kuuさんの映画レビュー・感想・評価

kuu

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HANA-BI(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

暴力って美学かもしれない、美学って暴力だ。だから、あなた方の正しさが目の中に残ったまんまでたまに、どこかのきっかけで再生される。
愛は夫々の美学だと思う。雪ん中で取り返しのつかない判断になる、これは誰
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

サイコー。解説とか要らん。

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

太宰はもっとぼそぼそでうっとしいはずだよ

カメラになった男 写真家 中平卓馬(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと書けずにいた。私は中平卓馬の写真が好きだし、中平卓馬が居ないと写真を止めることも、撮り続けることもなかっただろうと思う。良くも悪くも彼に始まり、彼にて終えようとしていた。けど、中平卓馬のことはき>>続きを読む

PicNic(1996年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

鴉、羽毛、縫い合わせ、細切れの雨、歩いて読む、塀を越える、遅く回る口、ぼやけた倫理、あやし、フェルト生地、ネグレクト、ポリ袋、指示するあなた、せんせい、幼い星、キス、シーンだけの暴挙、演技スル、サンド>>続きを読む

ゲルハルト・リヒター・ペインティング(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「"よい"絵であるには表現すべき"真実"があるわけだ」
「自分に嘘をついて楽しいふりをするな」

うん。大きい資本みたいなものが動いているにおいはするけど、それはリヒターが望んでいることではないのかも
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

しいて言うなら、ハッピーエンドでもバッドエンドでも変わらないと思った、私たちの今生きる世界はファンタジーに近い。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

薄く思い出せない記憶があった。
ネガな言い方ではなく、本当に記憶というものは薄べったく、後味のないかたちで、これを撮ったら後から思い出せるとか、カメラを回す時に付き纏う未来の自分を意識した忌まわしい感
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ハハハ(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これをバカにした目でみる人ってなんなんだ、客観的に見ればこんなに滑稽な並びも、目の前に来れば艶をもって(魅力的)です…だから困る、綺麗じゃないけど楽しい、楽しくないけど揺れ動いている、気持ちいい、流し>>続きを読む

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.8

寝ている間に引っ掻き傷は増えていて、体のいたる所にいつの間に。傍に居た人の輪郭が濃くなっていく、プリクラ機の中で焚かれた光は見えない毒になって私の体を半透明にする。隣で友人が記念写真を切り分けている、>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

感情は言葉をこえるから恐ろしいです、「本当にすきなものって削れていくもの」(意訳)
って言ってたのが今さっき思い出されて、なんだっけなんだっけなんだったかなと考えてたら、この映画でした。こわい、とか毒
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.8

不完全なカットを望んでいるからか個人的に好みではないだけです…。まあそんなことどうでもよくて、緊張感っていうのは次点の起伏への長い一本の線みたいで何も起きていないけど何もかもが起きている?常に張り巡ら>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「私は安心してる人間が嫌いなんで」
「非合法でやるほかないんだ
非合法で 決闘の思想において」
「思考とは解放区なんだよ そもそも
だから真のインテリを大事にしないと
美しい解放区は生まれないから」
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

できればずっと、一人きりでいたかった。コンビニの店員に冷たい目であしらわれたこと、たった一つの事象で目の前でめくじら立てていた人、その大きな口で強く何かを訴えていたこと、そんなのどうだってよかった。思>>続きを読む

SELF AND OTHERS(2000年製作の映画)

3.8

ずっと奥底で何かが抜け落ちている心地だった。

田村正毅が映す翳り(かげり)はうつくしい
音が共鳴して今の自分には随分と苦しかった
また改めて観ます。

≒(ニアイコール)森山大道(2001年製作の映画)

4.1

撮り方が最高すぎて笑った
煙草の煙を吐き出すリズムと、シャッターを切るタイミング

阿賀に生きる(1992年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

遠藤さんの目が澄んでいた、手指は逞しいのにどこかさびしい佇まいで。村を私たちの歩んできた道とするのなら病の発症はほんの一部にも満たない。カメラに敵意を持たれるのがごく自然であると思っていたから、対にな>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

すきになったのは18歳の冬で、おすすめされた小沢健二を真夜中の布団に潜り、届いた音を聴いた時はこの人のことをずっとすきだと思った。幸い彼女は今もカメラのなかに写り続け、その眼差しはあの時のまま、あの瞬>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.7

現実って決して劇的ではなく、きみの隣で見上げた空もあっけらかんとしてた。わずかな耳鳴りはずっと鼓膜に鳴り響いているし、母のつくる卵焼きの味は今も変わらない。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「君は忘れる」、「僕は忘れない」
「僕は僕のことがわからないけど
きみは僕についてこれる?」

2回観た。
2023.7.6. 3

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