実際に起きた事件をかなり忠実に再現した作品ですね。事件そのものよりも、事件の謎を追う人々に焦点を当て、深みに嵌まっていく様を丁寧に描いています。
ノーラン版のバットマンは大好きですが、このティムバートン版も雰囲気があっていいです。特にゴッサムシティの背徳感のある感じはこちらのほうが上かも。
ジョニーデップの新境地を観た。言われなければジョニーデップだと気付かないかも。
感情移入するべき主人公のキャラクターが魅力的だと、それだけで面白い。
派手なアクションや謎解きがあるわけではないけど。
霊のルーツを探る過程は謎解き要素があり、観ていて飽きない。ただ肝心の霊があまり怖くない。
個人的な嗜好かもしれないが、CGで表現された霊には怖さや不気味さを感じ辛い。
特に前半は緊迫感があって良いです。
地球側と連絡が取れるようになってからは、やや緊張が薄れてしまいますが。
音響・美術・特殊効果が素晴らしい。ストーリーは単純ですが、だからこそ何も気にせず映像に没入できる。
タランティーノ節全開のながーい会話劇。好きな人にはたまらないと思います。自分は正直途中寝かけました…
予告から受ける印象は爽快な騙し合いという感じですが、実際はリーマンショック前後を取り扱ったシリアスなドキュメンタリーです。予告の感じを期待して観に行くと面食らうかも。