イスラーム映画祭9
最初は少し眠かったが、少年とインド兵の電話でのやり取りが始まったとたん、急に雷が落ちたように衝撃が走り目が離せなくなってしまった。
幸福度2位の県なのに中身は…そのギャップがもっと知りたい。
対象が色々変わるが最終的に見えてくるものがある。新知事で、これから石川がどう変わるのか。
イスラエル人とパレスチナ人の不満のぶつかり合いに、問題の根の深さを感じた。
アニメーションでないとつらすぎて描けない部分もあったと思う。故郷を追われ脱出してもなお続くひどい困難に、心を痛めた。
なかなかパンチが効いた作品。上映後のトークショーでゲストが話していた、大和に消費される沖縄、という言葉がものすごく腑に落ちた。
被害者が加害者に。まさかの終盤。モロッコの環境をわかりやすく描きながらその問題点を提示する。
全体を通してリアルタイムでは咀嚼しづらかったが、上映後にあった映画祭主宰の藤本さんによる解説でもろもろ解釈できた。それを知った上でもう一度鑑賞したい。
最初はキアロスタミの友だちのうちはどこ?みたいな感じかな、と思ったがだんだん怖くなっていく。なかなかショッキング。10代でこれを撮影した監督はすごい。
もっと絵画の歴史的背景も知りたかった。ちょっとインタビューが多すぎなのか、退屈に感じた。
最初はインド映画っぽくて一体どうなるのか想像もつかなかったが、見ているうちにいろんな困難が現れて他宗教国家の複雑さを感じた。
80年代のイランの学校事情がよくわかったが、撮影方法が尋問的ですこしつらかった。
同じ空気の中で怒っていることとは思えない。リアルな感じが伝わってきて辛かった。