不在さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

不在

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人質(1999年製作の映画)

3.7

美学の一分野には必ず悪意が含まれる、必ず。
火傷痕。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

なんだろう、この、とぼけた感じは、息が詰まる、鬱屈して退屈で

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

社会に溶け込めない、選択の連続、ビールの空き缶とタバコの吸殻、音を途切れさせないテレビジョン。
俺らほどあいつは打たれ強くない。
世代交代に失敗した生き物は淘汰されゆく。現代

マスク(1994年製作の映画)

3.5

途絶えることはない変身願望、SNSの普及仮面に飲み込まれてしまった群衆、さらば自我。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

傑作。名作じゃなく傑作。何回観たか分からない。何回観てもユージーンが手渡した毛髪の意図を飲み込めない。遺髪ではない、もっと根底にあるもののはずだ。これが理解できるようになるためにぼくは生きている。そん>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.9

雨の音と上映時間、場面切り替えのテンポの良さ。
ビリーミリガンの教師にあたるのはエドであり、だからこそオレンジ畑で見たという台詞。
冒頭の詩はそれぞれの人格の意識の欠片の寄せ集めか?

アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

スタッフロールに流れる当時の写真はどうしても白黒には思えなかった

ピラニア リターンズ(2012年製作の映画)

2.9

笑いは取れても視聴者ウケは取れなかったようですねぇ…

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.3

"I'm alone."
"I'm alone."
"I'm alone."
"I'm selfish."
"I'm selfish."
"I'm selfish."
赤と青の色遣いと光の散らし具合に
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バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.8

砂漠だからこその淡々とした風景描写、色使い、効果的に入り込むブーメランが空を舞うカット。
ラストシーンの靴にはジャスミンのこれからが込められているよう。

砂漠のように渇ききった人生に優しい潤いを
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地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.5

キリストではあるんだろうけど彼の死には二人の泥棒の死が必要だったんじゃなかったか、であれば彼らは、地球は、燃え殻になってしまったのだろうか
「私はあなたほど人を疑ってはいない」

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