ジョージ・クルーニー監督の映画結構好き。特に社会派。
園子温は苦手だったんだけどこれは最高に良かった。人が斬られる度に笑える映画なんてそうそうない。ふみ様の色気が凄い。
講演会でのマロー氏のスピーチは必見。今から半世紀以上も前に現在の日本のメディアの状況を言い当ててるから。
試合にて選手のプレイを見せることなく当時を思わせる実況や歓声のみで表現したのが個人的にはGood。
冒頭部分のスマートなカーチェイスで一気に惹きこまれた。エレベーターのシーンは記憶に残る。
ホロコーストものだと『フェイトレスー運命ではなく』や『サラの鍵』の方が好み。最後のテロップが個人的に残念。
中学生の頃に一度観てナタリーに一目惚れ。歳をとって見返してまた恋に落ちた。
"失ってから初めて気づく"は全世界共通。口がきけないため表情や仕草だけで表現しなきゃいけなかったS.モートンの演技がキュート。妙にご飯をパクパク食べるシーンが印象的。
進行軍の兵士を最大の犠牲者のように扱うアメリカ映画とは一線を画していて勉強になる。