wataruさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

スケーターの不良グループに憧れた少年の思春期
ジョナ・ヒル初監督作

90'sHiphopが大音量で流れる気持ちよさ
精神的に大人なレイがカッコよく、兄貴がなんだかんだ弟思いなのがイイ

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.3

監督、主演ケネス・ブラナー。ポアロシリーズ第二幕

序盤が冗長すぎるし、犯人も予想通りとはいえ、ミステリーとして2時間見せられるのは原作の良さ故かな。
映画としては前作の方が面白かった

ポアロのアゴ
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モービウス(2022年製作の映画)

3.6

ヴェノムに続き、スパイダーマンのヴィラン主役のスピンオフ
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース作品の3作目

ヒーロー映画(というかヴィラン映画だけど)の一作目って、同じ能力の敵と戦いがちで、ちょっと
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

3.5

1969年に開催されたブラックミュージックの祭典を記録したライブ・ドキュメンタリー
監督はThe RootsのQuestlove
69年の黒人を取り巻く抑圧の背景とともに描かれる

先日鑑賞したジュー
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

舐めてたヤツが実は殺人マシーンでした系映画
このジャンルにハズレなし

序盤の、過剰に強すぎずボロボロになりながら戦う展開もいいけど、終盤のトラップてんこ盛りの虐殺シーケンスが最高
話してる間に相手が
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

強盗に入ったら、舐めてた盲目爺さんが最強軍人でした映画。パート2
前作は爺が強すぎ鬼畜すぎで、強盗側が可哀想になってくる展開だったけど、今作はちょっとだけ爺さんが可哀想になってくる
けどあくまで前作の
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

3.5

全編レゴのバットマン。光と煙以外はすべてレゴ。まさかバットモービルのエンジン炎までレゴとは
最新作のロバート・パティンソン版の暗さもいいけど、こういうギャグに振り切ったバットマンもいいね

ギャグに振
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.0

2時間ずっとどこか不穏な雰囲気が続く

主人公の過去の出来事は、子育てを経験しないと共感もとやかく言うこともできんけど、今の主人公の不安定な感じにめちゃくちゃイライラする
オリビア・コールマンの演技す
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.5

武士道に傾倒する黒人の殺し屋
ジム・ジャームッシュ映画にしてはゆるさがなくシリアスなストーリー

言葉が通じない親友と、会話が成り立ってるのがいい
銃を収めるときのカッコつけた所作がウケる

ウータン
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

2.0

フレンチディスパッチ誌という架空の雑誌を映画化したオムニバス
意味がわからないが、雑誌の映画化

とりとめないストーリーに、舞台劇のようなカットの、いつものウェス・アンダーソン作品
グランド・ブダペス
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.7

他人の手にわたってしまったサンフランシスコの祖父の家に固執する青年と、その親友の話
ジョナサンメイヤーズの演技も相まって、親友のモントのキャラがめっちゃよかった

ジム・ジャームッシュ映画のような雰囲
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

ヒーロー映画っぽさはなく、クライムサスペンス色に振り切ったバットマン。自分好みのすごく良いテイストだった
ロバート・パティンソンのブルース・ウェインもなかなかハマってた

けど流石に長いなぁー。3時間
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

前作を経て凄みは増したものの危うさの残る松坂桃李と、完全に狂ってる鈴木亮平がサイコー
前作もバディ感も良かったけど、バイオレンス増し増しの今作も良い

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.5

スパイとして潜り込んだはずが段々と感化されてしまう展開は、有りがちだけどアガる

フレッドの演説は話し方や声量も相まってカリスマ性がすごい
映画では脚色されとんのかもだけど、あれで21歳とは

そして
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.0

北朝鮮の収容施設を舞台にした3DCGアニメ

登場人物たちが英語なのがずっと違和感だった
シットヘッドて

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.8

日本のボクシング映画って初めて観たかも
松山ケンイチの演技がめっちゃハマってた

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.8

口を隠した少女と耳を覆った少年の、一夏のボーイ・ミーツ・ガール
映画全体の雰囲気が爽やかすぎる、それこそサイダーのように
絵も良かったけど爽やかさに拍車をかけるのは音楽の良さ

細田守作品のように、毎
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.6

ミュージカルができるまでのミュージカル

ミュージカルを作る過程の苦悩が明るい曲調で対比的に描かれる
アンドリューガーフィールドは笑顔がいいなぁ
これを気にまた色んな映画に出てほしい

言葉より行動が
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空白(2021年製作の映画)

3.7

一人の少女の死から、周囲の人間に不幸と悲しみが伝播していく

失って初めて娘と向き合い始める父
あの絵はずるいなぁ

けどあの二人が夫婦ってのには、ちょっと無理がある

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

韓国ノワール的な感じかと思ったらコメディ要素強めだった
シリアスとコメディの落差がアンマッチで緊迫感があんまない

マ・ドンソクという推進力ありき映画

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.4

光の使い方と楽曲が印象的な映画

強烈で目に焼き付く原色の強い光と、温かみのある優しく淡い光
登場人物の心情を表す楽曲
そして心の閉塞と開放を表すような画面比率

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

序盤は単調だけど5章からラストまでどんどん面白くなってくる
フィルとピーターのタバコの吸わせあいシーンがめちゃくちゃゾクゾクくる

フィルがピーターに歩みより出すのがちょっと急すぎる感じ
カンバーバッ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

観たいものをすべて観せてもらえた
エンドゲームがMCUフェーズ3までの集大成なら、この映画はスパイダーマン映画としての集大成

アンドリュー登場シーンで劇場がどよめいたこの感覚は、公開初週ならでは
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

2.9

舞台原作っぽい感じ
野球シーンの映らない、球場での高校生の会話劇

ギスギスした感じとか暑苦しい感じとかあんま好きな雰囲気の映画じゃあなかったけど、ラストの終わり方は爽やかで好き
1時間ちょいでサクッ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

キングスマン前日譚
これまでのシリーズと舞台時代が違いすぎて全然期待せずに観に行ったけど、良い意味で裏切られた

ラスプーチンとのダンスのような戦闘シーンはキングスマンらしさ溢れてるし
戦場のシーンは
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

新年鑑賞一作目
あらすじをサッと読んでシリアス系の映画かと思って観始めたら、今の社会をこれでもかと皮肉ったブラック・コメディだった

Blue Note風のクレジットがおしゃれ
ディカプリオはもはやイ
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街の上で(2019年製作の映画)

3.4

キャストみんなそうだけど、特に若葉竜也の下北沢にいそう感がすごい。友だちにもろあんな感じのおったわ

観てるとここ下北のあそこだなーっとなって、漫画の舞台だった場所を探してた女の子とリンクしてしまった
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

黒澤明の羅生門的な構成。それぞれから見た真実
男性社会ゴリゴリの時代における、男の戦いの理由にされた婦人

アダム・ドライバーは相変わらず最高の演技。それぞれの視点人物毎に印象が違って見える

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.2

マトリックス18年ぶりの続編

今作からのキャラ、キャストは良かったけど、やっぱエージェント・スミスはヒューゴ・ウィーヴィングが良かったな

ストーリーは難解というか理解不能というか、単純に面白くなか
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.0

レザレクションズに向けて再鑑賞

いや、再鑑賞と思ってたけどこの3作目は観てなかったみたい
1シーンも記憶に残ってるシーンがなかった

前作からそうだったけど、マトリックスの現実世界側の描写はよくある
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.5

レザレクションズに向けて再鑑賞
公開当時に観たきりだから、2作目以降のストーリー全然覚えてなかった

一作目のような革新性はなく、ただのIT用語がいっぱいでてくるSF映画になりつつある
アクションシー
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

レザレクションズに向けて再鑑賞

ガンアクションのスタイリッシュさは今も全然観れるレベル
けどなんと言ってもこの世界観が衝撃的だったなー

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.6

ヴェノム2作目
虐殺(カーネイジ)とは真逆なエディとヴェノムの軽快な掛け合いが笑いを誘う
上映時間も100分前後でタイトに纏まってていい感じ
カーネイジ誕生の経緯はちょっと引っかかるし、赤がヤバいって
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レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.8

FBIと泥棒の正反対なバディもの

ストーリーはツッコミどころもあるけど、キャスト豪華だしアクションも大味だし、細かいところは気にせず楽しめる
ライアン・レイノルズはこういう役ハマりすぎるな

続編作
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.7

メンヘラ女と変態男にクズ男と

序盤の松坂桃李のキスだけはあまりにも急すぎて、そこがずっと引っかかってたけど、ラストの展開でどうでも良くなるくらい持っていかれた
けどちょっとだけ回想クドいかな。前半の
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