なさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

な

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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

引き込まれる映画で3時間あっという間だった。大好きでも長い時間を一緒に過ごしても自分以外は他人で完全に分かりあうことがない。他者の理解不能な一部分をわからないままにしてありのまま受容すること。その過程>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃめちゃめちゃ最高の作品なので毎年地上波で流してほしい 素性も見た目も関係なくお前と俺は赤の他人のそこから先 血縁含めて生まれた関係性の全部を肯定してくれるところが素晴らしかった

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

デイビッドバーン爆イケてた 彼の話す言葉、動き、歌、バンドの演奏すべてが私たちへのメッセージだった 爆音でもう一回見たい

二重のまち/交代地のうたを編む(2019年製作の映画)

4.0

真っ直ぐで優しいものを見た。他人を知ろうとすること。聞きたいのに聞けなかったり返答に躊躇すること。だれかに語ろうとしてうまく伝えられないこと。その姿をそのまま映しているのが好きだし、すごく良いなと思っ>>続きを読む

トキワ荘の青春 デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

4.0

楽しい場面もどこか常に終わりがそばに感じられて寂しい。それぞれにとって作品にして振り返りたくなるほど輝かしい日々だったんだろうなというのがよく分かる。出演者の若き姿と演技がすさまじく素敵だった。エンド>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。ニワカの自分でも大体分かるくらいめちゃめちゃにエンタメだったし、終始オタクに大人になれと諭し続けるストーリーだった。

ダンシングホームレス(2019年製作の映画)

3.8

正しい生活みたいなものが26年で固まってしまっていてそこから出ることはもう出来ないかもと感じることが多い。彼らの暮らしや感覚を知ることができてよかった。アオキさんが彼自身の真理を追求する姿が本当にかっ>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「振り返ってよ」で回想が終わるの完璧すぎて鳥肌たった、そこからのラスト一見はよく分からなかったけど、考えればかんがえるほどに切ないな、、、

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

みんなかわいいしめちゃくちゃ動くし、色んな作品へのリスペクトが詰まっており、隅々まで制作側の愛を感じる良いアニメだった!共生していくって言いながらも、妖精側から無意識の諦念みたいなものが見えて切なかっ>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

初っ端の謎多き最期から世間一般のイメージをニュース映画で見せたあと、近しい人物を通して本当の彼の姿がだんだん見えてくる構成がすごく良かった。ラストも興奮した!映画詳しくないからなのかもしれないがストー>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.5

めっちゃ面白かった。誰かと出会って自分を見つけて外へ出ていく。ラストの3人の関係性もすごく良い。なり得る要素はあちこちあるのに湿っぽくならないのも良い。邦題ダサいけど見終わると有りに思えてくる。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.5

ドラマチックにもなる物語だけど、だれも多くは語らずひたすら淡々と進んでいくのが好き。自分の身にも覚えがある喪失の痛みから希望しかないラストだった。わたしは光をにぎっている。

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

雪と校舎と窓から差す光が綺麗で、その中で遊ぶ2人がひたすらかわいい。前半が淡々と進むから、後半のシーンは際立ってギョッとした。神様はいると思えばいるしいないと思えばいない。

INSTRUMENT フガジ:インストゥルメント(2003年製作の映画)

4.3

ライブもインタビューも時系列バラバラで詳しくない自分には分かりにくい編集だったけど切り取られた一瞬一瞬が格好良すぎて気にならない程だった

未来のミライ(2018年製作の映画)

4.0

バケモノの子より断然好きだった。くんちゃんがめちゃくちゃ愛しい。ひとりぼっちの国行きの新幹線はこどもブロイラーそのもので、愛は時に失われるけど得るのではなく与える存在になってはじめて何者かになれる。高>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.8

概念すぎて大事な部分が理解できてないけど、映像と劇伴が素晴らしくて画面に釘付けになって見た。

プロメア(2019年製作の映画)

4.0

動きすぎてイントロは目が追いつかなかった!細かいところまでこだわってることが初見でも分かって作る側の熱意と楽しさが伝わってきてこちらも熱くなった!

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

愛情のあり方を考える話だった。マッチョイケと幼女の組み合わせ最高にかわいい

カランコエの花(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

相手の思っていることなんて、口に出さない限り分からないし、分かったつもりの善意は結局自分本位だと突きつけられる。だれも悪くないし、みんな幸せになってほしい、、、狭い世界で生きてきて、出会ったことのない>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

1.0

自分に合わなかったに尽きるけど終始気味の悪い映画だった。重いテーマをいくつか急につまみ食いした割にそこに意味を感じないし、そもそもストーリーのない話で一体何を見てるんだという気持ちになる。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

構成を曲で繋いでるのが良くてイントロのsomebody to loveがラスト前で戻ってきた時すごく胸が熱くなった。先が長くないことを分かっている中で昔の自分が書いた死にたくないって詞をどんな思いで歌>>続きを読む

四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.0

古くさいラストシーンがものすごく良かった。自分の地元が魅力的な場所に思えたし、朝倉あきさんの声と佇まいがとても素敵ですっかりファンになりました。当時にアゼリアホールで見れなかったこと後悔…