ガーーーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

スーパーマン II/冒険篇(1981年製作の映画)

2.7

今作のヴィランは遂に登場のゾッド将軍
力が同等レベルなので見応えありかと思いきやパワーバトル💪には発展せず
市街地でのバトルはCGなしにしては頑張ってるけど…
決着の仕方は頭脳戦での勝利だけどクリプト
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スーパーマン ディレクターズ・カット版(1978年製作の映画)

3.3

劇場公開版鑑賞時より点数大幅アップ🦸‍♂️
MCUやDCEUでアメコミ耐性ができたからかも
ヒーローモノの王道な作劇で中盤まではスーパーマン不在での物語進行📰
今回はお披露目で対ゾッド将軍との本格バト
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私は貝になりたい(2008年製作の映画)

2.9

題名の意味‼️
てっきり「何も喋りたくない」という意味だと思ってたらまんま貝🐚だとは
こういう戦争🪖の二次被害って不条理
戦争、ダメゼッタイ
今作MVPは中居くん💈
併せ持つ人たらし風情が見事にハマっ
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浮き雲(1996年製作の映画)

2.7

初カウリスマキ🇫🇮
敗者三部作というダウナーなキャッチフレーズ通りの展開⤵️
上映時間の99%が地獄の所業😱
思いつく限りの最悪な事態の連打で不幸の数え役満確定🀄️
カード🃏でクビ決定とか企業側も成長
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.0

タイムスリップファンタジーとは驚き⏰
過去に戻って若い母親と会う映画ってあるけど歴代1位のオシャレ具合🇫🇷
『燃ゆる女の肖像』とは一味違う風味
子供たちが主人公ということもあり脚本担当した『ぼくの名前
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

2.8

前作同様にeテレの道徳番組的作り📺
今作のテーマは仲間と命の尊さ
なのでお話運びは引き続き子供向けながら魅力は前作を圧倒⤴️
それはひとえに新キャラ"わんこ"🐶のおかげ
靴下🧦に入れられて川に流されて
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長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

2.5

『シュレック』シリーズスピンオフらしく童話をベースにした優等生な作り🐈
道徳的要素もふんだんに盛り込んでるので子供に安心して見せられる仕様
友情と赦すことの重要性唱えててeテレで放映してても全く違和感
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M(1931年製作の映画)

2.8

今なお議論され続ける社会問題に鋭く切り込んだ社会派作品
てっきり連続殺人犯探しミステリーと思ってたのでギャング主催のエセ裁判での転換に度肝抜かれる👨‍⚖️
一面的ではなく犯罪者、被害者、第三者の視点混
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.6

「面白くなってきやがったぜ」
徹底的に逃げまくったその先に何があるのかって作劇は逆に凄い斬新
ダメ人間って側から見てる分には楽しいけど実際に付き合いたくはない
でもこの作品内の人たちはみんな心配してく
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

2.9

スピルバーグの原体験をかなり剥き出しに作品化した自伝📽️
映画って素晴らしいという着地じゃないのが予想外🎞️
芸術の呪いは恐ろしいよが真のテーマ
夢に向かって突き進んでいる若者が鼻をへし折られるから注
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

2.1

ヒーローもの2作目、力失いがち
更にシャザムの存在に必要性を感じない退屈な作劇
結果傑作の前作には遠く及ばない明日には全部忘れてるであろう駄作に
子供が大人のヒーローにってこの作品のキモが子供達の成長
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

あっという間の3時間⌛️
インド映画というか全映画の醍醐味凝縮した娯楽作品完全体🇮🇳
勇者たちの対立と友情って週刊少年ジャンプ濃度120%と本家超えの燃え度🔥
肩車合体攻撃とかアクションが荒唐無稽で斬
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.4

女子高生と椅子🪑のロードムービー
3.11新解釈=喪失と再生を巡る話だから悪く言いづらいというズルい作り
鈴芽の達観した死生観からの生きる意味が愛に収束するから悪口言えない
新海監督って日本神話のでっ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.5

話が途中で終わるとは😵
その情報全くゼロで臨んだので面食らった
ただそこは流石のP.ロード&C.ミラーコンビで尺は長いけど退屈はしない
あらゆる次元での親子関係修復物語
実際はまだ修復しきれてないけど
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ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

3.2

少し捻り加えたニーソン映画
ニーソン主演ってだけで面白さ担保できるって作品選びスキル高すぎる
今作はフィジカルももちろん強いけど頭脳派ニーソンが際立つ
ラストの車シート下に爆弾💣 は見事なケリのつけ方
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

2.9

否が応でも『エレファント』を想起
その内容はもちろんのこと、
・時系列操作や多視点などの構成
・一見淡々としたその作り
・情報の抑制による余白の大きさ
など似ている点多め
ただこちらの作品は女性の生き
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

2.7

寡黙なニコケイの無双が爽快✨な一作
ピンチらしいもの一切なしの大暴れ💪
殺人鬼の魂が乗り移った対戦相手は着ぐるみロボ🐊🦍たちなので残虐さはほぼ皆無
お子様の鑑賞ももしかしたら可能な安心設計
敵倒しても
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誘拐犯(2000年製作の映画)

2.5

トムのお抱え監督として名を馳せるC.マッカリー初監督作
そのデビュー作は『アウトロー』で感じた渋みが色濃く出てる
一番強いテイストはアメリカンニューシネマ風味🇺🇸
刹那的な話の構成やストーリーテリング
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

2.6

思うてたんと違う映画大賞受賞🏆
実はグルメ映画🍳※豚肉料理なし
キャッチコピーが「俺のブタを返せ」
そのポスターから勝手にブタちゃん版『ジョン・ウイック』🐷と勘違いしてたからその淡々とした作風に肩透か
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ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年製作の映画)

2.6

韓国版『タワーリング・インフェルノ』🇰🇷
CG技術の進歩に伴い見映えはよりリアルに🔥
自分勝手な嫌な奴が死に、利他的行動をした者がほぼ生き抜くというパニック映画の基本とも言うべき溜飲の下がる展開
登場
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

2.8

切なすぎる仕立て屋の恋
先日観た『悦楽交差点』と設定は同じなのに内包するメッセージが全然違うから映画って面白い👁️
こちらはピュアすぎるラブストーリー❤️
鑑賞後考察サイト確認したらユダヤ人迫害の裏テ
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S.W.A.T.(2003年製作の映画)

1.4

全体的にガチャガチャした仕上がり
話が雑だから途中からどうでも良くなる
序盤に相棒との別れを丁寧に描くからこれ伏線って絶対にわかるその構成も下手くそ
この手の作品の肝であるチーム一丸感も描き込み不足で
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.1

鑑賞後の考察が必須課題
初見で本質を捉えられたらかなりの映画IQ
かく言う自分は鑑賞後ちんぷんかんぷんで深みのないシリアルキラーモノと勘違いという残念な結果に
実際は物質主義批判やフェミニズムとか多く
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処刑ライダー(1986年製作の映画)

1.8

80'sの象徴のような作品
薄っぺらなストーリーとMTV感覚な軽い音楽群🎵
そして物語に必然性のない脱ぎっぷり
映画として低レベルの出来で午後ローにピッタリのながら見推奨作品
ただそんな作風が嫌いにな
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悦楽交差点(2015年製作の映画)

3.0

城定監督とのことでピンク映画初チャレンジ🩷
ピンク映画の軸であるエロは守りつつここまで面白いお話に仕上げるとはさすが城定監督💮
特に中盤に視点がガラッと変わる構成に度肝抜かれる
実はピンク映画をエロと
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.1

相性あまり良くないヒッチコックだけどこの作品は楽しめた
その要因は話の筋立ての妙によるもの
緊張感を切らさないから没入感抜群
すぐに警察👮‍♀️に相談してたらもっと早く解決したろうにとか気になる点は犯
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

2.5

『クリード5 最後のドラマ』の趣🥊
話の構造のみならず過去作との繋がりが希薄でエモさが皆無なところも似てる
さすがにラストバウトはストリートではなくリングだけど
スタローン不在が悪い方面に影響
せめて
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007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)

1.8

最終章もブロスナンボンドらしくコメディ要素を削ぎ落としたリアル志向アクション
ただ実際に起きてることはリアルとは程遠いものばかり
なので隣国北朝鮮🇰🇵が敵役で日本にも緊張が!って言われても危機感は感じ
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007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

2.5

いつも以上にシリアス方向な渋い仕上がり
中盤までは犯人探しも推進力となって飽きなく鑑賞
ただシリアスな作風だと命の軽さが浮き立って気になっちゃう
元KGBの太っちょおじさんとか可哀想
序盤のボートチェ
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007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997年製作の映画)

2.0

ミシェル姐さん参戦でグッとカンフー色が高まったピアースボンド2作目
当然ながら過去最高なボンドガール決定
携帯もガラケーが漸く登場と徐々に現代化されてる📱
スマホ普及前なのでメディア王が強大な敵として
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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

2.6

ブロスナンボンド初登場✨
スマートに体張る系でなかなか良い原点回帰ボンド
バトルの舞台がいつも以上に高所が多く『FALL/フォール』的楽しみも
でっかいアンテナ📡でのバトルは狭いし高いしで特にハラハラ
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007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

2.4

もはやスパイでもなく完全なる私怨
ボロボロになりながら敵を倒すその姿はボンドというよりジョン・マクレーン
人間味が前面に出てるからボンド映画としては失格
ただアクション映画としてはなかなか愉快
タンク
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007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

2.0

ティモシーボンドはシリアス方向で幕開け
出立や顔面が良くボンドとしては及第点💮
アクション比率が低めでド派手と言えるのは飛行機🛩️の網ぶら下がりくらいで景気悪し
ただコネリーボンドから翻ってみるとスマ
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007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

1.9

ロジャーボンド最終章
ラスト3作は鑑賞が苦痛なまま完走
とにかくC.ウォーケン演ずる悪役の計画が杜撰
爆破してるから天災にはならんでしょ
社員たち皆殺しも死体発見されたら射殺は明らかなので逮捕確実
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

1.8

舞台をインド🇮🇳に移した13作目
前作から続き荒唐無稽は身を潜めアクション中心な作り
ただ前作から比較してアクション構成比が体感で半減
その代わりにギャグ要素を増やしコミカル方面への変換を図るも笑える
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007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

2.1

前作の反省からかアクション要素マシマシ
山⛰️に海🌊にと大アクションを展開
アクションありきでそれを見せるための筋書きなのでお話の深みはゼロ
結果見映えはいいけど起伏なくお話自体は退屈な仕上がり
山道
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