昭和ライダーさんの映画レビュー・感想・評価

昭和ライダー

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呪詛(2022年製作の映画)

3.8

■私を含め、『ぽぎわんが、来る』など澤村伊智さんの小説「比嘉姉妹シリーズ」を愛読している人にオススメしたい“民俗学系じめじめホラー”です。
■舞台は台湾ですが、“呪い”や“祟り”など日本と通じる文化が
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.7

■冒頭のタイトル明け、新宿駅構内を歩く冴羽獠(鈴木亮平)。そこに槇村秀幸(安藤政信)の訃報を伝えるニュースが流れる。その声はアニメ版で冴羽を演じた神谷明さんです。『シティーハンター』愛があふれていて目>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

■生と性を描いた佳作だが、後味として“ホラー色”も強い。

バービー(2023年製作の映画)

4.1

■マテル社の自虐的な描き方が笑える、いかにもアメリカ!

来る(2018年製作の映画)

4.3

■この映画では説明が省かれている「ぽぎわん」の正体も、原作では丁寧に描かれています。比嘉姉妹と野崎に興味を持った方は、角川ホラー文庫でお読みください。シリーズ化されていて、どれもオススメです。

スーパーヒーロー ムービー!! -最’笑’超人列伝-(2008年製作の映画)

3.5

■おバカに徹したヒーロー物のパロディ映画。頭を空っぽにして楽しめる!■レスリー・ニールセン、この手の役を演じさせたら右に出る者がいない!
■ドラゴンフライの緑コスチューム、意外とカッコイイのもポイント
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アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

3.3

■公開直後は斬新だったストーリーと映像。久しぶりに観たが、45年も経つとやはり色あせていた(と言っても、往年の名作であることに変わりなし)。

マークスマン(2021年製作の映画)

2.3

■結局、最後まで主人公への感情移入が出来なかった。
■リーアム・ニーソンは好きな俳優だが、今作では魅力を生かしきれていない。
■イーストウッド出演作を多数撮ってきた制作スタッフも、クリント・イーストウ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

■江戸の東京、神戸の兵庫、八戸など戸が付く地名が多い東北、水戸など戸が付く地名が多い北関東など、「戸」と「地震」の関連はよく論じられますよね。都市伝説っぽいものも含めて。
■命や震災を軽く扱っているの
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.7

■「オチが読めた」「展開がバレバレだった」と勝ち誇り、極度に低評価しているレビュワーは、「安西こころ」をイジメている承認欲求と自己愛だけが強い同級生(真田たち)と同じレベルだと感じます。人間として哀し>>続きを読む

ヘンゼルとグレーテル(2007年製作の映画)

3.8

■悲しくも切ない物語。子役たちの演技が上手く、画面の色合いが美しいだけに不気味さがジワジワとやってきた。言葉にするのが難しいが「とにかく良かった」。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.4

■しみじみと心に染みる〝観て良かった〟と思う映画。ビル・ナイはじめ、キャストもみんなハマっていて、黒澤明へのリスペクトも感じられた。

REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

1.8

■「本当の戦いはこれから始まる」って、『少年ジャンプ』で打ち切られた不人気マンガの最終回かっ!(失笑) パート1は仲間捜しだけ、パート2は中途半端に終わらせて恥ずかしくないのだろうか?
■結局、計4時
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処刑人II(2009年製作の映画)

4.2

■批評家からボロクソに酷評されたのに、日本をはじめ各国でカルト的人気を博した1作目。そのコアなファンの声に応えて実現した2作目です。前作を好きではない人(観ていない人)が、低い評価を付けるべき作品では>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

4.8

■この映画が大好き過ぎて、パソコンの壁紙はずっと「処刑人」です。「処刑人 壁紙」や「the boondock saints wallpaper」でググるとたくさん出てきます。カッコ良くてオススメですよ>>続きを読む

理想の彼氏(2009年製作の映画)

4.5

■キャサリン・ゼタ・ジョーンズを〝世界一の美女〟だと信じている身からすると、傑作『幸せのレシピ』と並ぶ〝神作品〟です。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

■AIと戦う!という使い古した設定なので心配していたが、「007」のようなシリアスな魅力と、コミカルな演出のバランスがちょうど良かった!
■ここ最近はトム・クルーズのアクション程度しかウリがなかった今
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.3

■心がすさんでいる時などに観るのがオススメです。ドキュメンタリーで撮ったからこその〝やさしい空気感〟に満ちています。

2:22(原題)(2017年製作の映画)

1.4

■貴重な100分を無駄にして良いと思う人だけ観るべき駄作。雰囲気だけミステリアスで、中身はゼロです。
■主演がイケメン、恋人役が美女なので、仕事中の〝ながら見〟視聴には良いかも。

Winny(2023年製作の映画)

3.7

■東出昌大って〝いい役者〟だということがよく分かる!(人間性は別にして)

未来戦記(2022年製作の映画)

3.0

■日本人的には「30年前の映画?」というような〝平成ひと桁〟感も感じます。
■決してB級ではないし、面白くないワケでもありませんが、翌日には観たことも忘れているような映画です。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

■おそらく40年ぶりに観ているはずだが、ほぼ忘れていたので初見と同じ。
■公開当時、エロ&バイオレンスで賛否が巻き起こった問題作だったはずだが、いま観ると平凡レベル。時代が変わったなぁ…。

恐怖の報酬(2024年製作の映画)

3.7

■過去2作も観ているけど、なぜ今作は低評価が多いのか?
■ツッコミどころが多いがエンタメ作として観れば気にならないレベル。個人的には現代風リメイクとして最後まで十分楽しめましたよ。

スターゲイト コンティニュアム ザ・ムービー(2008年製作の映画)

2.8

■ドラマ『SG-1』を観ていたファンだけが楽しめる劇場版。映画版『スターゲイト』だけを知っていても、まったく楽しめないのでご注意を。
■しかし、なぜ傑作『SG-1』シリーズはどこでも配信されていないの
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30デイズ・ナイト(2007年製作の映画)

3.7

■今作をはじめ、『デイ・シフト』、『フライトナイト/恐怖の夜』など、吸血鬼映画には“隠れた名作・佳作”が多いなあ。

タイム・トゥ・ラン(2015年製作の映画)

4.1

■スコット・マン監督って良作が多いよね。『ダイ・ハード』を見事にパクった『ファイナル・スコア』とか、高所恐怖症を悶死させた『FALL』とか。今作も期待を裏切らない出来だ!

ファイナル・スコア(2018年製作の映画)

4.1

■『ダイ・ハード』のパクリはゴミばかりだったが、今作は最後までダレずに楽しめる!

レッド・ドーン(2012年製作の映画)

3.5

■クリス・ヘムズワース主演なのにマイナーで、評価も低い映画だけど、なぜか好き。細かい展開を忘れた頃、2~3年に一度は観たくなる。今回で恐らく3度目の視聴。
■異星人が地球を攻めてくる映画より、北朝鮮が
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マーラ(2018年製作の映画)

1.4

■睡魔(悪夢)と戦う!という、こすりまくられた超あるあるホラーサスペンス。
■私のようなオルガ・キュリレンコ大好き人間にしかオススメしません。まさに睡魔が襲ってくるC級映画です。
■どうしても“寝不足
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

2.5

■A24大好き人間ですが、正直あまり刺さりませんでした。ショッキングな映像と音効でビビらせる平凡な憑依系ホラーという感じで、A24独特の“不穏な空気感”が皆無で怖くない…。
■みんな少しおかしなヤツば
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

■相当えげつないスプラッターホラーも食事しながら鑑賞できる私ですが、この映画だけは目をそむけざるを得ないシーンが多々ありました。恐ろしい…!
■低予算のソリッドシチュエーション映画ですが、アイデアで乗
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

■吹き替え版で視聴。ミラージュ役のオリラジ藤森は想像以上にハマっていたが、ノア役の中島健人は棒読みすぎてシラけた。

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.7

■今こそ高く評価されるべきヒューマンな反戦映画。
■久しぶりに観たが、想像以上に〝ゴジラの出番〟が少なかったことに驚いた。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

■こんな夢物語が実話ベースだというのだから胸アツ!
■久しぶりにレーシングゲームをやりたくなった!(ハンドルコントローラーが欲しい!)
■年を重ね、イケおじになったオーランド・ブルームも良い、もっと活
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

2.2

■ギレルモ・デル・トロが企画したアメリカの大ベストセラー原作の映画ということで観たが、正直ガッカリ。メッセージも恐怖も何もない…。
■唯一、(日本の妖怪や幽霊にインスパイアされている)REDルームのク
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.3

■原作もNHKのドラマも好きだけど、これって…わざわざ劇場作品にする必要あったの?
■それほど面白くもなかったし、ファンのためのファンの映画でしょ。海外を視野に入れている韓国エンタメと違い、マーケット
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