YSKさんの映画レビュー・感想・評価 - 51ページ目

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オールド(2021年製作の映画)

3.7

とあるリゾートホテルのプライベートビーチは一日で一生が終わってしまうおかしな場所だった、思い思いの時間を過ごしていた登場人物たちの運命は…というお話
今までシャマラン監督作品で「これは」と思うことはな
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映画 みんな!エスパーだよ!(2015年製作の映画)

3.9

映画としての面白さはまるで感じられないし、約2時間を費やすのであれば他にもっと有意義な使い方もあるでしょう
良くも悪くも撮れてしまう園子温監督らしさもあり、小学生から中学生レベルの下ネタの連呼に辟易と
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.1

酒とタバコとセックスとドラッグしか遊び方を知らないティーンエイジャーたちが、思う存分酒とタバコとセックスとドラッグを楽しめる場所を提供してくれた「親切な隣人」の毒牙にかかるお話

ごくごく簡単に言うと
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.8

原作は途中までしか読んでいませんでしたが、読んでいたところまではやってくれたので大筋で満足です

今までの清水崇監督作品でベストな出来ではあるものの、記憶に残るシーンは全部原作の通りに撮っているだけだ
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スパイク・ガールズ(2019年製作の映画)

3.4

とある社会人バレーボールチームがキャンプへ向かう途中、頭がおかしい異常なハンター集団に襲われる…というお話

このハンター共も見た目がみすぼらしいうえに笑い方や立ち振る舞いが気持ち悪いくらいに薄汚く、
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.2

舞台や世界観は変わらないものの、『新感染』から4年が経ち「国」自体が崩壊してしまった後のお話
ということは?あの少女はどうなったの?陰気臭い元軍人だの、懸命に生きる人々だの、武力と物量で支配する悪役な
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災い(2017年製作の映画)

2.5

アメリカのJSたちがサマーキャンプでキャッキャウフフしていたらお化けがでてきた…というお話

ビックリするほど何も起きず、ビックリするほど何もせず、ビックリするほど何も記憶に残らない稀有なお話
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カムガール(2018年製作の映画)

3.4

エロさを売りにした動画配信サイトでモデルをしている主人公が、ある日ログインできなくなったうえ何者かが自分の顔やスタジオそしてアカウントを使ってライブ配信していることを知る、その偽物は主人公があれほど渇>>続きを読む

劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段(2011年製作の映画)

3.7

実写を見たら本物が見たくなって()
もちろん私が小学生当時に見ていたものとは色々と変わっているはずなのですが、それでもやはり変わらぬ安心感がありますね
乱太郎、きり丸、しんべヱや山田先生に土井先生をは
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群がり(2020年製作の映画)

4.2

イナゴの養殖で生計をたてているシングルマザーが、養殖には血が効果的と知り狂気に堕ちていく…というお話

上を向いても下を向いてもイナゴイナゴイナゴ、右を向いても左を向いてもイナゴイナゴイナゴ、天上天下
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ナイトスクール(2018年製作の映画)

1.4

高校のテスト中にどうしても集中できず悪態をつきながら退出しそのまま退学した主人公が、17年後勤め先でプロポーズ中に過失で店を爆破させてしまう
友人のツテで就職しようとするも高校卒業の資格が必要とわかり
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.6

慎ましくも品行方正で、その優秀さから飛び級で大学に進学し、親元を離れたことで羽目の外しかたも知らぬままに処女を捨て酒もタバコも覚えたついでに肉の味まで覚えてしまいました
おとなの階段の~ぼる~きみはま
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フィードバック(2019年製作の映画)

1.8

歯に衣着せぬ毒舌で人気を博したラジオパーソナリティの主人公が、番組中に謎の男たちに襲撃を受けスタジオを占拠される…というお話

なぜこの男たちが主人公を襲い、主人公の口から何かを告白させようと脅すのか
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

2.7

『不思議の国のアリス』や『オズの魔法使い』で精通した私にとって、幼気な少女が異世界を旅することで心身共に成長し大人になっていく物語は格別な思いはあるものの、どうでしょうイマイチどころかイマニイマサンく>>続きを読む

妖女ゴーゴン(1964年製作の映画)

2.9

見たものを全て石に変えてしまう瞳をもち、そのあまりに強力すぎる魔力は首を切り落とされ命を失ってもなお衰えることがないといわれるギリシア神話に出てくる怪物のお話
この作品の制作が1964年とのことなので
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ブラック・ウォーター(2007年製作の映画)

2.9

私はあまり聞きなじみがなかったのですが「咬合力」という物を噛みしめる力を計測した単位があるらしく、それによると人間の平均的な咬合力が162psiという数字に対し、この咬合力が強力な動物トップ3というの>>続きを読む

劇場版 お前はまだグンマを知らない(2017年製作の映画)

1.9

千葉からグンマへと転校してきた主人公が、異様なまでに郷土愛の強いクラスメイトたちに振り回されるうちにグンマ愛へ目覚めていく…というお話

こういうご当地をディスるタイプの作品でいえば誰もが『翔んで埼玉
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RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3(2003年製作の映画)

3.6

ウエスト氏による人体蘇生大運動会もいよいよクライマックス
今回は長年の相棒ダンは登場せず、ウエスト氏がひとり夜の墓場で人体蘇生大運動会を実施していたところ、逃げ出してしまった一体のゾンビが事件を起こし
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死霊のしたたり2(1989年製作の映画)

2.8

前作と比べて確かにハチャメチャ具合はレベルアップしているように見えるものの、やっていることそれ自体はほぼ同じなわけで、人体を粘土細工のように色々なものとくっつけてごっこ遊びをするという意味ではマッドサ>>続きを読む

ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

3.4

コールセンターの会社で百科事典を売る職についた黒人の主人公が、先輩のアドバイスに従い白人のマネをはじめたら飛ぶように売れるようになり、みるみるうちに成績を伸ばすようになったものの…というお話

採用面
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

4.1

インドの作品にも関わらず踊ったりなんてしませんし、インドの作品にも関わらず主役の水牛は食用です
主人公が屠り捌く牛の肉は村の人々に大人気、今日もまた一匹の肉を屠ろうとするものの、命の危機を察した水牛が
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

3.6

とある名門医大に通っており成績優秀かつ学長の娘ともお付き合いをしている主人公が、脳医学のホープとも称される編入生と同居することになるも、このホープの研究内容が死体を蘇生させようというヤバいやつだった…>>続きを読む

アントラーズ(2021年製作の映画)

3.2

田舎の廃鉱に潜む怪物と、その怪物を巡る少年のお話

クレジットへの記載はあったりなかったりのようですが、ギレルモ・デル・トロ氏が総指揮を務めているようで、終始暗く沈んでいる陰鬱な空気・世界観や、廃鉱に
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忍たま乱太郎(2011年製作の映画)

3.2

良かったところ
わかくてかわいい青い果実たちが初々しくてズキューン
悪かったところ
学園長や稗田八方斎、斉藤幸隆のような特殊な人を実写で見るのはキツい

そもそも大人が見るようにはできていないのだろう
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模倣霊(2017年製作の映画)

3.3

祖母、夫、妻、長女の一家が、認知症を患った祖母の故郷に引っ越してくるが、近ごろそこでは行方不明者が多発しており…というお話

霊といいつつも怪物じゃないかと思わないでもないですが、しっかりとまとまって
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恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

3.5

気弱で奥手な主人公が、夜道で強盗に襲われたことをきっかけに「カラテ」と「センセイ」に心酔していく…というお話

楽しむための前フリや予備知識なんて本当は何もいらなくて、あらすじやそこに至るきっかけはシ
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小説家として(2017年製作の映画)

3.1

ベストセラー作家の妻を持ち、自身も小説家志望の主人公が、セミナーの講師によって目覚め面白い小説を書くために周囲を巻き込む…というお話

ゼロからイチを生み出すのも才能ならばイチをヒャクにするのも才能、
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ロバート 最も呪われた人形(2015年製作の映画)

3.2

主人公夫婦の家で働いていた家政婦が高齢による物忘れが続いたため解雇となった日、夫婦の息子にロバートと名付けられた人形を渡し、かつ妻に向かって「思い知るがいい」と告げていく
その日以来、不思議なことがお
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弟切草(2000年製作の映画)

1.2

かつて一大ブームを巻き起こしたサウンドノベルというジャンルの草分け的存在、その原作ではなくゲームの実写映画化といった様相

そのためかある程度以上にゲームを意識しすぎており、舞台となる洋館を初めて訪れ
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シオリノインム(2019年製作の映画)

2.8

恋人と別れて以来毎晩のように謎の男に抱かれる夢を見る、そしていつしかその男は現実に姿を現すようになり…というお話

2分に1回ホラーかエロという触れ込みのようですが、その実99%がエロでした
ホラー要
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トワイライトシンドローム デッドゴーランド(2008年製作の映画)

3.1

こっちの『トワイライトシンドローム』を撮った安里麻里さんは、葵ちゃんがかわいい『零』や、ももちがかわいい『ゴメンナサイ』、西川可奈子さんがエロ悲しい『アンダー・ユア・ベッド』の監督さんなので、もうすで>>続きを読む

トワイライトシンドローム デッドクルーズ(2008年製作の映画)

2.7

船旅をしていた6人組が、幼女から託されたゲームを始めたことで恐怖のデスゲームに巻き込まれてしまった…というお話

船内のどこかに隠れている幼女を見つけ無事に母親のもとへ送り届けるミッションを、襲いくる
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邪願霊(1988年製作の映画)

3.5

今や右を向いても左を向いても誰もが一度はやっている可能性すらある「フェイクドキュメンタリー」の先駆けでもあり、「Jホラー」という言葉が生まれる遥か昔に撮られたものにも関わらずその全てが詰まっている教科>>続きを読む

1303号室(2007年製作の映画)

1.6

海が望めるリゾートマンションの1303号室に入居した女の子が、次から次へと飛び降り自殺してしまう…というお話

どこの馬の骨とも知れぬような素人ではなく、『富江』や『ひぐらしのなく頃に』を手掛けた監督
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ボディ・スナッチャーズ(1993年製作の映画)

3.3

身の周りの人たちが知らぬ間に別の「ナニカ」に入れ替わっている…というただそれだけのお話

1955年に発表された『盗まれた街』というSF小説を映画化した作品ですが、過去に幾度にも渡り映画化されしかも全
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リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

4.2

切り株!マシンガン!ショットガン!大爆発!そしてバク転する豚!
最高にぶっ飛んでいて、かつ最高に笑えました

そもそも園子温からして原作を読んでおらず、そのタイトルだけ借りてかつての自分がハリウッドで
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