Thomasさんの映画レビュー・感想・評価 - 42ページ目

はやぶさ 遥かなる帰還(2012年製作の映画)

3.5

他のはやぶさ作品は未鑑賞のため、先入観無く楽しめた。
はやぶさをテーマにした社会派作品といったところか。
ものづくりに対する熱意を感じる点では、池井戸作品とも相通じるモノを感じる。
個人的にはJAXA
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.0

シリーズの中でも好きな作品の一つ。
J・J・エイブラムス初監督作品。
アクションも良い感じだし、トム・クルーズがより格好良く撮られている。
ローレンス・フィッシュバーンの悪役感も良い味だし、マギーQも
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.7

冒頭ロッククライミングのシーンはシリーズでも屈指の有名シーンの一つか。
あんな景色を一度生で見てみたい。
前作よりスパイ要素が数段薄くなった感は否めないが、それを補うアクションシーンは充分満足。
ヒロ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

一人の青年がいかにしてハン・ソロになっていったのかがこの一作品である程度解決。
エピソード4での西部劇テイストの復活はさすがベテラン監督ロン・ハワードの手腕を賛嘆したいが、予算規模を考えると戦闘シーン
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.2

主演トム・クルーズ×監督ブライアン・デ・パルマであれば、面白くないわけがない。
50代の今でも抜群のカッコよさだが、当時30代のトム・クルーズの格好良さは神々しく感じる。
シリーズの中でも一番スパイ色
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パージ(2013年製作の映画)

3.0

スリラー映画としてはツッコミどころ満載で高い期待ほどの満足は得られなかった。
得体の知れない男を助けるために、セキュリティを解除する息子。
子を持つ親として、子が同じ行動を取ったら、自分自身どうするの
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プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂(2010年製作の映画)

3.5

ゲーム原作映画らしいが、肝心のゲームはプレイしたことがないので、
純粋に映画のみでの評価。
ジェイク・ギレンホールも精悍で力強い演技でペルシャの王子役が妙にマッチ。タミーナ役はジェマ・アータートンより
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ミヨちゃんのためなら全員集合!!(1969年製作の映画)

3.5

松竹の「全員集合!!」シリーズの第4作。
東宝の「ドリフターズですよ!」シリーズに比べるとコメディ色が強くこちらのシリーズの方が好き。
その中でもこの作品は、ドリフメンバーよりハナ肇の方が主演っぽい。
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.1

いや〜面白かった。
近年、2010年代後半の振り切れてる邦画コメディ作品には優良作品が多い。
若手人気俳優の共演にもかかわらず、恋愛物や青春系ではなく、男臭いコメディって最高じゃないか。

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.9

前2作に比べて、テンポがよく、更に監督がタイカ・ワイティティとあってコメディ要素まで盛り込まれ、シリーズの中でも好きな作品の一つにランクイン。
ケイト・ブランシェット演じるヘラの妖艶さがハンパない。

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.3

何も考えずに見るコメディ作品としては最適。
リブートとして、オリジナルへのリスペクトも見られるし、何よりもビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、シガニー・ウィーバーがカメオ出演してい
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

3.0

中途半端でモヤモヤ感が終始あり、眠気にも襲われる。
平均以下の作品かと思いきや、ココネ役の高畑充希が歌うエンディング曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」とエンディングの映像は一見の価値あり。
ほぼそこだけ
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.2

北野武が一役者としてハリウッド大作に出演するのは珍しいが、全体通して中途半端で消化不良感が否めないのは、ストーリーと言うより脚本が原因か。
美女中の美女であるスカーレット・ヨハンソンのファンとしては、
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.3

息つく暇もないマイケル・ベイらしいアクションは素晴らしいが、150分弱の上映時間がやや長く感じてしまうほど、ストーリーはイマイチ。
マーク・ウォルバーグも音楽もバンブルビーもカッコいいが、ヒロインのロ
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.8

続編でありながら続編とは思えない。
キャストの一新も決して悪い方に進んでいない。
ハラハラドキドキしたかつてのシャイア・ラブーフから安定のマーク・ウォルバーグへの変更と共にヒロイン起用されたニコラ・ペ
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本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.2

綾瀬はるか見たさに鑑賞も内容的には一度で充分だけど、綾瀬はるかの可愛さは鉄板だし、堤真一の信長は似合ってた。

ストーリー云々よりも劇中の名言がとても印象的。
『やりたいことに大きいとか小さいとかない
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

心踊る素敵なミュージカル作品。
ポップで色彩豊かで素敵なジャズがあり、恋心を刺激させられること間違いなし。
男も見惚れるライアン・ゴズリングの格好良さ。しかしエマ・ストーンにはアメイジング・スパイダー
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.3

始めてみたのが今から10年以上前だろうか。
それでも公開から10年以上経っていたことを知って驚いたことを覚えている。以降、数年に一度は見ている作品。
今ではこの作品よりも絵面的に秀でてる作品は山程ある
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.8

ホームズよりも、ワトソン役のジュード・ロウが特にかっこいい。
前作を超えるアクションシーンに、この作品があくまでもシャーロック・ホームズだということを忘れがち。でも子供の頃、ホームズの小説を読み漁って
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.8

初見時にはワイスピのジゼルと同一人物だと一瞬認識できないほど、印象がだいぶ違う。
ガル・ガドットの美貌に眩みがちだが、ストーリーも充分楽しめる。
マーブルに比べエンターテイメント性に欠ける印象だったD
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.5

アメコミとは到底思えないロードムービー的な作品。
賛否ある結末も、個人的には17年間で9作に渡って演じた最後のウルヴァリンを最高の形で終えたヒュー・ジャックマンに賛嘆の言葉しか出てこない。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.3

公開初週末に子供連れて鑑賞もすっかりレビュー忘れてた。
劇場版シリーズの中でも最も難解ではないか。
到底子供向けとは思えないし、劇場に学生カップルや大人も多数いたのも充分納得。
公開後の安室人気はイマ
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.6

あまり得意ではないフルCGアニメの評価が一新。
実写と遜色ないし、むしろアクションシーンでは実写では表現できない素晴らしさ。
ただ、前2作やゲームを経験したことのないシリーズ初心者には全てが難解に感じ
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.6

アメリカ人の好きそうな、ユーモアを超越した過激な作品。こんなぶっ飛んだ作品は、R15+じゃなくてR18+ではなかろうか。
子供には見せたくないアニメ作品ナンバー1で間違いなし。
それでも、エロ、ドラッ
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.8

古代エジプトネタの作品は好きなジャンルの一つ。
1932年のクラシック映画『ミイラ再生』のリブート作品。同じ作品をリブートしたブレンダン・フレイザーの『ハムナプトラ』と比べるとエンターテイメント性に欠
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最も危険な遊戯(1978年製作の映画)

4.3

松田優作=ハードボイルドの印象が最も強い作品。
銃を構える佇まいは格好良すぎる。44マグナムが似合う日本人俳優は後にも先にも松田優作だけではなかろうか。
あと、濡れ場の描写には昭和風を感じる。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.9

もっとコミカルな作品かと思いきや、なかなかヘビーでした。
フィクションだと冒頭に出ていたが、鑑賞後には諸星役のモデルになった実在の刑事が出版した回顧録をベースにしていると知り、その事実に驚愕。
綾野剛
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.3

いやー鳥肌モンの良作だった。
アレックス・ガーランドも監督デビュー作とは思えないし、たった4人の俳優がそれぞれ個性を発揮し、素晴らしい演技を堪能できた。
それにしても人工知能の可能性には恐ろしさを感じ
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ハンターズ グリム童話の秘宝を追え!(2013年製作の映画)

3.1

ストーリーは面白いのに、低予算なのか突っ込みどころ満載で、逆に面白い。
銃使えばいいのにボーガンだったり、最後ありえないタイミングでキスしてるし、何故ペルー?
ヒロイン可愛いな〜と思ったらスパイキッズ
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プロジェクトA2 史上最大の標的(1987年製作の映画)

3.4

単作で考えると軽快なアクション盛りだくさんで充分堪能できるが、続編として考えると心なしか物足りない。

プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.4

ジャッキー・チェンといったらこの作品というくらい、有名な音楽に、時計から落ちるシーン。
個人的にはジャッキーの最高傑作と言っても過言ではない。
時代のだいぶ先を行くかのように、アクションとエンターテイ
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.2

これほどの良作が劇場未公開なのは納得いかないが、劇場未公開作をあえて限定配信しているNetflixに感謝。
ライアン・レイノルズもデッドプールばりに笑えるし、サミュエル・L・ジャクソンの役もドハマリ。
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

2.2

強烈な睡魔に襲われるほど、面白くなかった。むしろつまらなかった・・・。良さがわからない。続編を見るのを躊躇する。
松田龍平はカッコいいし、吉高由里子も見られたから良かったけれど、きっと大泉洋が嫌いなの
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太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年製作の映画)

4.1

昭和40年代の作品とあって、技術的には21世紀の現在と比べるまでもないが、内容の良い作品に年代は関係ない。
まさかの高畑勲初監督作品であり、宮崎駿がどっぷりと制作に携わってるなんて鑑賞するまで知りもし
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.5

ポセイドン・アドベンチャーやタワーリング・インフェルノの海外作の大ヒットを受けて作られたのだろうかと考えてしまうほど、70年代に日本映画界にてこれほどの作品が制作されていたことに驚きを覚える。
高倉健
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天河伝説殺人事件(1991年製作の映画)

3.0

市川崑監督作とあって、かつて監督を務めた横溝正史作品と同じ匂いを感じる。
一級品の構図に比べミステリーとしては可否半々。
悪くはないが、絶賛レベルでもない。