このレビューはネタバレを含みます
前作「ライトハウス」から、予算が大幅にアップして、広大なロケーションの中で撮影を行っているにも関わらず、前作同様に閉塞感が充満している本作。
ナイトシーンでは、一体どれくらいの光とスモッグを消費したの>>続きを読む
変われない自分を認めることができたなら、人は変われるのだと思いました😊
ある巨悪とそれを取り巻くシステムによって、いくつもの人生のあり得たかもしれない時間が崩れ落ちていく。
ある巨悪を正面から写さず、映画のキャラクターとして描かない語り口も、この誠実な映画の一つの要素であ>>続きを読む
幾重に重ねられたツイストの行く末に、育まれる奇妙なシスターフッド😊
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます🎍
本年も、年明けから素敵な映画の公開が続々と続いていますね🤗
来週は、「SHE >>続きを読む
流浪の家族の未開の地への引っ越し物語。
本作が、キャメロン版「北の国から」と言われる由縁と全5部作の構想の理由が理解できました😊
殺人魚の映画から始まったキャメロンの映画人生におけるウェイ・オブ・ウォ>>続きを読む
劇伴が一箇所のみというミニマムな作りが、観客の受け取る情報量としてはマキシマムに作用する巧みな作品。
何一つとして好転しない現実を、登場人物達が歩き続けていくことの清々しさが眩い。
映画を取り巻く状況>>続きを読む
この残酷でやるせない閉塞感は、あの村に限った話ではない。
どこ行っても一緒😓
このレビューはネタバレを含みます
ニコラスホルトの純粋な狂気が、溜まらないですね🐑
彼の背景が、大して明かされず退場していくことも、また不気味です😱
う〜ん、色々あるけど、本作のシェフはアレクサンダーペインがよかったなと思ってしまいま>>続きを読む
個人的な話ですが、明日の出勤から、年末特有の忙しさが、徐々に押し寄せて来ます。
それは、毎年必ずやって来るのに、昨日も遅くまで飲んでいました😓
ガウェインと同じく、辛く険しい過酷な旅に出る覚悟を、決め>>続きを読む
人は真実に囚われて、日々それと向き合い、またそれを追い求める。
微かな光を掴めば、それを見失う瞬間がまたやってくる。
そんな人生そのものをトレースしたかのような本作のレビューを、書いては消してを繰り返>>続きを読む
災害という負の遺産を未来への大いなる遺産に変えていくのは、私達の心の持ちようなのかもしれない。
自然と共存する人間が抱える永遠のテーマを扱った本作で、新海監督のセカイ系がまた一つ開けたものになりました>>続きを読む
画角の多さが、映画の豊かさに直結するわけではないことを、いつも今泉監督は教えてくれます☺️
何故、彼の映画は片時も目が離せないのでしょう？🤔
地球の片隅の取るに足らない人の営みを描いているのに、それが>>続きを読む
覗き込んだはずが覗き込まれ、
全て分かったつもりが見透かされて、
そんな「見る／見られる」の関係性が、多用された本作。
人はどれだけ求めても、他者の一部分しか掴めない。それは、決してネガティブなことば>>続きを読む
線＝生き方
線は僕を形成して、僕の人生を描き
僕は線を何度も模索して、描き続ける。
水墨画の濃淡の様に、人の個性はグラデーションの様に変わっていくもの。
その時々のそれを慈しみながら、始まりの朝焼けを>>続きを読む
無機質でシンメトリーな映像と終始不穏なスコアが絡み合うニューロティック・スリラー。
バリー・リンドンやシャイニング等、随所にキューブリック味を感じる一作でした😊
「食」とは、失われた大切な何かを埋める癒やしであり、自らの人生に向き合い、新たな一歩を踏み出す活力なんだと思いました🤗
窪田くんのずるカッコ良さ、素敵でした☺️
他の誰かの人生がいくつも重なって、私達の人生という奇跡が、今日も続いている。
だから、明日も生き続けなくちゃ。誰かの人生を未来に繋げていくためにも🤗
夢かうつつか、たゆたうような心の旅のその果てに、再び「現実」を歩み始める2人に幸あれ🤗
「アラビアのロレンスとワイルドバンチ」
「ロレンス」
そう答えた兼高だけでなく、室岡の死生観をも表現した見事な掛け合いでした😊
自分に偽りなく人生を生きていたら、いつの間にか他者の人生に、影響を与えていることの不思議。
自分と自分の人生とのディスコミュニケーションは、悪いことばかりじゃないですね😊
生きるということは、他者や自分の人生とディスコミュニケーションを繰り返していくことなのか？
どんな感情にもカテゴライズできない「悲劇を抱えて生きていくこと」
その決意の先に、待ち受けているものは、>>続きを読む
打ち上げシーンを大切にしているのも、エクスペンダブルズを意識しているのでしょうか？☺️
このレビューはネタバレを含みます
・歴史上初めての映画とIMAX撮影が、共存する映画についての映画
・自分達の管理下に置いたつもりの自然に脅かされる人類
・真に「見るべきもの」の存在を知る兄妹の物語
これらの異なる要素を、観客が別個に>>続きを読む
〜狂ってるのは世界か俺か。〜
僕は、世界だと思います😅
「シュシュシュの娘」同様、行き過ぎた自警の行末を見つめなくてはならない時が来たのだと感じました😣
プリズナーズ公開時以来の再鑑賞😊
冒頭のレディオヘッドから、息を潜めて落ちる定めの地獄のライドに、再び身を委ねてきました🫣
鑑賞後に帰路を歩くこの体の脱力は、茹だるような暑さのせいか？それとも地獄のラ>>続きを読む
中盤の花火のシーンが印象に残りました。動き出したら、止まることがない暴力的なシステムのメタファーと僕は解釈しました😊
それにしても、本気出し過ぎです！怖すぎるでしょ😭
長い人生のいくつもの交差点の１つで、偶然に隣り合わせた他人同士は同じ道を歩み、やがて別々の道を歩んでいく。
しかし、その先に共に過ごした日々を笑って振り返ることが出来る道の交差が、待ち受けているは>>続きを読む
自らが主役のその人生は、誰かの人生にとっての脇役で、そのいくつもの人生に彩りを加えることを繰り返しているんだなと思いました🤗
交わることは無いと思われた2つのフレーバーが合わさって歪な成長譚へと結実していく心地よさを感じました🤗
ps 途中、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが始まったのかと思いました😅
一度動き出したら止むことなく増幅していく振り子の揺れの結末は、絶望でしかないと誰もが知っている。それなのに、どうして人は争うことを辞められないのだろう？
そんな絶望の中にも存在する一縷の希望の光が、セ>>続きを読む
一人一人は社会全体の小さな歯車であったとしても、個々人の信念の元に自分達の信じた流れを生み出すことができたなら、特定の集団の利益のために導かれたシステムの流れを変えることができるはず。
この映画で描か>>続きを読む
恋の袋小路は、決して真理に辿り着く
ことのない人生の一部であって、その禅問答のような人生がいくつも重なって、人類の悠久の歴史がつくられていくロマンを感じました😄
膨大なセリフによる情報量と観る者の>>続きを読む
