Naoさんの映画レビュー・感想・評価

Nao

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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

独創的、神話的。
キリスト的ではあるものの、神話としてのモチーフとしているにとどまり、洋画ホラーあるあるのキリスト万歳の映画ではなかった。

ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.4

原作愛読者として厳しい評価になってしまうが、
映画という短い尺で原作の哲学を表現し切るのは不可なのでは?ドラマ化かアニメ化してほしい。原作は各ヒーローの背景がびっしり書いていて、さらに社会風刺的要素が
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.1

途中までロッキー??と思いながら見ていたがまさかあんな終わり方なんて。。ネタバレはできないがもうマギーがいい子すぎる。。

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.1

人を殺すためにウェポンXとなったウルヴァリンが今までr指定ではなかったことが不自然に感じるほどの出来であった。
西部劇風の映画で、ローガンはアダマンチウムの毒性に侵されている。仲間もほとんどいなく、弱
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

ホラー映画の頂点では?
背景や小ネタを知れば知るほど味が出る。
不気味で不自然な一家の正体とは!?という映画。正直荒唐無稽だと思うがフィクションと社会風刺の釣り合いが取れているため傑作となったと感じる
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.0

サイコーにイカれてて好き。ボーリングであんな奴いたら楽しいだろ絶対。

女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.9

007ではトップクラスに好き。
ちょっと大人向けだった感はある。おバカ映画の後に急にこれがきたら不評になるのも仕方なかったのかな。

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.7

記念すべき第一作。ショーンコネリーが光る。スパイ映画のとしての全てをこの映画一本で完成させた。

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.2

最高のボンドガール。
MがMomというのは面白い。映像美はシリーズ随一。アクションは少し足りなかったがそれもよし

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

あるホテルの栄光と衰退を描いた話。20世紀ヨーロッパの変遷や戦争を象徴している。文化の衰退という悲しい事実をあらわす映画ともいえよう。
そのノスタルジアも入れ子構造も全て小説的でどこか百年の孤独に似て
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.5

日本人へのステレオタイプが強い(若干差別的で侮蔑的であると感じるほど)ことと安易にキノコ雲を出さないでほしかった。ウェスアンダーソンは好きな監督であり、また黒澤映画を彼も尊敬しているからこそ、なぜこの>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

素直に面白いと思った。
ちょっとカメオの扱いが雑で話題性のためだった感はあるがライミ監督だから目を瞑る。本当にヤバいところはワンダヴィジョンと時期が被ったため、脚本の共有が上手くいかず、あんなことにな
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.3

過去作でモヤモヤが残ったところをうまく解消した映画。悲しいところはマルチバースは売れると見込んだスタジオがこの作品以降マルチバースの似た様な映画を乱発したところかな。

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

スタークは師として荒削りで、尻拭いを教え子にやらせる始末だったが、ピーターの最後の決断はスタークをも成長させたと思う。
映画としてもかなり面白く、ny以外で活躍するスパイディが実写化されたのは初めてで
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

原作のミステリオを知っていたが、ハラハラさせられた映画だった。ミステリオがあんなにカッコよくなるなんて!!
ギレンホール好きなのでよかった。
映画館で見た時は感動した

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.3

ノーランに影響を受けすぎ。
ダークナイトトリロジーの暗くてシリアスな雰囲気は、優れた脚本によって成立したと認識させられた。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.2

最近の原作版に結構近いバットマンとゴッサムシティなのでは?
バットマンが厨二病のいたいヤツで精神病院スレスレなのは原作では有名なのに、今までの映画化では品行方正であったから、このバットマン像を気に入っ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.3

エルトンジョンの曲は好きだったがこの映画を見るまでは破天荒すぎて人として好きになれなかった。でもそんな彼にもそうならずにはいられない過去があったと知った。最後の紙に書いていた歌詞がチラリと見えた時に次>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.2

理解できなかった。未成年との恋愛を美化するのはいかがなものかなと。物語自体は詩的で美しかった。でも結局ボンボンの美形男子同士の恋愛。当事者ではないが、LGBTを娯楽として消化している気がした。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

名作。
カーンが出てくる映画にハズレは少ないが、その中でもpkとこの作品は飛び抜けている。
競争社会で忘れられがちな学ぶことの意味、生き方などを考えさせられる作品である。これらのテーマはインドだけでな
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.3

キリスト的映画。であるからデウスエクス・マキナというのは的外れ。
まず、僕はキリスト教徒ではない。その上でイエスキリストは人物的(少なくとも後世に伝わる)に成熟したものとして考えている。
キリストに対
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

この映画以降本当の意味でのオープンエンディングな映画が増えた気がする。
それはそれとして、一発撮り風の映像による舞台の緊迫感と、アメコミ映画という大衆向けだが芸術的とは言い難い映画と純粋に芸術的なリア
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赤い風車(1952年製作の映画)

4.0

ロートレック好きな人は是非!美術賞受賞も納得な見ていて清々しいセット。
実際のロートレックはもう少し陽気だっただろうが、独特なあの捻くれた(褒めてる)絵柄はこういう背景があって描いていたのねと納得。

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

おバカボンドへのラブレター。
実力派の俳優が荒唐無稽な内容を大真面目に演じてそれっぽく感じる。アクションは一級。古き良き(?)スパイ映画。よくないところは金持ち批判が安直で少し幼稚だったかな。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.4

マークラファロの演技下手だなと思ってたらこりゃアカデミー助演とるよね。けどまぁ読めてたかな。新しいものは何もない。俳優が豪華じゃなきゃ凡作以下。