何が怖いってこれが実話ってところ。映画でよく描かれるテンプレ的CIAとは違い、現実のCIAってこんな感じなんだろなーと思いながら観てた。
ナチスが出てくるのにこのコミカルなタッチは新鮮。オチが分かり易いわ!
2人の関係性もファッションも全部どストライク。特にアナベルが物凄くキュート。
戦時中の人々の生活が描かれた映画は好み。ドイツ軍のセリフに字幕がふられない演出も好き。主役の女の子が素晴らしい。子役の演技が良い映画は記憶に残る。
報復について。良いんだけど何かスッキリしなかったのも宇多丸師匠の解説でスッキリ。
イーダ役のJ.メッツェジョルノの演技が素晴らしい。魅力的でエロティックな前半、気が狂ったかのようにムッソリーニの妻であることを訴え続けた中盤、精神病院での後半。イーダの波瀾万丈の人生を体現してた。>>続きを読む
ホロコーストを描いた作品はいくつもあるけどこれが1番印象的。あの台詞には震えた。
冴えない役でもナタリーは美しい。そしてJ.G=レヴィットだと気づかなかった不覚。
戦争、人種、貧困、虐待。重たさを振り払うバイアの破天荒さが良い意味でクレイジーで良かった。
クレムリンのセキュリティしょぼ!!とかツッコミどころは満載だけどそれでも安定して面白いね。