kuuさんの映画レビュー・感想・評価

kuu

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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.9

ミニマルではあるけど、脚本上の出口が社会へと開けているつくりになっている。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.2

大辻清司のシュルレアリスム周縁の写真精神、(エス)、(集合的無意識)、「なんでもないものの」

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

731部隊、「丸太(マルタ)」、透明の容器、表彰不可能性が立ち上げていく憎悪に似たあの激昂を何と呼べばいいのか。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


「生まれ変わったのかな?」
「そういうのは無いよ。元のままだよ。」

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

自身の体は制御し切れないものであるということは当たり前だ、と映像にすることによって、私たちに話してくれているようだった。どうしても私ひとりだけの体で、あなたと対峙出来ないもどかしさは、社会の中に存在し>>続きを読む

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

そよ風が頬に触れるときには、あたたかくなっている。乗り越えられるだけの軽さと、昨日の君が拗ねていた理由を問い、今日も海辺に菓子を持っていく。音は、鳴っているよりも賑やかだから小刻みにステップだってして>>続きを読む

歩みつつ垣間見た美しい時の数々(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

針を速く進めることによって時間を見る
滑車みたく
何度夢を見る?
不在を言い切る口の形で。

disc1 51:30~

恐怖分子(1986年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

( ˃̵ᴗ˂̵)久々にワクワクしたんね

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

"KIDS"という響きが昔から苦手だ。"child"よりもスラングとしての意味合いを持っているよね?こましゃくれた小僧、みたいなニュアンスを感じる。
部屋が終始狭く見えたのは、ある年代の視野の狭さを譬
>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

イザベル・ユペール怪演。
だけど、アクシデントのステレオタイプが過ぎないか。隣人はもっと奇妙であっていいと思うのだけど…遠慮を感じる。

バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

婦人の言葉数が少ないのが良かった

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

don't have to
must not
の差異を思い出した。
禁忌と不要の間。

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

4.1

美学があった、デュラスと通ずる部分を感じる。何も馬鹿に出来ない。