このレビューはネタバレを含みます
物語の展開は、ある程度フィクションに触れている人間なら容易に先が予想できてしまうようなものだった。とにかく、映像を観て欲しいということなのだなと感じたし、現に圧巻だった。熱戦の予備動作や発射シーンは心>>続きを読む
あらすじからこんな風な終わり方するんだろうな、と予想をしていたのだが、ことごとく裏切られた。良い意味で商業的でない作品。とても良い映画だとは言えないが、嫌いじゃない。
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人のつながりの複雑さを、きちんと複雑に描けていた。
序盤は、次男と母親らの対立構造で進んでいたが、こうも綺麗に立ち位置を分けられていたのは、母親がブレなかったことにあると思う。
途中の「私は間違ってな>>続きを読む
内容は可もなく不可もなく。ありきたりで、先も簡単に読めるような内容。
ただ、映像が良かった。毎カット毎カット、映像が美しい。街並み、建造物、木々、小物、細部に至るまで、全てが美しい。特に、主人公が猫の>>続きを読む
原作を以前に読んだが、全く印象が違う。
原作は、灰色で無機質で、怖いくらい静かな世界を想起させるものだった。しかし、この映画では、薄暗いカットを多用していて、「そうじゃなくね?」と、違和を感じざるを得>>続きを読む
レトロチックというか、少し暗みがかった映像と、夏の乾いた空気感が、よりこの作品の雰囲気を際立たせていた。
友達というワードが頻出していたが、彼らの関係性を、友達の二文字では表すことは難しいだろう。もっ>>続きを読む
過激なシーンでの粗さが物凄く目立つ。白と赤、雪と血の組み合わせは美しいと感じた。
可もなく不可もなく。推し活とやらが流行っている昨今、共感出来る人も多いはずだから、そういう人にはいいノスタルジック剤になり得るのではないだろうか。
好きな人は好きなのだろうけど、自分は好きではない。グロとエロとを同時に摂取したい方はどうぞ。
終わり方が好きだった。終盤、冗長ではないかと感じる部分が多々あった。