ゆくんさんの映画レビュー・感想・評価

ゆくん

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完璧な他人(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

知人が集まった場で携帯の中身を公開していく話。いいタイミングでメールが送られてきてテンポ良く隠し事がバレる。段々と雰囲気が悪くなっていく様はハラハラできて面白い。数カ国でリメイクされているみたいだけど>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.8

今年観た中で1番怖かった。サクサク進んでダレないし緊張感が続く。

日本でも一昔前はこっくりさんが流行っとったけど、人間は霊に魅力を感じる生き物なのかな?若者が降霊術にハマって楽しむ姿を見ていると、そ
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

4.3

結婚には愛が必要かどうか。日本とは違う文化を通して恋愛観を養える。「人生は短いけど悔やんで生きるには長い」って言葉は恋愛以外にも応用できる考え方だと思った。夫婦は互いの衣服、温め合う存在なんだって。

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

荒廃した世界が舞台の話は人間の本質が描かれるから面白い。自分の住んでるアパート以外が全て崩壊する設定も新鮮で楽しめた。未曾有の災害が起こって今までの生活が否定されれば人々の上下関係がリセットされて物や>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

そういう話の繋がり方するんじゃね。90分の中でテンポ良く物語が進む。どんでん返しの作品を聞かれたらこの作品をオススメするといいかも。前情報無しで観て良かった。

メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

悪魔が人に取り憑くんじゃなくて変身を繰り返して混乱させるって設定が斬新。家族の豹変ぶりが印象的で、特に母親が食卓でご飯を貪り食べる様が奇妙で怖い。怖さも楽しめるけど、みんな一人二役やってて演技が上手で>>続きを読む

模倣霊(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

妖怪の類は個人的に好みで、声真似をする設定は新鮮だった。特に犬の鳴き真似をする姿は気味が悪い。

段々と視力を奪って声を頼りにするしかない状況で声真似をされる。都合の良い状態じゃけど、そんなホラーは見
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劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年製作の映画)

3.7

ポケモンの劇場版の中で最も評価の高い一作って言われとるのは知っとるけど観たことなかった。けどやっぱり個人的にミュウツーが過去一。過去作を振り返るとこの作品からポケモンの劇場版を観なくなったことがわかる>>続きを読む

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年製作の映画)

4.0

当時映画館で観た。本まで買うくらい1番好きだった劇場版。子どもながらにインターネットで暴れ回る敵キャラが怖かった印象がある。この頃のデジモンが好きで友達とカードゲームで遊んどったな〜。

キングダム(2019年製作の映画)

3.5

漫画は一巻しか読んだことないけど昔の中国の話らしいから観た。ストーリーも演出も豪華な俳優たちの演技も良かったけど、なにより王騎が漫画のイメージのまんまでクオリティ高い。続編もそのうち観る。

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

2.0

孫とおばあちゃんが段々と心を通わせていく話。映画を観たことすらないおばあちゃんを主演に抜擢したのは斬新で、言葉を発しないのに仕草だけで意図がわかるのは凄かった。ちなみに、本当はおばあちゃんにもセリフが>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実際の事件がベースの作品。改めてコールセンターの仕事は精神が削れそうだと思った。人の死はあっけない。嫌だったら仕事を辞めればいいって、現実はそんなに甘くない。

ソヒが自殺する日にビールを飲んだ店の同
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私の少女(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

色んな社会問題が詰め込まれてた。物語の世界はどことなくリアルで、ペドゥナとキムセロンの演技は見るだけで楽しめる。あと、お酒って怖いなって改めて思った。人格を変えたりお酒がないと眠れないって、生活する上>>続きを読む

ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

5.0

感動した。北朝鮮に帰ったら会えなくなるからせっかく仲良くなっても別れの時に「幸せになってください」とか「元気でいてね」くらいしか言えない虚しさが悲しい。会いたい人に「また会おうね!」って言えないって本>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

4.2

先日『ベイビーブローカー』を観て面白かったから同じ是枝監督×ペドゥナ作品を観たくなった!

世界観が独特でふわふわしとる。ペドゥナがお人形みたいで可愛かった。人形とかクローンとか、作られた側が生まれた
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

5.0

他人同士が一緒に過ごすうちに家族のようになっていく様が『万引き家族』に似ていて是枝監督に期待した内容だった。家族の在り方は何が正解なのかわからない。しかもそれを韓国の俳優で表現してたからすごく楽しめた>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分にとっての大事な人や故郷や住んでいる場所が戦火に燃やされたとしても生活を続けるしかない残酷さを思い知る。学校では戦争に関する勉強をして、日常では爆弾を落とされることが当たり前で、身近な人はあっけな>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

1.5

友達と観に行ったけど2人とも意味わからんってなった。他の人のレビューを見ても意味がわからないって書いてる人が多いのに世間にそこそこ評価されている理由はジブリっていう色眼鏡で見てるからだろうな。けどジブ>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

物心ついた時からもののけ姫のビデオが家にあったから何回も繰り返し母さんと観た思い出の作品。シシガミの存在が自然っていう概念なんだとしたら広大でロマンチックに思える。もののけ姫の中の世界が自分にとっての>>続きを読む

絶対の愛(2006年製作の映画)

3.0

整形大国ってことを上手く物語に落とし込んだサスペンス。こういう物語を観ると、整形に限らず何事も求めすぎはよくないなって思う。気にしだしたらキリがない。

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

5.0

辛すぎる。一緒に映画を観たいと思ったり、一緒に動物園へ行きたいと思ったり、偽の家族に絆が芽生えていく様子に心が温かくなった。だからこそ終盤にかけての展開が苦しすぎる。家族がテーマで重くて悲しい。また韓>>続きを読む

四月の雪(2005年製作の映画)

4.0

切なかった。やっぱりこの時期の韓国映画の恋愛モノは面白い。ソンイェジン目当てで観たけどペヨンジュンも顔立ちが綺麗で2人が揃うだけで絵になる。

4月の雪ってロマンチックでいい。今度話題に困ったら好きな
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.0

韓国のアクション映画って感じ。
お決まりの展開じゃけ安心して観てられる。
ドンソクさんは強いしかわいいし腕が太い💪

パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

5.0

モノクロバージョン初鑑賞。飽きずに観れる数少ない作品。シンプルに面白い。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

2.5

無人島に集められた40人の中学生が最後の1人になるまで3日間殺し合いをする話。

殺し合って徐々に人が減っていくから誰が終盤まで生き残るのか気になって面白かった。藤原竜也は20年以上前から見た目も演技
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

オススメされたから観た。わちゃわちゃしててゲームみたいな世界観だった。自分だったら生きることを諦めてしまいそうなほど街中にゾンビが蠢いとる。

白く濁る家(2019年製作の映画)

2.0

不気味じゃけどなんかズレててるから怖そうで怖くなかった。怖くはなりそうだった

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

デヴィッドクローネンバーグ×レアセドゥは気になる組み合わせ。人間が進化して痛みを失った未来でグロテスクをアートにする世界線は独特のSFすぎて俺には理解しきれなかったけど、この監督の作品は理解できないっ>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.8

光州事件が舞台の作品。この朗らかなジャケットのイメージとは違うストーリーだった。これが実話なのがビックリ。やっぱり物語を楽しみながら実際に起こった悲劇を知れるのが韓国映画の醍醐味。何かしら勉強になる。>>続きを読む

荊棘の秘密(2016年製作の映画)

3.0

脚本がパクチャヌクの作品にソンイェジンが出演してるってことで観てみた!予想以上にサスペンスで話が難しい。みんな演技が上手で惹き込まれた。

海にかかる霧(2014年製作の映画)

4.5

ハプニングが次から次へと起こるから楽しかった。これが実話なのがすごいし、物語にリアリティがあるのもすごい。脚本がポンジュノなだけあって俺好みの作品だった。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.3

みんな怪演で楽しかった!
想像以上にホラーで怖い系のサスペンス。

母という名の女(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

母親が娘の子どもの世話をするうちに独占欲が芽生える話。我が子の子どもを奪い取ろうとして幸せが壊れていく。娘を応援しながら観た。

アブリルは別れた夫が若い妻と再婚して幸せな家庭を築いたのが羨ましかった
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

父親が行方不明になった娘をネットを駆使して捜す話。

俺も家出して捜されたことがある。俺の場合は親と友達が知り合いじゃけこの作品とはちょっと違うけど、ヴィックが父親に言った「子どもの全てはわからない」
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

4.0

『悪魔のいけにえ』の前日譚。殺人一家の家系に生まれた少年が殺人鬼になるまでの物語。一気に10年後になって誰がレザーフェイスなのかわからなくなるから予想しながら見るのが楽しかった。

『悪魔のいけにえ』
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.2

宮沢賢治の父親視点の物語。やっぱり役所広司の父親役は心が温まる。宮沢賢治は素敵な家族に囲まれてたのが分かった。

宮沢賢治が亡くなって90年。彼の作品が現在も読まれ続けとるってシンプルに凄いこと。観終
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