茂平さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

mellow(2020年製作の映画)

3.6

ともさかりえが良き

今泉監督らしさ全開で、会話のはじまりに「えっ!…」とか「あっ!…」とか、自然な会話って側から見ると不自然なもので、とかく好きな人の前では。

冒頭にいきなり書きましたが、ともさか
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プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.7

面白かった。設定が良いです。
その能力が飲んでみないと分からないから、いわゆるワンピースでいう「こいつの能力何なんだろ」みたいな楽しみで飽きずに観れる。
Jフォックスが出てるってだけ最高なんですけど、
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イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

3.6

あぁこれ、大好物の香港クンフー映画だわ🤣

ぶっ飛ばされた奴に破壊される装丁品、避けた攻撃に容赦なく破壊される装丁品。最高です。

詠春拳までの溜めがクリードばりで、ガン上がりでしたね。はい、構えまし
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

アルプススタンド=スクールカーストのはしっこな4人の、ワンシチュエーションのお話。
にして、最後まで飽きずに観せる見事な脚本でした。
色んなどうしようもなさを「しょうがない」という便利な言葉でやり過ご
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

Ha〜hahaha…とモノマネするも、嫁から全然似てないとお墨付きいただきました。

ジョーカー !
これ思いのほか眼福映画ですね。
美しい画面に狂気のホアキンが終始キラキラして、いやもう本当にカッコ
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.8

ブレックファーストクラブを観た人におすすめと聞き鑑賞。ほんとおすすめです🤗

リアーナからはじまり、アカペラ・アカペラバトル?での選曲も良くって飽きずにみれます。

…が、多くの方が言われているゲ◯ス
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

刹那の衝動にかられてとった行為によって、呪いの如く深い爪痕を残した2人。
決して澄みきることのない濁った川のような愛を、この先も掬ってはこぼし続けるのだろう。それでも一緒にいて欲しいなと思った。

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はちどり(2018年製作の映画)

3.8

冒頭からラストまで、ウニの目線でウニの世界に同調しながら鑑賞。

疎外感をやり過ごすためにはどこに心を置いたらいいか、時代なのか自分を開放することなくどこか受身であり続けるウニ。女性には生き辛い時代だ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.2

人生初鑑賞

配信でもソフトでも見る機会あったのですが、本日初鑑賞。しかもIMAXですよ🥰

病院のシーンすごい!!映像的にはあれだけで腹八分ぐらいいきますよね💯
みんなジョーカージョーカー言うてるか
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

重い腰をあげて初観賞

107歩から最後の絞首台のところは胸が締め付けられました。監督はホント悪趣味ですね^^;
特に107歩でのミュージカルシーンは、無機質に数字をカウントするなか、セルマが生きるこ
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.5

なんたる多幸感(๑˃̵ᴗ˂̵)
これほんと最高なんですけど

いい音楽とダンス、とにかく笑かしてくれる。
しかも物語の顛末は、まさに今の世の中に伝えるべきもので。
いやいや、博愛に満ちたミュージカルコ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

これはネタバレではないが、フィルマークスのデカイロゴがいきなり出てきてビックリします。

プレイリストムービーっていうから、ずっと曲がかかってその中に映像と物語を落とし込むのかとばかり思ってた…全然違
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

是枝監督の寄稿の通り 主人公ソンの表情にファーストシーンからラストまでクっらてしまいました。

イジメ、スクールカースト、家庭環境、ないものねだり、虚栄心そんなもんに遮られ心の置き所が分かんない、それ
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若草物語(1994年製作の映画)

3.5

1994年版若草物語鑑賞。
原作と同じ時系列で紡がれる物語(エイミーは役者さんが変わります)
この作品も衣装・小物・風景が素晴らしくて、想像以上に眼福映画でした。

…と、前置きしてからの
やっぱりガ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.5

この映画はブルース・スプリングスティーンを知っているか、知らなくても聞いてその音楽が好みであるかが肝。どちらにも当てはまらない自分はちょっとノリきれなかったです。
“Born to run”はやっぱり
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

なにこれ 凄いんですけど

テレビでは何回か観てて 劇場では初めて観た訳ですが 劇伴から小さな音までとにかく音が良くって相当クらいました
サンの寝息とか うわーってなりました
絵も本当にきれいで ドー
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

-

映像はすごく良くキャラもかわいく綺麗で動きまわります。

好みの問題でしょうが、後半の展開があまりに軽くネタばらすので、物語のワクワクと登場人物へに成長の期待もなくなった。
そして、すべてを言葉で説明
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

すっごく良かった。圧倒的三島由紀夫でした。

言葉の有効性を試すと学生達と真正面から対峙した三島。
論破することが目的ではなく全共闘の学生の言葉をしっかりと聴き、そのうえで問題を提示していく三島。
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

20分ぐらいの短編だが、緊張感あったなぁ。
今まさにアメリカ、というか世界が考えなきゃならないテーマの作品。ガツンときました。

ペラペラとよく喋る白人に対して、無言で黙々と行動する黒人達とその子供の
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.7

地元のシネコンでギャスパーノエの作品が上映されることはないだろうと思い、初ギャス「CLIMAX」鑑賞
感想が表現できんですわ´д` ;
ただねっとりと絡み付いてる感覚を反芻する。

最終リハーサルのパ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.8

『若草物語』本当に良かった。原作未読での鑑賞だったけど問題なかったが、観ると原作が読みたくなるやつ、で、もう一度観に行くやつだな。

ピューが花冠つけてグルグル回り出した時は誰か弾き飛ばされないかハラ
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.8

耐性がない訳では無いが、本作のグロは終始嫌な感じで胸やけしました。
いじめとか、男が女を殴るシーンとか、本当に嫌なものを中途半端に出されたからかな…

ただ、雪はきれいでした

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.8

想いは言葉になって誰かに伝わる。
でも本当の想いは言葉にならんのよね。

利己的な気持ちを愛しい人にぶつけたくなりましたが、おじさんなのでやめておきます(-_-)

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ダンスシーンはどれも最高。

中盤「モダンラブ」にのせてギスとパンネが踊るあのシーン。
息苦しい現実のなかダンスで幸せ・自由を掴むための疾走。パンネが特に良い。
ふたりの感情がスクリーンから飛び出てき
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

IMAXで観たかったのに…コロナのせいで
って、今一番大変なのは劇場の方ですよね。

収束したら絶対IMAX上映お願いします🥺
(その日のためにスコアの伸び代残した)

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.3

ルッソ兄弟製作ということで鑑賞

思いのほかゴリゴリのアクション映画でした
もうちょっと会話やシチュエーションで笑いが欲しかった、というのは贅沢か^_^;

アス(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

割と序盤のウィストン家が砂浜を歩いているシーンの影がすごく印象的だなと思って、最後まで観て「なるほど」

誰でも人には裏表があって、ちょっとしたきっかけで裏の凶暴な自分が、表の自分を飲み込んでしまう。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

たとえば相手が持つ表現力や人間力。
それをお互いが僻むもなく、嫉むでもなく、リスペクトし惹かれ合う。
口が悪いやつと言葉が足りないやつ。
そんな2人のロードムービー。
なんて、上手に感想を言えないが、
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.8

劇場での鑑賞を諦めていたところに、まさかのNetflix配信中で即鑑賞。

感動ポルノではなく、ロードムービー的でもあり、飽きることなく見れます。
終盤、ユマから溢れこぼれるように出る言葉。
今の俺に
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ビジランテ(2017年製作の映画)

-

3兄弟の誰にも感情移入できなかったからなのか、ていうか誰ひとり共感をもてなかった。。。

灯油を注いでいるガソリンスタンドのシーンがなんだかキレイだったな。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

いやいや傑作でした

理不尽な暴力がそこいらに存在し、なんの躊躇もなく牙をむく。
監督の描く暴力描写のヤダみはあいかわらずなんですが、今回は終始愛に満ちた話でしたね。

起こってしまったこと、否定でき
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.6

ハードルを上げまくって観たからなのか、ポンジュノ作品にある程度の免役ができてしまったのか、面白かった以上にならないかんじでした。
ラストがね…なんて中途半端なネタバレくらってたのも原因なのでしょうが。
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初恋(2020年製作の映画)

3.8

あまりにベッキー、ベッキー言うから観てきました。

鑑賞後の感想はベッキーですね^ ^

なんて、三池監督作品を久しぶりに手放しで楽しめる作品で大満足。幻覚がヤバくなってるの?のくだりとか最高でした
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よこがお(2019年製作の映画)

3.6

筒井真理子版「勝手にふるえてろ」ぐらい、真理子さんが出まくりでお腹いっぱいになります。
お話は時間を感じず進んでいくので、展開と映像は素晴らしい。
ただ、訴えかけてくるものが期待し過ぎたせいか理解力が
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

なんと表現したら良いのか、メイクイーン大会あたりから、スクリーンでじゃなくて脳で直接見ているような感覚だったな(表現が難しい^^;)
祝祭、ヤバかったです。

パンフレットが売り切れだったのが残念すぎ
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