SAKIさんの映画レビュー・感想・評価

SAKI

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ファブリックの女王(2015年製作の映画)

3.0

日本でも大人気のブランドmarimekko。 そのデザインを模したリュックを背負っている大学生がたくさんいることから考えても、この映画が気になっていた人は多そうである。

しかし、多くの人が言っている
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ルーム(2015年製作の映画)

3.5

監禁されている母子の脱出劇ではなく、彼女たちが脱出後どのように再生していくかを描いている作品。
このような文句でストーリーの斬新さを評価している人が多いように思えたので、どんな映画なのか楽しみにしてい
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

高校生の頃原作を読み、「あ〜〜高校生大変だなぁ」という感想を抱いた記憶がある。
私は部活もやっていなかったし、同級生とも適度に距離を置いていたため、随分冷めた高校生だった。

映画は、なぜか勝手に「大
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花様年華(2000年製作の映画)

3.0

映像がとても美しかった。
所々で使われている隠し撮りのようなシーンでは妖艶な雰囲気が漂う。

ぴったりとしたチャイナドレスを身に纏った姿、陶器のような肌、見惚れてしまう。

ただ話は退屈。
同じ音楽が
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.8

なんだこの不気味な映画は…
横並びの食卓で始まり、小声でボソボソと話す登場人物、目玉焼きの黄身は吸うし、親子の会話…?と思えるやり取りなどなど…
みんながみんな何かを「演じている」という感じがした。
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ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

3.7

「わたし変わりたい!」と思う17歳の女の子が1枚のチラシをきっかけにローラースケートにのめり込んでいく。
家族との衝突、親友の存在、恋人との出会いや別れなど、順調にいくときもあれば、何もかもがうまくい
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.5

昔の映画に対する苦手意識があったため避けていた作品。
物語の起伏が激しいわけではないので、少し退屈に感じることもあるが、ドキドキハラハラ系の話が苦手なわたしとしてはとてもよかった。
ハッピーエンド万歳
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.0

はじめのほうはずっとイライラして観ていたが、途中からぐいぐい引き込まれた。

自分もあの中にいたら、観ている人をイライラさせてしまうだろうなあ、という感じ。
言いたいことはあるけどうまく主張できない、
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レ・ミゼラブル(1998年製作の映画)

3.5

ミュージカルではないため、話が分かりやすい。
これを観たら、原作に挑戦できる気がしてきた。

しかし全体的に暗い(そもそも話が明るいものではないし)ため、家で全部集中して観るのはきつかった。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.0

初めて観たが元気が出るし、BGMっぽくさらっと観るのも良さそうなので、これからもちょくちょく家で観たいと思った。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.3

小津安二郎監督作品は初めて観た。

堅苦しい話なのかと思っていたが全くそんなことはなく、ユーモアに溢れており、どこにでもありそうな会話や、飾らない生活感がとても心地よかった。

また観たい。

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

2.8

すごいスピード。一瞬の出来事、という感じだった。

BSでやっていたものを観たが、吹き替えだったのが残念。評価低め。

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.5

今まで一度も観たことがなく、やっと鑑賞。

シーンごとの色味(背景や小道具の)がはっきりとしていて、それぞれのシーンが一つの作品のようになっていた気がする。
トニーとマリアの出会いのシーンでは、わざと
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.6

始まった時から「なんか聴いたことが…?観たことが…?」という不思議な気持ちで鑑賞していたが、授業で最後のダンスシーンだけ観たことを思い出した。
今回全編観て、「こういう経緯でこのダンスなのか!」と私は
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アダルトスクール(2003年製作の映画)

2.8

とてもくだらないので、何も考えずに観られる。
みんなが制服を着て、険しい表情で登場するシーンは、よくあるやつだけど笑ってしまった。

大勢でワイワイ、ビール片手に観たらとても楽しめるのでは、と思った。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

大切な人と観るべき映画な気がした。

他の方のレビューにもあるように、何年か経って観たら感じ方も違うと思うし、絶対にまた観たい。

キャロル(2015年製作の映画)

4.3

わたしの周りでとても話題になっており、とても気になっていたので鑑賞。

まず、ルーニー・マーラとケイト・ブランシェットがとても美しい。観に行くか悩んでいる人には、「動くこの2人を観るだけでもいいから観
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アーティスト(2011年製作の映画)

3.8

プレミアムシネマで放送していたものを録画で鑑賞。

サイレント映画を家で観るとなると、途中で飽きるのでは、と心配だったが、最後まで集中して観れた。
セリフはなく、英語もわからないので口の動きから何を言
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SAINT LAURENT/サンローラン(2014年製作の映画)

2.6

天才の成功の裏に隠された苦悩を描く作品だと思って観に行ったが、話自体にあまり重きが置かれている感じではなかった。
イヴの人生を知りたいのなら、ジャリル・レスペールの『イヴ・サン・ローラン』の方が良いか
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FOUJITA(2015年製作の映画)

3.3

エコール・ド・パリの時代に活躍した日本人、藤田嗣治。
実際に様々な作品に影響を受け、それを自分なりに取り込んで技術として作品に反映させていた、ということが、中世のタピスリーを観る姿や、巨匠たちの作品の
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.5

『汚れた血』と『ポンヌフの恋人』を先に観たが、その時はあまり良さがわからない…、という状態だったが、この作品を観て、世界観にぐいぐい引き込まれた。

結局何が言いたいのか、という疑問は残っているのだが
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やさしい人(2013年製作の映画)

3.6

恋に落ちたとき、甘やかな二人の時間に陶酔していく。
この作品に出てくる1組の男女も、出会ってからすぐにその世界に足を踏み入れる。
しかし、それは長くは続かない。

マクシムとメロディーが、恋人と呼べる
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女っ気なし(2011年製作の映画)

3.8

冴えない主人公と性格が対照的な母娘を中心に物語は展開していく。
ヴァカンス映画を観たことがあるか、と考えると、もしや…ない?という状態で、自分の知識のなさに震えるが、それらしい派手さはないように思えた
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.7

百万円貯めて、住む場所を決めて、少しの荷物を持って次の土地へ。
よくよく考えたら、「こんなんでいいのか?!」という感じだが、不思議と「そんなこともあるわよ」と自然に受け入れてしまう自分がいる。

色々
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あえかなる部屋 内藤礼と、光たち(2015年製作の映画)

3.0

水滴が一粒溢れては流れ、一粒溢れては流れ…
会話のシーンも少なく、淡々としたナレーションがところどころに入っている。
終始そのような感じで、少し退屈な映画ではあった。(私の周りの人はみんな寝ていた。笑
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