ミニマルではあるけど、脚本上の出口が社会へと開けているつくりになっている。
大辻清司のシュルレアリスム周縁の写真精神、(エス)、(集合的無意識)、「なんでもないものの」
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自身の体は制御し切れないものであるということは当たり前だ、と映像にすることによって、私たちに話してくれているようだった。どうしても私ひとりだけの体で、あなたと対峙出来ないもどかしさは、社会の中に存在し>>続きを読む
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そよ風が頬に触れるときには、あたたかくなっている。乗り越えられるだけの軽さと、昨日の君が拗ねていた理由を問い、今日も海辺に菓子を持っていく。音は、鳴っているよりも賑やかだから小刻みにステップだってして>>続きを読む
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"KIDS"という響きが昔から苦手だ。"child"よりもスラングとしての意味合いを持っているよね?こましゃくれた小僧、みたいなニュアンスを感じる。
部屋が終始狭く見えたのは、ある年代の視野の狭さを譬>>続きを読む
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イザベル・ユペール怪演。
だけど、アクシデントのステレオタイプが過ぎないか。隣人はもっと奇妙であっていいと思うのだけど…遠慮を感じる。
美学があった、デュラスと通ずる部分を感じる。何も馬鹿に出来ない。