tulpenさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.8


「ザ・ホエール」は未見だけど
やっぱり最優秀男優賞はビル・ナイにとって欲しかったなぁ。

あのスーツの着こなし
ハットの被り方
背筋が通った美しい歩き方
完璧なジェントルマンっぷり。
おまけに歌声も
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.7

3partに分かれてたけど
モデルカップルのくだらない言い争いは
もうちょっと端折ってよし。

トイレおばさんの反撃には
ニヤニヤが止まらない。

皮肉なラストも
蝿の王を彷彿させて好きだなぁ。
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

「ブルー・レクイエム」は未見。

この手のやつは
ガイ・リッチーにおまかせあれって感じ。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

2.8

このお母さんがよく分からない。
どこかが壊れているような危うい感じが
どうにも苦手。

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.2

主人公の仕立て屋の男が
絶妙に気持ち悪くてついつい見てしまう(笑)

流行らないテーラーに見切りをつけて
外商に出たところから面白くなってくるが…。

鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言(2011年製作の映画)

3.6

「本物の仕事をせなあかん」
という最後の言葉に胸打たれます。

カンナで木を削るシーンだけをずっーと見ていたいほど。
あの音、丸まったカンナ屑の薄さ、
木肌の滑らかな美しさ、
匂いまで伝わってくるよう
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.5

奥行きを体感できる映像。
初めて3Dメガネが苦痛じゃなかった。
何度でも繰り返し観ていたい。

静岡シネシティザートにて。
2012.5/13 (25本)通算1238

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(2011年製作の映画)

3.9

クリステン・ウィグが主役ってだけで嬉しくなっちゃう。
マーヤも大好き!

濃いキャラクターの友だちのエピソードをうまく配しながらの暴走っぷりは痛感。


静岡シネシティザートにて。
2012.5/2
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

戦わないのに戦争がしたい人たちの
のうのうとした姿を見ていると
怒りがこみ上げてくる。


アカデミー賞の撮影賞受賞。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.6

アカデミー賞発表までの駆け込み鑑賞。

ストップモーションって素晴らしいね。
ユアンの声ってホントにいい声だなぁ。

オスカー受賞したね。
おめでとう㊗️

スーパーチューズデー 正義を売った日(2011年製作の映画)

3.8

ラストの2人の息詰まる対峙シーンはすごかった。
ゴズリングはまた一皮剥けた感じ。
アカデミー賞の脚色賞ノミネートも頷けるし、
何よりもクルーニーが監督4作目として着実に腕を上げていることを実感。
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エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン(2011年製作の映画)

3.6

新バルセロナから車で二時間のリゾート地に、
カリスマシェフといわれるフェラン・アドリアが率いるレストラン エル・ブリはある。

半年間のみの営業で、
残りの半年は次のシーズンのメニュー開発 に費や
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水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

3.5

父親との間に何らかの問題を抱えている女は
恋愛、結婚にトラブルが多い、と常々思っているのだが
ナタリー・ポートマン演じるエミリアもその一人。

自己愛が強く、
かなり自分勝手で他人をバカにして寄せつけ
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戦火の馬(2011年製作の映画)

3.5

馬が出て走ってるだけで
ウットリしてしまうのですが、
この映画では馬の運命の過酷さにちょっと胸が締め付けられるようでした。
馬も演技するのか⁈と思ってしまうようなシーンが多々。

久しぶりにデヴィッド
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ミラノ、愛に生きる(2009年製作の映画)

2.6

主人公をティルダ・スウィントンが演じてなかったら
到底見てられないようなヘンテコな脚本でありました。


静岡シネギャラリーにて。
2012.2/29 (11)通算1294

メランコリア(2011年製作の映画)

3.4

女性陣は凄くいいんだけどね
なんでだろう…
キーファーだけが異質。
本人に染み付いちゃうからTVシリーズってコワイね。


静岡東宝CINE3
2012.2/20 (9)通算1292

ゴモラ(2008年製作の映画)

3.6

本物の話は
過剰に煽らなくても
怖いもんなんだ…ってことを実感した映画でした。

静岡シネギャラリーにて。
2012.2/15 (7本)通算1290

ハンター(2011年製作の映画)

3.8


ウィレム・デフォー 60本目の出演作品。地味ながら見応えあり。
好みの男臭い映画と言うと『3時10分、決断のとき』と『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』だが、コレも加えたい。

心を閉ざ
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ハートブレイカー(2010年製作の映画)

3.0

あのダンスシーンは
目を覆いたくなるほど恥ずかしかったー。
と、メモには書いてある。

静岡シネギャラリーにて。
2012.2/1 (4本)通算1287

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.2

役とは言え、
プライス・ダラス・ハワードのヤな女っぷりには驚くね。大したもんだ。
そっちにばかり感心してしまった。


静岡東宝CINE3にて
2012.1/20 (3)通算1286

幸せパズル(2010年製作の映画)

3.3

パズルの世界、
途中まで凄く面白かったのに恋愛が絡んできた辺りで失速した。残念。


静岡シネギャラリーにて。
2012.1/3 (1本目)通算1284

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

アカデミー賞駆け込み鑑賞。

プレスリーという人に全く興味がないのが
致命的。
湯川れいこさんは
たまらんだろうなぁ〜とか思いながら見てた(他人事w)
だけど、オースティン・バトラーはカッコよかった。
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

13日のアカデミー賞受賞式に向けて
駆け込み鑑賞。
TLもエブエブ言ってるし…。

前作もかなり変わった映画だったけど
これもまたスケールアップして
訳わかんなくなっててウケる〜。

どこかでみたこと
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.8

いままで、
たびたびオークションシーンは見たことがあったけど
これほどドキドキして見入ったことはなかった。
落として欲しいけど、、、
落として大丈夫⁈
ハラハラドキドキの一瞬でした。

仲間の男が本当
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.4

「ウイスキー」のホルヘ・ボラーニが出てるというので観てみた。

おっさん、歳はとったけど
あの朴訥とした雰囲気は変わらずNICE。

途中で、
女の子があの男を連れ込んだ時
あぁ!これは嫌いな展開だと
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ラビット・ホール(2010年製作の映画)

3.3

締めくくりいいかなと思ったけど
いまいちだったなぁ。。
でも、大晦日の映画館って大好き。


静岡シネギャラリーにて。
2011.12/31 (64本)

ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.5

重たく暗い話かと思ったら大間違い。
原題は「My Best Enemy」
このままでもよかったのに…。

ユダヤ人の仕返しをコミカルに描いてるってちょっと珍しいかも。
ラストはほくそ笑んでしまいます。
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.9

こういうまがい物人間ってあちこちに生息してるよねーと思って観てた。
アーティストって自分で言ったもん勝ち!みたいな恥知らずがさw
バンクシーの風刺視線が愉快痛快。


静岡シネギャラリーにて。
201
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

4.2

この映画の為にセットを組んだという海辺の別荘が素敵。
大きな窓から見えるどんよりとした風景がなんだかよそよそしく冷たい雰囲気なのもいい。
ユアンの憂いのある表情もよかった。
久しぶりにときめいたなぁ。
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.6

物をムシャムシャ食べながらの演技はブラピが『スナッチ』で体得したものだと思っているんだけど、あたしはどーも好きじゃない。
だってただでさえ頬っぺたが膨らんでるみたいに見えるんだから…と言うのは意地悪か
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ランゴ(2011年製作の映画)

3.6

ジョニー・デップのみならず
大好きなハリー・ディーン・スタントン、ビル・ナイ、
レイ・ウィンストンの声を探すのが楽しかった〜!


この日久しぶりの貸し切り。
貸し切りの時だけエンドロールを写メしてき
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

ミシェル・ウィリアムズとポール・ダノが両親を演じるというので
ちょっとエキセントリックな人たちなんだろうなぁ〜と想像していたんだけど…。

芸術家肌のお母さん
ミシェル・ウィリアムズが
あざと過ぎてど
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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.2

最後の花言葉は沁みるよね〜。

こういう再生ものは嫌いじゃないなぁ。

誰かの幸せ(2020年製作の映画)

3.5

面白かったぁ。
下衆な恋人にヴァンサン・カッセルがドンピシャ。
親友夫婦の、特に女の方の嫉妬っぷりが
かなりリアルで痛々しいんだけど
あそこまでいくと清々しいくらい(笑)

むしろここからの友情のほう
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.5

最後の30分は暗過ぎて
途中で観るのをやめたくなるほどだった。

お互いがお互いを思いやる気持ちに
押し潰されそうで。。


ブルーが印象的な映画だったね。
スミレ色のフレームの眼鏡が素敵。