風景も人物も、みな美しい。台詞も気が利いていて素敵。ストーリーはおとぎ話のようだ。今の自分と比べたりせずに別世界のお話として味わえば楽しめます。
結婚相手がマフィアだと知らない訳はないと思う。それ以外は楽しいコメディ映画。人がたくさん死ぬコメディも珍しい。エンドロールの後もお楽しみに。
何も知らない人の,加藤和彦入門篇としてはとても良い映画です。特にきたやまおさむが語っている内容はなるほどなと思いました。インタビューは豊富。当時の映像資料はもっとあるんじゃないかなあ。本人が始末しちゃ>>続きを読む
アニメって、マンガとは異なる力があるなあ。玉ちゃん,かっこいい。
うわー!ゴジラ怖えー!
さすがは白組。あっぱれロボット。
恐れ入りやのコンコンチキだぜっ。
観られる映画館がないのでBlu-rayを購入。我が家のしょぼいステレオでしたが、全編に流れる音楽は素晴らしい。もちろんアニメーションも素晴らしい。筋書きとか、あまり詮索しても仕方ないよ。この時代にして>>続きを読む
この期に及んで呆れ返るアメリカ人の暢気さよ。立身と他者の評価を目的に大量殺戮兵器造りに邁進する科学者の哀れさを見よ。
TVでオンエア中の午後のロードショーで、長いCMに耐えて観た。奇抜なトリックも特撮も無く、役者の芝居だけで飽きさせずに見せてくれる。大人も子供も、ダメなところを抱えつつ、逃げずに生きていくしかないんだ>>続きを読む
僕らが足りないと思い込んでいるものは本当に足りないのか。僕らが不可欠と思い込んでいるものは、実は要らないもののなんじゃないか。損得とコスパで人生を右往左往する東京生活を深く反省します。そうだよ,幸田文>>続きを読む
静かで、気まずくて、不機嫌で、情けなくて、愛おしく感じるサスペンスがこれまでにあったろうか。
いい国,いい人々、フィンランド。でも、こうなっちゃうんだなあ。ネオナチ野郎もきっとそうなるのっぴきならない理由があったのだろうなあ。
ああ,そうか。そういうハッピイエンドもあるよな。不幸、理不尽に溢れた社会だけど、生きているだけで丸儲けだよなあ。
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地元の方々はこの恥ずかしさに耐えられないだろうなあ。選挙で選ばれた議員は公金を懐に入れることに躊躇いなく、役人は市議たちにへつらい、あろうことかテレビ局が現場の記者を異動させて幕引きを図る。地方権力の>>続きを読む
お話の筋とか意味とか、考えなくてよろしい。見たことがない景色を観るのが楽しいのだ。
前作がお気に入りなので、上映があると聞き映画館に駆けつけた。ありがとう、ユーロスペース。
もちろん、のっけから期待通りの面白さだ。綺麗な映像。美しくて、くどくない。モーゼ、案外いい奴。赤いバスが愛おし>>続きを読む
なんて非道い話なんだ。
敗戦直後の無法状態で,警察はひたすら頼りない。旧来のヤクザ一家はセコイばかりで役に立たない。闇マーケットの乗っ取りを図る三国人ギャングたちは、彼らを差別してきた日本人への復讐に>>続きを読む
音楽好きも,映画好きも、観ては損はない。ボクは今まで観ていなくて、損をしていたと後悔しました。
始めの10分くらいは逃げ出さずにじっくり観ましょう。英語も簡単だからしっかり聞きましょう。ひとつのシーン>>続きを読む
MFQ のメンバーに写真家がいたのは知っていたけれど、彼がこんなに貴重で大量の写真を撮っていてくれたとは!素晴らしい。インタビューのリアリティが違う。BARDSからCSN&Y、ジョニ・ミッチェルに繋が>>続きを読む
ビーチボーイズについての認識を新たにした。と言うよりも、全くわかっていなかった。すまない、観てよかった。劇場の大きなスピーカーで名曲の数々が聴けたのも、幸せだ。
そういえば東京オリンピックって、ほんとにやったっけ?というような味の薄いイベントでしたね。それはさておき、オリンピックで何が起こったか、の記録映画です。レニ・リーフェンシュタールにも見せたい。褒めてく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
美しい映像の美しい映画。コメディなんだけど、笑わそうとはしてなくて(再建屋のビジネスマンくらいかな)、小さな謎と、ささやかなロマンスのデザート付きでした。
Disney +では思わぬ吹き替えだったので>>続きを読む
今時の人間には考えられないロマンチックストーリー。観客はみんな知っていて、登場人物は何も分からない、という物語の仕立ては永遠のものだなあ。
ずうっと探していた映画。ラピュタ阿佐ヶ谷「松方弘樹ギラギラNight」でついに観た。期待通りの逸品。金かけなくても、役者の芝居でこんな愉快な映画が撮れるんだぜ!まだ歌手デビュー前の荒木一郎、最高だ!
ダニエル・クレイグひたすらカッコいいぜ。弾も滅多に当たらないし、当たっても大したことない。女たちは可愛い。心配事は色々あるが、どんどんいけ。映画館で観た者の勝ちである。
お話の内容は置いといて。
デンマークの映画。登場する住宅がことごとくセンスがいい。カッコいいなあ、いい家だなあ、と渡辺篤のように感心してしまいます。
ところで、ボートに残されたあの犬はどうなっちゃっ>>続きを読む
国民にとって戦争とは何か。英雄たちは何を得たのか。これは戦勝国の反戦映画だ。
役者も凄いが、制作陣も凄い。これに比べると今時の映画は何て貧しいんだろう。このカットで観客全員にわからせてやる、という決意>>続きを読む
整理された画面。作り込まれたセット。職人技のライティング。今の日本映が失くしてしまったものを見るだけでも価値があると思う。もちろん芸術なんかじゃなくて、純粋な娯楽作品。浅丘ルリ子、美しい。
かっこいい映画はいろいろあるが、この映画のようなタイプは他にないよ。
映画館で観られて幸せだ。
先頭には立川行きのプレート。チョコレート色の南武線がホームに入ってくる。勤め人や学生がすし詰めになって運ばれて行く。配役のクレジットは和田誠のデザイン。流れる音楽は武満徹、歌うは荒木一郎。最高だ。
今どきのフェスも、同じ手法で撮影すればこんなふうにクールな映画になるのか。たぶん、ほぼ、絶対ならないであろう。ミュージシャンも、聴いているお客も、カッコいいなあ。