にゃむさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

にゃむ

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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.6

数時間だけ高校生の頃に戻りたすぎるとなり。
彼女たちそのものみたいな映画。可愛くて不安定で何かを訴えかけるというよりは、存在してるだけで特別な価値があるような。そしてそれを自覚してて、眺めることしかで
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.0

美術、ヘアメイク隅々まで大好き。こんな家に住みたい。もうストーリーとかよくて、旅のドキュメンタリーみたいにこの街全体と人々の生活を2時間ただ眺めてたい。
内容は主人公のキモおじがレイチェルのことレイプ
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殺し屋1(2001年製作の映画)

3.2

原作未読。衣装目当てで見たけど、ヤクザの世界を壊さないギリギリまでお洒落で最高だった。
新宿独特の陰気なケバケバしさがグロ度を上げてて恐い。ただ痛いシーン多い割に撮り方に変態っぽさあんまり感じなくて残
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

4.2

ビデオドロームが拡大して主人公を飲み込んだように、映画がどんどん拡大して迫ってくる。画面を外側から見てた観客も感覚を共有することで飲み込まれて無傷ではいられない。そのために「痛み」の表現はすごく有効な>>続きを読む

ホームワーク(1989年製作の映画)

3.8

子どもの顔ばっかりこんな正面からじっと見ることないから、それだけで面白い。社会に出てまもない小さい子の顔は、みんな生まれつきの個性が強く出てて綺麗だし、何か神秘的なものが残ってる気がする。だから、着実>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.0

プロレス映画。アメリカンマッチョパワーでドカドカ突き進んでて良かった。

スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.0

めっちゃおもしろい。身体にしても精神にしても「自分」という存在の範囲、それがどこからどこまでなのか、何を持って自分だと言えるのか分からなくなってこわい。映画館で身体を縛られて、ギィイ〜っ!てなりながら>>続きを読む

ザ・マペッツ2 ワールド・ツアー(2014年製作の映画)

3.0

3回くらいふと、何を見てるんや…?てなった。面白かったけど。マカヴォイ働いてた。

普通じゃない(1997年製作の映画)

4.2

ふたりはプリキュアじゃん……
タイプは違うけど、どっちも可愛くてどっちも強い。ふたりともお互いのヒーローだしヒロイン。それぞれ男と女だけど、ふたり一緒だとジェンダーがフラットになる感じめちゃくちゃ心地
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未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

3.9

まじで笑った。真顔でボケてくるし、10分に一回くらい薬やってる。
ナウシカの墓とかヒドラを思い出す場面がいっぱいあった。

海底二万哩(1954年製作の映画)

3.8

シー行くたびに見ようと思っててやっと!
ディズニーの世界と戦後の感覚が混ざりあってるのが新鮮。終わり方もけっこう重たい。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.8

あったか〜監督の育ちの良さが滲み出すぎ。マーゴとリッチー結局全然秘めてないんだろうな!

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.3

ニコール・キッドマンの美しさ!目がピカピカになった!!ストーリーは古臭くてあんま好きじゃないけど、主演2人の目の演技はお互いに夢中だという説得力があってすごい。隠れてイチャイチャするとこめっちゃかわい>>続きを読む

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.5

隅々まで昭和でおもろい。女の子みんな生きる力みなぎっててかわいいな〜

(1955年製作の映画)

3.4

ずっと辛い。卑しさ惨めさの演出が上手すぎる。娘が時計で喜ぶとことか本当に絶妙。いたたまれない。金持ち詐欺師の奥さんが大好き。

パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

1.5

発作が起きた時にあの暴言吐くやつは間違いなくクズで笑っちゃった。補いきれん。なんか全体的に映画で見たことある恋愛やろうとして馴染んでない感じした。コロナのおかげで楽しめた。

シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

4.0

監督がめちゃくちゃユアンに魅了されてるのが伝わってきて楽しい。役的にもミューズって感じ。

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.5

素晴らしく乾いたコメディ
男性視点で見る「幸福」皮肉たっぷりだった

天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.0

話は別にやけど、そんなことより神父のユアン・マクレガーえっちすぎる
悪魔が燃えてくとこずっと見てたい

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.8

アメリカの旗立ててガハハハ〜空!のとこ好きすぎる。あらゆる方面へのキツめの風刺がヒリヒリした。あとノヴァがカイア・ガーバーに似てる。

魚座どうし(2020年製作の映画)

3.6

めっちゃおもしろい。まあまあ地獄だけど、まだ負けてない。

タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

3.2

地味な終末ものほどキツいもんない。現実すぎる。人間と馬とヤギしかでてこない。映画より演劇で見た方が面白そうではある。
ラストシーンは希望のように見え、同時に別の人にとっては新たな混乱や争いがやってくる
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恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

4.2

めっちゃよかった…
「飲食男女は人の大欲」
温かく優しい、でもぎょっとするような残酷さや卑しさも常に同時にある。そこに生きることの必死さを感じる。人間の営みは常に矛盾があり可笑しい。この映画に泣いたり
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.8

好き😂
「ウィークエンド」みたいに人喰い族になってしまうのかと思いきや、何事もなかったかのように渋滞の列に戻ってくるのちゃんとノア・バームバックの映画で安心した。
詰め込みすぎやろって思えるけど、現実
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

2.5

始まりが一番わくわくした。でも、毎秒映えてて正直退屈だった。ただの恋愛にもとづくあれこれを彫刻みたいな人間で繰り返し見せられるのまあまあ苦痛。