変わらない日々を愛する男にも、様々な変化が訪れて、それを受け入れながら生きていく。クソみたいな日もあるけど、それでも人生は美しい。
人に優しくされた時に自分の小ささを知るっていうのは、こういうことなんだなと。
全員コメディの芝居がうまい。狭いシチュエーションだけど上下の空間をうまく使って、会話劇になりすぎず映像的にも飽きさせない。落ちのくだらなさも秀逸だった。
人生の中で、止まり木のような人に出会えるっていいよなとしみじみ思う思う。ちょっとした温かさが心地よい。
企業ものとしても秀逸。何かを得るためには行動すること。小手先じゃなく最後は気合いと根性と気持ち。
映像としても80年代の再現にこだわっていて、制作たちが楽しんでる感じも伝わってくる。
カッコいいシーンを考えて繋ぎ合わせた感じ。つながりとか、都合のいいストーリー展開もあるけど、それを考えるのは野暮だなと思わせてくれる圧倒的で力強い映像。
白線を歩く息子に「落ちるなよ」と告げる。未来を見届けることができない悲哀が込められた珠玉の1シーン。
たった数人でテロは起こせてしまう。ありきたりだけど正義と正義のぶつかり合い。
ホテルという限られたシチュエーションでサスペンスを構築していた。
テロが起きた中で自分の仕事にあそこまでプロフェッショナ>>続きを読む
ジャズは最高でした。もっと大音量で浴びたいくらいに。
アニメーションの表現としては一昔前のレベルに戻った印象。そこに作り手の愛が感じられなかったのが残念。
尺の都合もあるししょうがないけど、やっぱり仙>>続きを読む
王道というかベタな感じだけど、やっぱり逆転ホームラン的な展開は見ててホッとする。
近年こういうただただ平和なストーリーが好まれているなと思う。
でもこういうピュアで、平和で、小さな幸せを大事にするって多くの人が憧れるものでもある。
映画にするならテレビとは違った映像演出があってもよ>>続きを読む
セックス出産DVまでの映像演出は驚きもあってよかった。ストリートの生き様がリリックに宿るのだろう。自分の境遇を武器にできるのがHIPHOP。
けどラストはあれでよかったのだろうか。
16ミリフィルムが、街中のノイズが、ケイコの眼差しを浮かび上がらせていた。ラストカットが胸に染みるいい映画でした。
描きたいシーン先行でシナリオを組んでいったのかなという印象。相変わらず映像表現は深海ワールドで凄かったけど、なんとなく似たジャンルの作品が続いているし、次は新しいものを見せてほしい。
1カットも妥協せずに原作への愛をしっかり感じる映像。アニメの進化が凄すぎる。10-FEETの音楽も抜群でした。
会話劇になりそうな題材だけど、うまく過去を挟みながらうまく展開。
裁判官はアメリカの保守の権化みたいな感じ。こういうのってまだまだ続いてるからこそ、今の人たちにも響く内容になっているのか。
アメリカンドリームものって、やっぱり痛快で、なんとなく展開からラストまで読めちゃうところも安心して見ていられるのでよき。
白黒つけずにグレーゾーンでいることの心地よさだったり、言い訳をしながら生きていくのが人間らしかったりする。
一方通行で報われないけど、大事にしたい。愛は厄介すぎるけど、それを否定しない作品。
音楽いいなと思ったら曽我部恵一プロデュースで、最高でした。
障がいを持つ家族がいると、どうしても狭い世界に生きがちだし、その壁をどう乗り越えるのかって本当大変。
音のない世界との隔たりをうまく演出していた。
俳優陣もどこにでもいそうな見た目や体型でよかった。>>続きを読む
舞台でも成立する本だなーと思いつつ、、、
1話目はちょっと喋りすぎかなと思ったが、2話目3話目は秀逸でした。
昔の師弟関係って親と子でもあるよなと。笑いという血で繋がった関係性がうまく出ていた。もうこんな人間関係もなくなっていくんだろうなと思うと、切なくもある。
テンプレな物語だけど、テンプレをちゃんとやってくれるのが良き。
伏線を積み上げながら進むので最後まで飽きずに見られる。差別、警察の腐敗とアメリカらしい映画
時代を経て人の心を打ち続けるビートルズの音楽がすごすぎる。名作はいつまで経っても名作なんでしょうね。
地位や名声よりも大事なものがあるという、ありきたりなメッセージだけど、この価値観もいつの時代も変わ>>続きを読む
尾野真知子の圧巻の演技でどんどん惹きつけられる。頑張ってる人にはそれ以上頑張れって言えなくなるし、大丈夫じゃないなら怒っていいし、叫んでいい。
いつの時代も「なぜ?」と思うような人種差別はなくならないし、これが現実なのだろう。
何百年後かにこの映画を見た人たちが、こんなクソな時代があったんだねと、言っててほしい。
リアルな世界にファンタジーを作り上げ、最後はキッチリとファンタジーで落とした。
長回しを多用して、芝居で6人の空気感をうまく作り出していて良かった。
人は皆、寂寥の思いを抱えたまま生きていくのか。
2人の母の視点から描かれる養子縁組。永作博美と蒔田彩珠の芝居が圧巻。
日本人ってどこか伝統的な家族感に縛られがちだけど、家族のカタチも幸せのカタチも違っていい。
ポップで軽い感じが心地よく見られた。簡単に進んでしまう感じが、ちょっと物足りないけど。もうちょい引っ越しで苦労してもいいのかなとも思う。
8千両返したのか気になってしまった。
負けたくないという気持ち、勝負に徹することに大切さ、その上で相手をリスペクトすること。負けず嫌いでいることって本当に大事。
淀みの中で生きていく女性たち。痛みを伴わずには生きられない。人はあんなに気持ちの悪い笑顔が出来るのだなと。
長回しで、役者同士が織りなす空気感が最高な作品。みんなちょっとだけ不器用な生き方が、なんとなーく共感してしまう。