石楠花さんの映画レビュー・感想・評価

石楠花

石楠花

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あったかい〜ずっとこの世界に浸っていたい。
キラキラした目でクリスマスプレゼントを贈る先生、お祭り気分で羽目を外すボク、相手に寄り添って手を握る給仕のおばさん。
え?大切……。

下妻物語(2004年製作の映画)

3.8

渋谷のPARCOで見られたのも良かったし、友だちと行けたのも良かったな〜。
ロリータさんが何人もいた。

メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

-

劇的な物語を期待していたのだけど、曖昧なまま進んでいった。透かされて置いていかれる。
人生を物語にかえて白黒つけてしまう映画の加害性を訴えていた。

音楽が怖い。ホットドッグの材料が冷蔵庫に入っていな
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女群西部へ!(1951年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます


軽快でロマンチックで最高、、映画館で笑いが何回も起きていた。それにしても今日映画館にいた人たち、ツボが浅かったな。笑った〜

2000km超えの長距離移動をする花嫁たち。段々力強くなっていく姿がかっ
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

4.5

公開終了前に駆け込んだ。

修学旅行の夜みたいなワクワクとくだらなさが続く。楽しかったあ………っ。

序盤にブリブリのテクノが流れた瞬間、最高な映画であることを確信した。
音楽デカすぎるだろ。普通の会
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過去のない男(2002年製作の映画)

3.4

カティ・オウティネンまた会えたね(歓喜)

序盤から好きな空気。愛想笑いを一切しない人たち。
カウリスマキの日本観、ダサい方向にちょっとズレてるんだよな〜おもろい。

ストーリーが分かりやすくて、今回
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.7

Aと恵比寿ガーデンプレイスの広場にて。ふたりで話しながら観るの楽しかったな。

「どっち派?」「火傷するって分かった上でひと夏楽しむのもアリ…」みたいな話をずっとしてた。

人がいっっっぱいで酔いそう
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脳天パラダイス(2019年製作の映画)

3.5

定期的に「山本政志」で検索をかけているおかげで、配信来たのになんか気づいた。

色々なんやねんまじで。
葬式シーンのインド歌謡〜日本語ver.〜とカフェのくだりが好き。
親戚のがめついおばちゃん好き。

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.9

テーマからして面白いことが確定してた。
死なんて人の数だけあって、ごくありふれた平凡なものだね。

失業したから死にたくなって、恋をしたから生きることにした。…って単純すぎるけど、これくらいの気まぐれ
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.9

78分という長さ、ちょうど良い。複雑な話だと軽くなってしまうだろうけど、話もシンプル。サクッと観られた。

カティ・オウティネン、実家のような安心感がある。後半に出てきてくれてにんまりした。

カウリ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

各々が真実を選ぶ。事実である必要はない。事実と真実は違う。
映画は事実ではなく真実を映す。法廷もそうだ。みんな相手に納得させるために、役者になって演じる。

母は自分自身の自由のために。テレビの司会者
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

3.2

イタリアの街並み、素敵だな~。やんちゃ坊やが可愛い〜。
日本の花火もイタリアの花火も素敵だ。
タンクトップでバイクに乗って近場の川でちょろっと泳ぐ日常、最高。

エンタメ色が強かった。
爽やかな良い映
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寝ずの番(2006年製作の映画)

3.0

ずっとしょうもなくて笑える。当て書きかと思うくらい全員役がハマってる。下ネタ人情モノ。

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

-

『異人たち』(本当に素晴らしい)と共通する部分が多い。等身大で感触まで伝わってくる感じ。
センチメンタルな空気が心地よい。

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

5.0

完全版は初めて見た。エレナとの再会シーンが大幅に追加されていた。そういうことだったのか~。アルフレードの印象が少し変わった。
自己実現vsノスタルジー。

幼年期はとにかくトトが可愛くて仕方ない。映画
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関心領域(2023年製作の映画)

2.7

コンディションが悪くてだな…もう1回見るか?
全然入っていけなかった、美術館で現代アート見てる気分だった。

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.6

最っ高。すべてのシーンが良い。全くダレない。二人の関係がひたすら尊い。
人と人が関わり、互いに影響を受けながら自分の人生を生きていく話。
大好きな友だちのことを考えながら見た。

アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

5.0

映画館で見たかったのよねーーーー!!!迫力満点、最高、贅沢。
音楽、映像、内容、全てが素晴らしい。
最初から最後までこんなにずっと楽しいことってある?あるんです…。

事前にサントラ聴いてパンフ読んで
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.0

ボブ役の俳優さんが良かった👏

Redemption Songはなーんか特別だなあ。
いつもと環境が違ったからかIs This Loveがスイートに聴こえた。
途中どんとのことを考えてた。

悪い映画
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.3

撮り方がドキュメンタリーみたい。
ストーリーを重視しすぎず、まったり音楽を楽しめる映画だったな。
終わり方も好き。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

1.5

労働者の生活は「いい事ばかりはありゃしない」だろ〜。
カウリスマキの描く労働者の方がリアルだし敬意が見える。

この映画の役所広司も渋谷の街も嘘くさい、というか嘘。

昔の音楽詳しいけど今の音楽とかS
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

ブギウギの総集編を見てそのままスタートしたので、趣里さんのキャラの違いにドキドキした。
仲里依紗、怖くて最高。

本谷有希子の世界の住人を毎回好きになってしまう。不器用だけど、手を広げて思いっきり走る
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

頭がパンパン。情報、情報、情報、情報情報情報情報。
思ったより政治劇だった。

2倍速でノンストップ3時間のオンデマンド講座を受けるとしたら20分でリタイアするけど、この映画は頭がパンパンになりながら
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ロバと王女(1970年製作の映画)

3.6

うっっっとり…。舞台装飾がずっと素晴らしい。赤や青の馬、空いろのドレス、髭にお花をつけた国王。
美しい王女とハンサムな王子。はあ、たまんない…。走馬灯にしてください。

ともしび(2017年製作の映画)

3.3

シャーロット・ランプリングは本当に素晴らしい女優だなあ…。私も彼女みたいになりたい。

荒野にて(2017年製作の映画)

4.0

良…ずっと面白い。
広い荒野に少年と馬。
構造に問題がある。