構図の美しさ、モンタージュの破壊力がすごくて近年の3Dとか4Dとかが小手先の装置と思えるくらい「体感」という言葉がしっくりくる映画。そういう意味で、素晴らしい映像作品と捉えることができる。一方でこれを>>続きを読む
ウォン・カーウァイの長編デビュー作で、当時30歳とのこと。ヌーベルバーグからの影響を多分に感じる作風。特に最後のシーンはゴダールの「勝手にしやがれ」を彷彿とさせた。
全体的にはクリストファー・ドイルと>>続きを読む
人物像や関係性が絶妙な会話劇によってすっと入り込んできて気づけば引き込まれていく、おとぎ話のような映画。
独特なカメラのふるまいが、過度な感情描写や意味づけを阻んでいて、ぼーっと観察しているような感>>続きを読む
主人公フランの、多くは語らないがちょっとした仕草や視線、表情から滲み出る疎外感や感情の描写が秀逸だった。
一見穏やかで単調に思える日常の中で、彼女の不安やもろさ、ささやかな喜びを丁寧に捉えていて、見て>>続きを読む
漫画の時点でこの作品は完成されていて、アングルやコマ割りなどそもそも映像的な演出や間を意識して作られているのに、実際に映像になった時にどうなるんだろう、、とやや不安だったのが正直な気持ちだった。
結果>>続きを読む
まぁこうなるよねという展開で、裏切られることはない。でも味がちゃんとする。
地方の小さな町の日常と詩的な自然の情景が織り混ざり、ゆったりとした時間が流れる。
同時に、何かが起こりそうな緊張感、危なっかしさのようなものが常にあって、引き込まれた。
自然を受け入れ生活する人、都>>続きを読む
よくあるストーリー仕立てのホロコースト映画だと、過去を振り返りつつ教訓めいたものを再認識するような感覚になるが、
この映画はもっと直接的に「いま」の自分自身に対して(この世界において自分も何かしらの)>>続きを読む
ヘソン(男性)は過去の幻影を追い求め、ノラ(女性)はいま・自分の周りのリアルに向き合う。
それは男性とか女性とか性別に関係なく人としての性質というのが当然の考え方だと思う。
ただ、00年代以前の映画、>>続きを読む
なにかにつけ合理性や実利が求められてしまう現代の窮屈さに対する、穏やかな反抗としてのラブストーリーだと思った。
誰かを想うこと、その人のために行動することに理由や説明なんて用意する必要はなくて、ただ>>続きを読む
やっぱりリー・ピンビンのカメラワークは個人的にはツボだなぁと再認識。
この映画に関してはスタイリッシュという点でクリストファー・ドイルと似てる部分もあるけども、より風情があるというか「静」と「動」だっ>>続きを読む
親と子の関係がテーマなのかなと思った。
子に対しての親の期待や束縛が下地にあり、逆に子の視点としては親の期待に応えるべく自立しなければという気持ちと親への甘えとの間で葛藤が生じたり。
いつまでたって>>続きを読む