kuuさんの映画レビュー・感想・評価

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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.2


◽︎モーリアック『テレーズ・デスケルウ』
罪の呵責、秘密の所有、一辺倒な夫

千年女優(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

十四日目の月、メタモルフォーゼ、フレームイン/アウト、擬態、メディア、司る、寝転ぶかたちで、発進する、雨乞いの、肉付き、ゴースト、囲炉裏、不自然な、餞別、番頭、しのびない、扁平、瑣末な、凡庸さで。追い>>続きを読む

HAPPYEND(2024年製作の映画)

3.9

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ロケ地がとにかく良い。高架下、急坂、路地裏、歩道橋、毎カット地形は異なるのに、想定される近未来の風景として均質のカット割りがされている。

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.9

ミニマルではあるけど、脚本上の出口が社会へと開けているつくりになっている。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.2

大辻清司のシュルレアリスム周縁の写真精神、(エス)、(集合的無意識)、「なんでもないものの」

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

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731部隊、「丸太(マルタ)」、透明の容器、表彰不可能性が立ち上げていく憎悪に似たあの激昂を何と呼べばいいのか。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

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「生まれ変わったのかな?」
「そういうのは無いよ。元のままだよ。」

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.9

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自身の体は制御し切れないものであるということは当たり前だ、と映像にすることによって、私たちに話してくれているようだった。どうしても私ひとりだけの体で、あなたと対峙出来ないもどかしさは、社会の中に存在し>>続きを読む

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

3.7

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そよ風が頬に触れるときには、あたたかくなっている。乗り越えられるだけの軽さと、昨日の君が拗ねていた理由を問い、今日も海辺に菓子を持っていく。音は、鳴っているよりも賑やかだから小刻みにステップだってして>>続きを読む

歩みつつ垣間見た美しい時の数々(2000年製作の映画)

4.0

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針を速く進めることによって時間を見る
滑車みたく
何度夢を見る?
不在を言い切る口の形で。

disc1 51:30~

恐怖分子(1986年製作の映画)

4.2

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( ˃̵ᴗ˂̵)久々にワクワクしたんね

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.8

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"KIDS"という響きが昔から苦手だ。"child"よりもスラングとしての意味合いを持っているよね?こましゃくれた小僧、みたいなニュアンスを感じる。
部屋が終始狭く見えたのは、ある年代の視野の狭さを譬
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

イザベル・ユペール怪演。
だけど、アクシデントのステレオタイプが過ぎないか。隣人はもっと奇妙であっていいと思うのだけど…遠慮を感じる。