うしおさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

うしお

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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

いわゆる「舐めてた相手が殺人マシーンでした」系映画だけど、泥臭い。とにかく泥臭い。カタルシスは終盤までお預けだけどその分上げ幅デカい。キルゼムオール!

もうこれが実写版ゴールデンカムイってことで良く
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.5

公開前からどんでん返しどんでん返しって宣伝しまくってたから期待して観たけど、まあ最初から構えちゃってたこともあり想像の範疇だったことは否めない。

ベン・アフレックがめちゃくちゃ良いのと、宣伝方法に反
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

オルソで久々に観た。7年前、特に映画好きでもなかった私を映画沼に落とした記念碑的な作品で、何回観ても血が滾る。大好き。

少林寺(1982年製作の映画)

3.5

「なんかインド映画っぽい」
これが第一に思ったこと。というかバーフバリっぽい(もちろんバーフバリが少林寺っぽい、が正しい)

若い頃のジェット・リーのガチ武術目当てで見たけど、いや他の連中も全員ガチ武
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

ミスリードを誘う要素が多くて、話がどう転がるか予想がつかなかった。何よりこの脚本で90分にまとめたのはお見事。

大オチはそっちかい!って綺麗に予想が外れた

閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.5

どんでん返し映画好きで色々見てるんだけど、これはトップクラスに予想を覆してきた。頭使うけど色んな意味でめちゃめちゃスッキリするからもう一度最初から見たいやつ。

リゾートバイト(2023年製作の映画)

4.5

話題になった永江監督の前作「きさらぎ駅」が気に入ったなら絶対刺さる1本。あ、これ伏線なんだろうなって場面がしっかり回収されるのは見ていて気持ちが良い。少しでも興味がある方はぜひともネタバレを踏む前に観>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

普段この手の映画を好んで見る人ほど騙されそう。下手をすれば逆張りとも言われそうな仕掛けだけど、劇中のセリフやテーマも巧妙な伏線になっているので無理が無いし鮮やか。終盤ちょっとだけ映るあのポスターは観客>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

3.5

音楽の力つええ…ってなる映画。思ったよりずっと地味だしツッコミどころも多い。なんでローリー狙われてんの?ってのは2以降で明かされるんだっけか確か。あとルーミス医師、主人公みたいな面してるくせに話に絡ん>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.5

子供の頃からゴジラ映画はちょいちょい見てきたけど、初代は恥ずかしながら初見。

芹澤博士ってずっとマッドサイエンティスト的な人物かと思ってたんだけど、実際見てみたら責任感も思いやりもあるめちゃくちゃ良
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バーニング(1981年製作の映画)

4.0

ほぼほぼ13金だけどちょっと捻りが利いてる。今の映画なら死ぬほど強調されそうな伏線回収をさらっと回想出すだけで台詞にも出さないの、昔の映画って感じで好き。

多少諍いはあるけど深刻ではないし、お盛んな
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キャット・シック・ブルース(2015年製作の映画)

3.5

センス系前衛的スラッシャーだと思って見たらとんでもない胸糞映画でビビった。役者の迫真の演技もあって脳がおかしくなりそう。病んでる…

音楽の使い方とかセンスはビンビンに感じる。あと他の方も書いてるけど
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

IMXレーザーGTで鑑賞。
もうアホかと思うくらいのアクション鬼盛り胸焼け映画。ストーリーが薄い?前作までの説明が何もない?うるせえ!アクションを見ろ!!ドニー・イェンの洗練されすぎたアクション、やっ
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

最寄りの映画館で3D復刻上映やってたので20年ぶりくらいに観た。ていうかこの映画、何回も観たけどテレビでしか観たことない!公開時6歳なのでそらそうよ

で、感想ですが、バカ面白かった(当たり前体操)
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

冒頭から見たことないカンフーが次々飛び出してきてアクションは行き着くところまで行っちゃってる。ラストバトルも死亡遊戯を彷彿とさせる。

ただお話がちょっとね…こういう「完全に繋ぎの話」って個人的に好き
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

作中で語られる「掟」で決められているわけではないけど、ジョンだけじゃなく他の殺し屋も一般人を巻き込まないように仕事にかかるのは彼らのプロとしての美学ですかね。カシアンとの静かな追いかけっこ本当に好き。>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

前提として犬が可哀想な目に遭う話なのでなかなか踏ん切りがつかなかったけどようやく見た。ハンドガンで足を止めて確実にヘッショする、地味に見えるけどそれを神業的なスピードで連発するからとんでもないアクショ>>続きを読む

キラーコンドーム ディレクターズカット完全版(2023年製作の映画)

4.0

B級モンスターパニックの皮を被った(チ○ポだけに)まさかのヒューマンドラマ。モンスター大暴れを期待して見ると肩透かし食らうと思う。

笑えるところもちょこちょこあり、独特のハードボイルドな雰囲気もあっ
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.5

舞台挨拶付き完成披露試写で。

コワすぎシリーズの「集大成」という言葉がまさにしっくり来る。まだ公開前だし内容については触れないけど、今までのシリーズが好きな人なら絶対楽しめる。

ちなみにちょっとだ
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.0

このスタイルで続いて欲しかったって気持ちと、これで一旦打ち切りになったのもわかるな…って気持ちを同時に感じてしまう。他の話に比べるとストーカーおじさんの恋愛模様に焦点を絞りすぎて怪異や伝承がおざなりに>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

3.5

旧シリーズはなんだかんだちゃんとホラーしてたけど、これは完全にコメディ寄り。というか、コワすぎがネットミーム化したのを受けて仕切り直しでそういうノリにあえて方向転換した感がありますね。

話自体は意外
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.5

後半30分はシリーズの(一旦の)締めくくりとして文句なく面白い、けど前半の何を見せられているんだ…感が残念。

ここまでのコワすぎシリーズは当然として、オカルトも必修科目。見てないと江野が田代に別れを
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

4.0

色々な伏線が一気に回収されていく後半の怒涛の展開が凄い。CGは相変わらずチープだけどもはやこれで良いという気すらしてくる。終盤、工藤が泣きながら○○を○すシーンは不本意ながら目頭が熱くなっちゃいますね>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

4.0

これまでのシリーズと劇場版の繋ぎのお話、という割には「イマジネーションの集積が怪異を現実化する」「古の神が怪異を傀儡として顕現しようとしている」と、世界観の根幹に触れてくる超重要回。
これ、他の白石作
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

4.5

まだ劇場版までしか見てないんだけど、これが最高傑作だと思う。まさにノンストップホラーエンタメ、オチもかわいそうだけど好き。

終盤の超安っぽいCG以外は完璧だと思う(白石作品でたまに見るタイプのやつだ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.5

後半の怒涛の展開は笑うしかない
工藤と鈴木はオカルトみたいなおっさんバディになるのかな?と思ったら…

ツッコミどころは相変わらず山のようにあるけど怪異の殺意がしっかり高くてちゃんとホラーでもあるのが
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

4.0

ヤバい心霊映像の投稿者の一人が失踪したので調査してたらアレ?こいつ自体なんかヤバくね?って展開に転がっていく意外性がかなり面白い。
この辺から工藤がトップギアになるまでのスピード感もブッ壊れていく感じ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.5

まだ色々と試行錯誤が見える1作目
結局口裂け女の正体は何だったのか?呪術を使うただのヤバい女説も捨てきれないのでちよっとモヤっとする

福山市長に1日密着してみた(2022年製作の映画)

3.5

大迫茂夫さん主演のモキュメンタリーということでどうしても某戦慄怪奇ファイルを連想してしまう。キャラのイメージ像が大体同じなのは良くもあり悪くもある…

福山市の公認PR映画なのにこんなにブッ壊れた内容
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

非常に重く生々しい題材なのに、適度にエンタメしつつ見やすい作品。さすがバーホーベン。

世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

4.5

前作は割とシャレにならないことしてるのに「許しちゃうんだ…」って思うところがあったからこっちの方が好み。

相変わらず2バカ(+1)に振り回されるフランク君不憫だけど終始笑って見てられるしキャラ全員立
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

4.0

アホみたいな邦題を付けられてしまったけとアホみたいな内容なのでセーフ
ケツKOされてみてえなあ…

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.0

ゴリゴリのアクション復讐劇を想像してたら全然違った
それぞれ問題を抱えるおっさん達や拗れた父娘の関係をテーマに描かれるヒューマンドラマがメインシリアスだけど笑える場面も良い感じに挟んでくる

「偶然の
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バイオレーター(2018年製作の映画)

3.0

真面目なホラーかと思って見たらバカ映画だった…まあ氏神一番があのまま出てくる時点で真面目なわけないかw

後半は結構などんでん返しがあるけれど、悲しいかな超有名作品のオマージュ(なのかな?)故に冒頭で
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

イーサンがヒロインに入れ込む理由が薄く感じて、劣化版007のように感じてしまった。後半はブレーキ壊れたようなアクションてんこ盛りで取り返してきたけど、1作目の方が好きかな。

V/H/S シンドローム(2013年製作の映画)

3.5

ジェイソン的な殺人鬼の亡霊の話と最後のハロウィンの話が好き。短編なのでそういうもんだろうけど全体的に話はよくわからない