おっさんの苦労話を長々と聞かされているような97分でした。元妻が亡くなるまでと、新藤兼人が脚本家としてデビューするまでMIXしたような内容で、それを自ら監督しているのと、エゴ満載なのがキツいっす!宇野>>続きを読む
日活レアものvol.7
宇野重吉ってやっぱダニエルデイルイスみあって見惚れてしまう。
世間体からしたら禁忌とも思える2人の関係は、清水の酒屋から離れるにつれしがらみから解放され距離が縮まって行く。最高まで近づいて破綻してしまうのだが、このシーンの(敢えてだと思うが)丁寧過ぎる演出が、緊>>続きを読む
これぞダークヒーローだと言える松方演じる川田の生き様にマジに痺れてしまった。
1番良かったのはヒロインでもある高橋洋子が強姦された後その首謀者を包丁で刺し殺すシーンでした、ヤクザ映画って基本政治的な>>続きを読む
トラック野郎もそうだけど、半日で編集したような出鱈目感は逆に爽快。
千葉真一のキャラが「ザ・スクエア 思いやりの聖域」に出てくるモンキーマン・オレグと重なって怖い。人間だけどコミュニケーションが取れない上にフィジカルが強い。現実で一番遭遇したくないタイプで強烈でした。>>続きを読む
津島利章の音楽でナレーションから始まるの仁義なき戦いのコピペ映画かあと思ってしまうのが、残念。脚本もいつメン。よくこんなに沢山ヤクザ映画書けるよなぁプロすぎる。でももっとオモロいはずなのに!73年以降>>続きを読む
連れションから始まる絆
「ふどしからセガレが出よらへんねん..」
「1・2・3で放り出してみぃ」
松方弘樹刑務所シリーズ3作目で監督と脚本は変更、コメディ路線でアメリカンニューシネマっぽくもあるバデ>>続きを読む
酔っ払ったから頭使わずに楽しいやつと思ってみました。その線ではベストなチョイスでした。この手の映画は、主人公が刑務所に入ると名俳優が沢山収監されています。そんな、オールスター刑務所で性悪看守相手に松方>>続きを読む
二人とも自制するのだがだんだんとエロくなっていく描写が丁寧でした。自制しようとするのがしっかり描かれているから良い。それが足らないと全く面白くなくなる気がしました。
原節子とさぶりどん。そして杉村春子>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1939年「駅馬車」「風と共に去りぬ」「ゲームの規則」その他映画史的に物凄い映画が多く生まれた年。
ピッタリ役で可憐な高峰秀子、19歳にしてかなり大人びた雰囲気を持った役を演じる原節子を観ている分には>>続きを読む
原作未見
2人の目線をそれぞれ辿った後、病院コーラで2人を外から優しく見守る目線と優しい音楽。丁寧に無理やり感動させられた気分。
ぬる燗の西山洋一さんが脚本に参加。
日高麻鈴良い。
物語を狂わせて行くファムファタール的な役に相応する怖いくらいの目力がとても印象的でした。
「今帰るのはまずいよ。ロバだけ先に返したら?」黙って帰るロバの後ろ姿がなんとも、、
清水宏の映画のカメラワークが何故かいつも滑らかに感じます。
彼が左平太として生きる為には全部捨てるしかなかったのだ。>>続きを読む
手を差し伸べてくれる人誰もいなくてずっと1人、孤独。男たちの其々のキャラクター、背景から出てくる言動がフィクションを感じさせないし、勿論高峰秀子も騙されちゃったり。嘘がとってもリアル。
ホームシアターでかかってた映画がなんなのかなんて事は割とどうでも良かったりする。
この世は喜劇だ!とか、カットの割り方然り、岡本喜八観た後だったのでとってもシンパシーを感じました。さいこー!
子どもの頃はヤギや夜の稲荷のシーンとか怖かったよね、いつかお婆ちゃん目線で見る時が来るのだろうか