appleさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.6

このジャケを昔DVD屋でみてやば!って思ってやっと見れた

こういう映画ってなんか哲学っぽい所とか、政治思想的な部分があってセリフ追えないな。でもラリってる奴らのうわ言だからいいのか!!!
ジョニデか
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.8

枕の沈みやヘアワックス?を掬った跡とか生活の中の何気ないモノに人間の生を感じる

全然読めなかった。
孤独死って私の頭の中にずっと最近ある言葉で最後の終わり方を見て余計に辛くなってしまった。死が突然だ
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タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

3.7

超計画的ヤラセ記事
コンチネンタルかアメリカ式か

比較的今回の3つの中ではストーリーの軸を感じて見やすかった。
『 心療内科がロールシャッハテストをやらせる時はその方が素直に答えるからと酒を飲ませる
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フリーク・オルランド(1981年製作の映画)

3.6

こんな世界ないのに、あるように感じさせる程無茶苦茶でよかった。
醜いものの方が努力をするから優秀であるだなんてあまりにも直接的すぎて笑っちゃった。

砂山?みたいなとこで巡礼者の人々が頭をひょこって出
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ぼくの小さな恋人たち 4Kデジタルリマスター版(1974年製作の映画)

4.2

彼は多くは語らないし、感情が豊かじゃないけどそれはその環境や大人が彼の少年性を抑え込んでるからなような気もする。

都会で大人びた子と関わる彼は、まだまだ幼くてみんなの真似事をしているだけだけど、田舎
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ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

4.1

アレクサンドルの上っ面感、誰かの言葉や思想を頼りにジブを取り繕ってる様が本当に滑稽で仕方ないなと思いながら見てた
だからヴェロニカが死ね!ナルシスト!って言った時嬉しかったなぁ

でもヴェロニカも痛い
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サンタクロースの眼は青い 4Kデジタルリマスター版(1966年製作の映画)

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この二本立て本当に男性性が男性性すぎて笑っちゃってました
でもなんか良い映画みたいに出来ちゃうのが監督の凄さなのかも

(2021年製作の映画)

3.6

骨の時はコミカルで可愛いのに、死体に肉がついて動き始めたあたりからなんか気味悪かった

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.8

前にちらっと聞いたことある、多分チリのコロニアの話かなと思いながら見て、そうだった。

コロニアでのイかれた教え、体罰、躾、壁にはイエスの絵があったのでキリスト教だとは思うけどカルトだよね。しかもナチ
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.8

爆弾作るシーンは本当にただ黙々と作り続けるだけなのに面白かったな〜。

菅原文太の最期が圧巻
弁慶の仁王立ちの様です。
ありえな展開も笑いながら見れた。
9番狂ってるけど、優しい人間ではあるから無性に
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.7

新しい臓器が生まれ、それが腫瘍の様な無意味で身体に害をなすものであれば取り除くがそれが進化となった時にその臓器は新しい機能をその身体に授ける事になるので従来の人間の定義が揺らぐ...人間が人間たらしめ>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

3.8

女が酒に溺れている姿は醜い

中毒は悲劇の中の唯一の気付け薬だから余計に溺れていくし、飲酒の悪いところは1人でもできてしまうから自分で自分のことを始末することになる。
最後の鏡張りの迷路のような場所を
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

男性的とか、女性的とかそんなんどうでもよくて自分は自分だしあなたはあなたなんだよ〜って感じ!
自分の意思で選択肢して、なりたい自分になる。その過程も過去も今も全部自分なのね!

キャストにセックスエデ
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トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

3.9

これを見た時ギヨーム・ブラックの『みんなのヴァカンス』みたいって思った。

最初の偽彼女のくだりから、ロビンソンクルーソーのツアーになるのがあまりにも急展開で意味わからないけどあえて遭難者のふりをして
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メーヌ・オセアン 4Kレストア(1985年製作の映画)

4.0

決定的な事が起こらないシーンの大切さを感じられる映画

トークショーで専門家の人のお話があって、あの映画での走るって行為の意味や必要性について聞けてよかった。
当たり前なのかもしれないけど、食べる、歌
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天使の影(1976年製作の映画)

3.8

またもや幸福は幸せではないらしい
リリーは神から遣われた天使、その影

目の前に確実な幸せがあったら、それを我が物にするのが人。でもリリーのそれは完全に意図的に仕組まれた資本主義の中の産物で与えられた
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修道女(1966年製作の映画)

3.7

美しいって大変だな〜
アンナカリーナって身長が結構あるってわかった、本当綺麗だった

最後の指針としての召命を受けてないものは愚者って事は彼女もそうであるって事?
カメラのカット変なタイミングで入る時
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イディオッツ(1998年製作の映画)

3.6

フェイクドキュメンタリーっぽい
心に傷がある人間が俗世から逃げて、知的障害者のフリをして生活するコミュニティ。
なのに実際、知的障害者の人がくるととんでもない発言をする。ここの矛盾が怖かった。

後半
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.3

独りで居ないことが必ず幸せではなくて、誰かといるからこそ独りが怖くなって不安になる。
差別用語や淫売など人を罵る言葉が沢山出てきてみていて辛いところもあったけど、観てよかったなと思った。カウリスマキが
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女は女である(1961年製作の映画)

3.9

これをみてこう思うのはおかしいのかもしれないけど、恋愛したいフェーズにめちゃくちゃ入っちゃった

女は女であるし、男も男である

ムーラン(1998年製作の映画)

3.7

ディズニーのジェンダーものってここら辺からなのかな〜
でもそれが自然に物語の中に組み込まれてるから見ていて違和感がないし、押し付けがなくてよかった

リフレクション名曲です。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.8

親の役目を放棄しているけれど、父親がいっぱいいっぱいなのもわかる。父親である前に一人の人間なので。

小さい頃のお兄ちゃんとあみ子のシーンで、お兄ちゃんがお母さんは黒子ではないと教えるシーンの教え方が
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ポカホンタス II/イングランドへの旅立ち(1998年製作の映画)

2.5

急にカス
アカデミーいっぱいもらって調子乗った結果がこれ

ポカホンタスは史実上、ジョン・ロルフと結婚して、病気で死にますがそこにどうにか繋げるためにやった結果がスミスの放棄。
どうせ全て事実と違うな
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ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.8

史実とは違うとはいえ、これは本当好きな映画ですよ、、、

ディズニーの名曲はたくさんありますが、個人的にムーランのリフレクション、ポカホンタスのカラー・オブ・ザ・ウィンドウ、トイストーリー2のホエン・
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.9

多分何回でも何回でも観なければいけないし、観てしまう映画だなと思った。そして、その度にこの映画を好きになるのかな。

人の意見を見聞きしたけど、私は私の解釈でそこまで辿り着きたい!過程が大切なので。
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.5

ウェスアンダーソン好きなのに、多分拘束具とかで椅子に括り付けられてないとじっと出来ないくらいソワソワしちゃうんだよね

性格も年齢もみんなバラバラだけど、なんやかんやうまくやってる感じが良い
音楽が終
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


今までのジブリの作品の要素をふんだんに織り交ぜてるのはとても見てて楽しかった。
塔の中の世界は今までの宮崎駿作品のオマージュだらけでそれが最後崩壊していく。やっぱりこの映画にかける思いは違ったんだろ
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裸のランチ(1991年製作の映画)

3.8

最後まで何が何だかわからなかったけど、
あのインターゾーンの中東っぽい雰囲気とかセリフとか、映像の感じとかがどうも官能的でSFポルノって感じがした。
タイプライターが全部虫にみえるのとか、けつ穴が喋っ
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はなればなれに(1964年製作の映画)

3.7

ダンスのシーンとてもいいよね〜。
アンナカリーナを一人で踊らせるシーンでゴダールはレンズ越しで彼女に恋をしてるんだろうなと思った。
あとハルハートリーのシンプルメンは絶対この映画に影響を受けてそうだし
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

フェイスマスク作る機械、ゴーストプロトコルの時は繊維状のものを重ねていく3Dプリンターで時間かかってたのに、アタッシュケース型になってて時代の流れを感じたよ!

こういう昔から続くシリーズものってもう
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.4

こういうのn番煎じすぎるから、どれだけ秀でてるところがあるかみたいな感じに自分の中でなってきてる(最悪)
挿入歌はめちゃくちゃいいラテンな感じ

確かに彼って危うさがあって惹かれるんだけど、なんかお腹
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ギルガメッシュ/小さなほうき(1985年製作の映画)

3.0

全然意味わからなくて気味悪い!
『大幅に偽装して、縮小した』ってなんかウケる表現だな

ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

3.3

短編集Ⅰの中だと楽しい方
ヤンシュヴァンクマイエル推しが伝わる