ユーザー0012さんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

ユーザー0012

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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

5.0

「今度会えるの二学期だね、楽しみだね」

笑顔をみせた後、一瞬寂しい表情をして去っていく奥菜恵。

奥菜恵の名演技にして名シーン。

何度も観た映画。岩井俊二の原点。名作だと思う。

花とアリス(2004年製作の映画)

5.0

女子高生二人の友情と青春を描いた岩井俊二作品。

ちょっとした偶然とすれ違いという岩井ワールドな脚本と、センチメンタルでエモーショナルな岩井ワールドな映像が満開。

岩井俊二作品のなかでは、個人的には
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マイナス21℃(2017年製作の映画)

2.0

極限状態のなかでどうやって生き抜いたのか?といったサバイバル術などはなく、ただひたすら寒さに耐えるだけ。

主人公がプロアイスホッケー選手で強靭な肉体だから生き抜くことができたんだろうなあ、と思った。
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

宗教上の理由で武器を持たず衛生兵として沖縄戦に参加した若者の話。

血やグロが苦手な人には厳しそうな戦闘シーンはすごい。

これが実話ということに驚かされる。

K2 初登頂の真実(2012年製作の映画)

2.0

世界最難関ともいわれるK2初登頂を描いた作品。

最後の登頂アタックにおいて、チーム内でゴタゴタがあり…で、最後はモヤモヤMAX のまま終わる。

それまでの登頂に向けたドラマは悪くなかったのに…事実
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アドリフト 41日間の漂流(2018年製作の映画)

2.5

大津波に巻き込まれて41日間の漂流を耐え抜き生還した女性の、実話をもとにした物語。

漂流シーンと恋人との回想シーンとが交互に展開される。漂流シーンだけだとひたすら耐える退屈な流れになったものね…と思
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

4.5

世界最高峰エベレストの登山シーンがリアリティあり、怖さもあり、そして、頂上付近で嵐に巻き込まれ、それでもなんとか生きようとする人達の姿に胸を打たれる。

自分は登山もするため、もしも自分がこの状況だっ
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

5.0

こんなに都会でこんなに華やかで、けれど孤独な私、という都会人の孤独がとても切なく美しく描かれている。

言葉の通じない外国で出会った男女の話だけれど、この作品で描かれる孤独感は、外国の地という特殊な状
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

万引きで生計をたてる、血はつながっていない、家族でないけど家族の話。

家族の話ではあるけれど、人と人の繋がり、ということをすごく考えさせられる映画だった。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

映画観たあとQUEENの曲聴くようになった。

面白かったけど、ラスト含め泣くような映画ではないよなあ…と思った。

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.0

監督の「百万円と苦虫女」がとてもよかったのと、再び蒼井優主演ということで期待値高く映画館に観に行ったけど、イマイチだった。

夫婦における秘密がひとつのテーマだけど、その秘密が、実は隠し子がいてとか、
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

監督岩井俊二、予告編もいい感じで期待値かなり高めで見に行ったけれど…すっきりしない。

どうした岩井俊二、と思ってしまった。

映像美はさすがだけれど、初期作品の頃の岩井ワールドのファンとしては、その
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.0

女だけの世界に男が一人紛れ込んだらどうなるか?という社会実験のような話。

ソフィア・コッポラらしい画作りだったり視点はあるけれど、観終わったあと何も残らない…映画だった。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

レトロなオープニングテロップ、ダラダラした展開からの急展開、そしてラストの緊迫感凄い暴力シーンと、タランティーノならではの作品。

けれど、初期のタランティーノ作品のファンとしては、ちょっと何かが違う
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.0

テニス観戦が好きなため、けっこう期待値高めで観に行ったけど、テニスシーンも多くなく、期待外れ感があった。

ビリー・ジーンの女子テニスにおける貢献が描かれていた、という感想。

ラストも盛り上がりに欠
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

もしも自分がこの世にいなかったら?を体現する男の寓話。

誰もがその存在に意味があるし、生きていることに価値がある。

それを教えてくれる映画。

名作。

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

4.5

シリーズにおける最高傑作。
寅さんの、ぼたんを救う正義の言葉が泣ける。

ファーゴ(1996年製作の映画)

5.0

妻の偽装誘拐が連続殺人事件へと進展していく、コーエン兄弟らしいブラックでシリアスで、けれどユーモアを感じる作品。

コーエン兄弟の中で一番好き。

大傑作。

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

北野武監督の最高傑作だと思う。

静寂と暴力、乾いた映像、そしてユーモアと、北野武映画の魅力が詰まっている。

砂浜で遊ぶヤクザ達の姿が、ユーモアに溢れていてそして死が迫る虚しさ儚さが漂っていて、奇跡
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.0

イラク戦争での爆発物処理班の活躍を描いた作品。

死と隣合わせの爆発物を解除する隊員たち、その緊迫感がすごい。

見ている間ずっとハラハラさせられ、力入って見入ってしまう。

近年の戦争映画は、最後は
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

1979年にイランで起きた在イラン・アメリカ大使館人質事件の映画化。

中東の政治や歴史にあまり強くないけど、すんなりと理解できた。

最初から最後まで緊迫感にあふれ、特にラスト、空港ではまさに手に汗
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.5

奥崎謙三という人が色々イカれすぎていて、どう解釈すればいいのか…。怪作という言葉が似合う作品。

ひみつの花園(1997年製作の映画)

4.5

お金大好きOLを描いたコメディ映画。

低予算のおバカなコメディで、笑えて面白かった。

アイガー北壁(2008年製作の映画)

4.5

アイガー北壁初登頂に挑んだ登山家達の悲劇。

どうやって撮ったんだろう、という迫力の登山シーンと、あまりに残酷で絶望のラスト。

すごい作品だった。

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.5

賞金稼ぎとマフィアのお金を横領した会計士のロードムービー。

ユーモラスに描かれる二人の道中を楽しみ、観終えた後は、爽やかな感動に包まれる。

隠れたロードムービーの傑作だと思う。

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