xxxxmeganexxxxさんの映画レビュー・感想・評価

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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

全編FPS(一人称視点のシューティングゲーム)感覚で進む映画『ハードコア』の監督と、『ジョン・ウィック』の脚本家が手を組んで作った怒らせちゃいけない人怒らせたら、そりゃもうあんたそうなるでしょうよ!っ>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

普通の大学生のもとに、24人を殺した連続殺人鬼から1件の冤罪証明を依頼されたことから始まるミステリー。

事件を追っていく中で出てくる関係者それぞれの立場から話される証言に含まれる事実や、推測や、希望
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.3

『自分が受けた善意を他の3人に返し、その3人もそれぞれ別の3人に優しさのお返しをつないでいく。』
という有名な話だということは知ってたけど、結末は知らずに34歳で初見のペイフォワード。
見終わって真っ
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

2.5

しっとり、リリーフランキーの演技に浸れる52分間のショートムービー

前半で、カレーほぼ作り終えてしまってもう終わりなのか?!と思ったら、リリーフランキー演じる男が、どうしてここまでくたびれてしまった
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また春が来やがって(2021年製作の映画)

2.8

明日街の中ですれ違いそうな、大人になりきれない男2人のどうしようもない毎日の話。
ワッと興奮する展開もないし、何も解決もしないけど、「ったく、仕方ないね。」と不思議と思える1本。

これまで生きてきた
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

カフェのマスターと常連たちが2分後の未来と繋がるモニターを手に入れて「未来」と「ルール」に翻弄されてドッタバタする1時間10分のSF作品。

2分後の自分が、2分前の自分に状況を説明したりして見ている
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

公式やここのあらすじにも書いてあった通り愛すべき14人の悪党たちがオープニングから全力で見せつけてくれます!14人・・・。はい。そうです!14人です!14人!・・・います!いまし・・・た?

そこから
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.4

タイムリープに諦めて繰り返すことが日常になってしまった主人公に巻き添えをくらったヒロインが七眠り八起きしながら明日を見つけ出そうとする心地いいスピード感で見れるラブコメディ。
この世界に残りたい派VS
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

「1つの嘘を本当らしくするためには、いつも7つだけ嘘を必要とする。」
この格言を現代版に置き換えてこれでもかってくらいわかりやすく大スケールで提示してくれる教訓映画。
会社の常識が、社会の常識を超えた
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

貧しい一家全員もれなくすんなり大豪邸に侵食しました!!からやっぱりドタバタもんだーー!!となったら、もうひと展開もう1回!もう1回!とどこまでもすっ転びながら飽きる事なくどこまでも計算しつくされた完璧>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.9

晴れた秋の日の祝日の昼過ぎにピッタリすぎた1本

駅の立ち食いそば。ばあちゃんの家の布団と枕。人の家のご飯。中華の出前の少しくたびれた餃子と伸びてるラーメン。親戚の家で用意された家族で寝る部屋。音楽鑑
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ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.3

プラダを着た悪魔と同じドーパミン配合な1本


ジャッジの切れ味が刃こぼれなしの編集長アナ(プラダを着た悪魔のモデルになった人物)と、撮影にも立ち会いモデルさんと服に向き合う現場第一のグレイスを中心に
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トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

3.8

見て知って気づいて自分がどう思ったか。その気持ちが大事な1本


映像の一瞬の隙間にコーラの広告が入っていて「コーラが飲みたい!」と思い込むより遥かに長く、無意識にトランスジェンダーについての差別的表
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

人の関わり方と歴史について考えてしまい沁みた1本


時代が現在に進むにつれ暴対法により、ヤクザとその人に関わる全ての人の生きる道が狭く苦しく閉ざされていき感情の沸点に達した時のそれぞれの選択を描いた
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.0

「ブルースって、片思いの嘆きばっかりじゃん!違う音楽鳴らそうや!」
ってことでできた音楽レーベル【モータウン】の始動から一世を風靡した当時の心境からのその後の姿を創始者ベディ・ゴールドと副社長スモーキ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

初めてオールをして親に嘘をついたこと。

初めて友達とタクシー乗った時のお金足りるかな?とかの心配したこと。

初めてライブハウスに行ってダイブするのを見て危ないよ。あれ。と思ったこと。

初めてクラ
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.9

ゲームのプレイ動画をみている感覚。

え!そうなの?!って驚きもなければ感動もない。ど定番の起承転結っぷり!
見方を変えれば単純明快何も考えずともスカッとする展開!さらに、スカッと感を増してくれるのが
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ウソから始まる恋と仕事の成功術(2009年製作の映画)

3.1

嘘が存在せず、全員正直に思った事を話す世界で、人類初めて嘘を発見した人の話。

嘘を発見した世界では嘘という言葉も意味もないから、なんて言ったらわからないこの感情にヤキモキしたり
コカコーラのテレビC
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Red(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラストの塔子と真くんのお別れの場面で泣きながら娘を抱く真くんの涙は、「俺は今幸せです。塔子元気か?」みたいな感じで近い将来空を見上げならが無自覚な身勝手さは直る事なくどこかの誰かとしっかり幸せに生きて>>続きを読む

シュリ(1999年製作の映画)

2.2

1999年の映画を2020年に初めて観て『物足りなかった。』というのは、野暮中の野暮でしょうか。

タクシー運転手や、バーニング、傷だらけのふたりなど色々観ていて『韓国映画ハズレなし!!!』って叫びた
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

2.7

電車の色も、橋の色も、一方通行の標識も、空の色も、色々な青の色が使われていて映像全体が清潔感があって綺麗だった。綺麗すぎて、この映画の世界の彩度の中で俺はモブにもなれないや!ってくらいだった。

女子
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ステップ(2020年製作の映画)

3.7

オンライン試写で鑑賞。

2歳半の言葉にはできないけど考えはしっかりあることを理解していない、子供の成長の早さに自分の思考がついていけない感じとか、亡くなった奥さん側の両親の気にかけてくれる優しさが引
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

2.2

監督自ら気持ちの整理をつけるべく、小説に起こしてから、映画化された作品。

鑑賞後公式サイトにて、監督がロケハンのために5年ぶりに訪れた平坦なまま放置されたいわき市を見て『人の心も上っ面だけ地ならしし
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エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

3.8

最愛の娘が交通事故で亡くなる場面から遡って2時間前に永遠引き戻され続ける父親の話・・・

何度も何度も娘を助けようとどう行動しても、何度も何度も殺されてしまう。
『運命は変えられないよ。どうしようもな
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

世の中を理解しながらも抗い、ユーモアと愛をジョジョとエルサに全力で注ぎ込んだロージーの母として、女性としての強さが面白おかしいのに染みてきて参った!

将来親になる未来は今現在全く見えないけど、身の回
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ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

3.5

口座が作れない。ローンが組めない。宅配もきてもらえない。幼稚園に娘が入園できない。総長の葬儀だと葬儀場貸してもらえない。
『ヤクザ辞めないんですか?』の問いに組長の、『どこで受け入れてくれんねん。』の
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ウソはホントの恋のはじまり(2013年製作の映画)

3.0

一切興味のなかったギターや、フランス料理など彼女と近づきたいがために実際に教室に通ってみたりするんだけどやっぱり、好きの具合も、知識も浅すぎて見事なハリボテ。

自らの首を彼女との時間が増えれば増える
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

2.7

『あぁ、重過ぎずただただイケメンと美女が見たい。』と思い辿り着いた作品。
レディプレイヤー1と劇場公開時期が被ってて、ポスター等の感じでどっちかで
お腹一杯だろと思いレディプレイヤー1を選択。中身の濃
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

本音をユーモアで包んで差別行為と向き合い、自らの抗い方で行動するロンを演じるジョン・デヴィッド・ワシントンが最高にクールだった。

コロラド州初の黒人警察官という、黒人からも白人からも板挟みにされ戸惑
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.6

誰もが想像もしないような高価な物を盗むなら誰も傷つけず、クールに、それぞれの特性を最大限に活かし、華麗に実行したい。
と、想像した事がある。

好奇心と『いけんじゃない?これ。』という根拠のない自信と
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

謎解き要素は少ないけど、何故ピカチュウが話せるのかまでしっかり理解できて『あれ、どういうこと?』という箇所が少なくてエンタメ作品として良かった!!

それと、なにより当時8bitで作られたゲームをプレ
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NO SMOKING(2019年製作の映画)

4.6

今年HOCHONO HOUSEを聴いて、びっくりするくらい身体に馴染んで心地良い体験をしてから聴きだしたのですが、リビングレジェンド過ぎて何から手つけてもいいかわからず。
本読んで理解するのも違うし、
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ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

2.8

もっさりしててモラトリアムな雰囲気むんむんの陸のウォーターボーイズでした。

小説家になりたい!って、夢を仕事にしたら生活も自分自身も変わって成功できると思ってる青年が、詩を仕事ではなく趣味にしたら生
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共犯(2013年製作の映画)

3.8

あらすじ読んで挑んだら予想外の二転三転の前転して四点目の途中あたりで終わって首いわした感じ。グギッといきました。

1シーンずつ切り取っても、日常をこんな色、構図で見れたらと思えるくらいの美しさがあっ
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108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

4.2

【起承転結起】で締まる映画だった。

予告編や、色々な情報、インタビュー、口コミを見た状態で冒頭で妻に問いかけられる

『ありったけの正直を話したわ。ねぇ、あなたはどうしたいの?』

という台詞から始
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