴史を知るきっかけに良い映画。
人種差別もそうだが、差別される側から生まれた天才は双方から疎まれ、孤立する。
映画として綺麗にまとまっているし、皆が希望を持てる話であるのは良い。

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

一部復活したTOHOシネマズ日本橋にて。

クリント・イーストウッド作品を多く知っているわけではないけど、「人生の特等席(Trouble with the Curve)」にも近い、人生の曲がり角に来た
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.4

埼玉に対する自虐とジョークが凄いが、それに巻き込まれる千葉もなかなか可哀想だった。
くだらなさすぎて相当に面白い。
出演者も豪華で、作りもしっかりしている。エンディングまで面白い。

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.7

TOHOシネマズ日比谷のIMAX 3Dで。
予告などをみていたころは全く興味が湧かなかったけど、公開が近づいて情報が増えて興味が出てきた感じ。情報に踊らされている人です。

あまり期待していなかったけ
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七つの会議(2018年製作の映画)

2.1

日本橋が営業休止中なので、TOHOシネマズ日比谷で。日本橋はいつになったら再開するのか…。本作では日本橋周辺がロケ地にもなっていたので、日本橋で上映した方が良いですよね。

俳優陣が豪華で見応えがある
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

音楽ものということで、Dolby Atmosで観たかったので、TOHOシネマズ日本橋の予約を取っていたのに、設備の緊急メンテナンスとかいうことで上映中止に。仕方なく日比谷のTOHOシネマズでチケットを>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.8

席数のあるスクリーンなのにほぼ満席で人気の高さが伺われる。
ホテルに潜入捜査することになった刑事とホテルスタッフのやりとりと厄介な宿泊客たちが繰り広げる推理サスペンス。ホテル側の山岸(長澤まさみ)は客
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

2.5

きっとハリーポッターの世界観としては正しいのだろうけど、関係性が複雑で理解するのが難しい。兄弟姉妹も多く、それが謎の一部ではあるものの、誰が誰だっけとなるので精一杯になってしまった。
よくよく考えると
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

サンフランシスコ→成田のANA機内にてタブレットで。
完全にスノーデン側の視点から描かれているので、スノーデンが貫いた意思ということになっている。本当のところは分からないが…。
これだけ見るとNSAな
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

成田→サンフランシスコのANA便の機内で。
家族とは何かを考えさせられる映画。
家族より家族らしく、虐待から救っているなど一見は正しさもたるようにみえるだか、常に手段が間違っている感じ。最後、正しい形
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散り椿(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

木村大作監督作品ということで、映像にも期待していたが、フィルムの良さが出ていたのかはあまり感じられなかった。映画館のせいかもしれないけど。
椿や山など綺麗は綺麗だったが、季節感を出すレベル以上には感じ
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.3

CIAからの視点で描かれたビンラディン暗殺に関する映画。
9.11からとてつもなく長くかかっているし、確信を持って探し出すことの難しさ、そして繰り返されるテロ。
かなり1人の執念で解決に導いたような描
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蠢動 -しゅんどう-(2013年製作の映画)

2.5

藩を守ることに執着する城代、家老たちとそれに振り回される藩士の話。
出身が鳥取県なので因幡が舞台なのは親近感があるなと思ったが、因幡は藩でなく国で藩としては鳥取藩で因幡・伯耆の二国で伯耆にも城代がいる
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

4.7

実写版が良かったのでアニメ版は期待が低かったのだが、ストーリーが良いこともあって、かなり良いという評価になった。
むしろ原作に近いようで、実写版で多くあった現在の場面でのストーリーの矛盾のようなもの、
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

1.5

ストーリーとして破綻している気がする。
変化する正義というのは分かるとして、主人公をキレイに描こうとしすぎなのではないかと感じてしまう。
松重豊の諏訪部のほうがまだ一貫していて筋が通っている。
最後の
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.6

TCXスクリーンでの上映で、画質が気になるかなと思ったが、特に問題には感じなかった。演出上荒れて見えるようにしているところ以外は画質もきれいで、低予算とは思えないし、その予算でもこのレベルの映画にはで>>続きを読む

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.8

最近、この映画の飛行機に乗っていた人のことを聞いたのをキッカケに観ることに。(あとで調べたら最初にWTCに突っ込んだ便らしく、この便ではなかったようだが)
航空管制室やレーダー室など室内でのシーンが多
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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

4.3

ドラマ版からの映画化。初期のドラマを見ていないが、楽しめた。
ドクターヘリで現場に行く医師は危険がつきまとう。救命は想定外なことに対処しないといけないというのがよく分かる。
ストーリーは初期からのメン
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

MX4Dで。予告編の時間がアトラクション感高い。本編は動き控えめ。
前作の続きということで、恐竜が島にいるのは当たり前という設定。いかにして、恐竜を保護するのかというのが焦点に。
なかなかその設定を受
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.0

過信や不信からゴタゴタしていくジェダイ評議会と共和国。ジェダイなら上手くやってくれよとも思うが、そこがシスの上手いところなのか。
エピソード4へとつなげているところは感動すべきなのか、無理やりだろと感
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さまよう刃(2009年製作の映画)

2.8

少年犯罪とそれを私的に罰しようとする被害者家族の話。被害者家族に同情し、助けようとする人、その中には刑事も。
一見、無感情のように職務をこなす先輩だが、それも経験から必要としているものと捉えている様子
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

藤沢周平のシリーズが好きなので贔屓目に。
冴えない主人公が実は剣の使い手と知れて藩の事件に巻き込まれていく話。そこに、幼馴染と一緒になれるかどうかという流れも入ってくる。
剣は小太刀の使い手で、刀は貧
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.2

ドンパチやるアクション映画としては優秀かもしれない。
異常に警備が緩いイギリスと異常に頑丈なアメリカ大統領とその警護。
ストーリーの背景にある世界的な問題は分かるが、そんな大規模なテロが実行できるなら
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金融腐蝕列島 〔呪縛〕(1999年製作の映画)

3.0

総会屋や不正融資などで腐敗していく銀行をなんとかして正そうとする中堅たちのストーリー。
銀行に幻滅している現在だと、登場人物たちが何のために頑張っているのだろうかと寂しくなる。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

ANAの機内で。
地方紙レベルで家族経営なワシントンポスト紙の奮闘を描いた作品。
ニューヨークタイムズが圧力に屈しそうになるところを、ワシントンポストも記事にしたことで形勢が変わっていく。
記事にする
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.3

Huluでおさらい視聴。
クローンを戦闘に取り入れてしまう話。戦闘には勝利するが、その後が問題になりそうだよなというストーリー。
大勢の闘うジェダイを観れるのは良いかもしれないけど、異常なスピードで闘
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.6

ハン・ソロを見たので、復習でエピソード1。
不人気らしいけど、そこまで嫌いではない。のちのストーリーが分かっていると、クワイガンが間違ってるという気がしてしまうが、クワイガンが死んでなければ、またスト
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

IMAX 3Dで。
ハン・ソロなどキャラクターをテーマにしたスターウォーズシリーズを作り始めたディズニーなスターウォーズ。
レイアとは違い、苦労人で闇を抱えているキーラ。女難の相が出てるハン・ソロ。
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

実話がベースとはいえ、かなりキレイな都合良い展開にも見えてしまった。
その分まとまりは良く、分かりやすく、巨大企業の闇を印象的に描けている。
出演者も豪華で良いが、かっこよ過ぎる気がする。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.5

何作品目かのノルマンディ上陸作戦あたりの戦争映画。この後に続く映画やドラマの土台にもなっている気がする。
展開的には「フューリー」に近く、少数で相手に挑まないといけなくなる流れ。少々長いが、それでも全
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

4.0

アメリカらしい映画。
日本語でのタイトルは馬推しだけど、それよりはアメリカ兵12人と一緒に戦った部族の映画というのが、やはり正しいかな。
本当に騎馬で戦ったのか、移動だけだったのかは分からないけど、山
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