appleさんの映画レビュー・感想・評価

apple

apple

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

3.9

幸せであると信じる事が幸せになる近道かも〜と思ったり、運命的な出会いって素敵なものだけど呪いでもあるかも〜って思ったり。

リリー・マルレーン 4K デジタルリマスター版(1980年製作の映画)

4.3

本当に良いので円盤化して欲しい。
ダグラスサークのオマージュしてるっていうの見て、改めて見ようかなーと思った。
変なカットの仕方してた気がする、メロドラマっぽいのにそれで調子狂うのがダグラスサークとの
>>続きを読む

生きてる死骸(1941年製作の映画)

3.5

なんでこんな擁護してるの...と思いながら寝てました

アラーニェの虫籠 リファイン版(2018年製作の映画)

-

意味わからないのはいいけど、その中に作り手のこれめっちゃやりたかったから見て!がないと見てらんないの
構想練ってる途中?

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.9

思い付きで観たけど良かった。
結構コメディ要素もあってみやすかったけど、ストーリーはとても悲しい。

マダム・サタン(1930年製作の映画)

3.8

飛行艇での仮面舞踏会のシーンから異様な雰囲気のミュージカル、妙に派手で言葉が思いつかないけどグロテスクに近いものを感じた。
女の子を競売に掛けるという倫理観のカケラもないシーンはプレゴートらしい。
>>続きを読む

逆噴射家族(1984年製作の映画)

-

とんでも映画ですよ
狂ってる、病気とは結局なにか分からないけどやっと手にした幸せを失いたくないという過剰な気持ちが父親を追い詰める

ミッシング(2024年製作の映画)

3.8

石原さとみの特徴的な感情の爆発のさせ方の極みがこれ
父親が初めて映画の中で涙を流すシーンで一番苦しくなってしまった
感情のコントロールの仕方や現実をどうやって受けとめるのかって人それぞれだからあの夫婦
>>続きを読む

猟奇島(1932年製作の映画)

3.0

本当につまらない
やめてくれ〜大して猟奇じゃない

リスト(2011年製作の映画)

4.0

夢オチ
新しいブラッシング方法というのが可愛い

草の葉(2018年製作の映画)

3.9

断片的な群像劇
知らない人が横で話していることって意外と聞き続けてしまうことがあるけどその感覚で観ていた、面白い
奥さんがいる男性が仕事仲間の若い女性と路地に入りしばらく歩いたところで腰に手を回すのが
>>続きを読む

動物園の殺人(1933年製作の映画)

3.8

最初の殺し方からプレコード期の過激さが垣間見える
この映画なによりもシンプルに面白い上に、あの数の本物の動物使って撮影してるのがやばい

ボス・オブ・イット・オール(2006年製作の映画)

3.5

ツインピークス見てるときとなぜか同じ気持ちになった
トリアーが撮る性行為のシーンってどう頑張っても妖艶にはなり得なくて異常さか気持ち悪さか、コメディになる

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.7

ワンダは私達であり、私達もまたワンダと同じなにものでもない存在

美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

-

寝ちゃったけど
身体同士をぶつけて訓練してるシーンと最後のダンスが見れたからいいや
ラストシーンのために全ての話が用意されてる

ドニラヴァンが一番セクシー

風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)

4.1

明確な主題はないのだけれど、映画の中の彼らの身体と心の動きは最大限に映し出されていてそれがとてもとても鮮やかで美しい。
特に、波をバックに女の子に向けて踊るシーンは笑っちゃうくらい良かった。
他にも廃
>>続きを読む

デリリウム(1972年製作の映画)

3.4

やっぱり性的不能の人間は殺しが快感(sex)になるんだ!
出だしのロックがやばい

坊やの人形(1983年製作の映画)

3.5

坊やの人形

彼が見つめる先には、本を読む子供達。
彼は字を書けない。
自分の子供の名前も書けない。
学がない彼が出来る仕事、サンドウィッチマン。最後彼が白塗りをして笑顔で坊やの人形だと自分で言う時切
>>続きを読む

自由の暴力 デジタルリマスター版(1974年製作の映画)

3.9

ファスビンダーが若くて、
なんかナヨっとしてて可愛い。

自分の立場を分かりながらも資本主義、階級社会に自ら入っていく様は、まさに飛んで火に入る夏の虫だ。
自由の代償、改めて自由の暴力。
彼は多額のお
>>続きを読む

悪魔のしたたり/ブラッドサッキング・フリークス(1974年製作の映画)

3.4

面白くはない
ほぼポルノ

これをただのエンタメとしてみるか、女性へのとてつもない侮辱と見るか

未来への迷宮(1935年製作の映画)

3.8

無階級社会になるにあたって、階級差があることは無階級社会における平等ではない。
平等とは静止であり、階級差をつけることは競争であり運動である。
平等とは、自然に立ち向かう知識を持つものが劣るものに手を
>>続きを読む

書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.3

前回のシュミットから念願

女形が何故女よりも女らしく見えるのか、
それは彼らが男の目線で女を観察しているから。
女はわざわざ女らしくいる事に意識を向けないが、彼らは私達女性が知らない女性らしさを客観
>>続きを読む

雪 Neige(1981年製作の映画)

4.0

パリの繁華街の煌めきと、闇

ボビーが薬を配り歩くシーンは、音楽と彼のはねる様な歩みが相まって最高に軽やかでクール。デニムonデニムの衣装も良い。

この映画に出てくる主要な人間はいわゆるホワイトカラ
>>続きを読む

モデル・ショップ(1969年製作の映画)

3.5

私は前作のローラを観ていないので、彼女がどんな気持ちでモデルショップで働き、最後に姿を消したのかちゃんと分からなかった。

でもあのロマンチックのロの字もない出会いと、唐突な別れに彼女の恋愛の上手くい
>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.8

こういうの泣いちゃう〜
人間にいらない感情なんてなくて、全てがうまくバランスを取るから人間らしくいられる

序盤のヨロコビのカナシミに対しての態度が、自分が一番役に立っていると思って勝手に仕切るやつの
>>続きを読む

サラマンドル(1971年製作の映画)

3.9

彼女は周りから見れば変わった女性、変わったというよりもちょっとイカれてる社会の枠組みには入れない人。
でもその枠組みや普通の女性の普通とは誰が決めたものなのか、普通ってなにか
普通を嫌ってあえて拒む人
>>続きを読む

おとし穴(1962年製作の映画)

4.0

殺しなんてものは誰かから見たら常に不可解で、理不尽なものだ。

かなりコミカルに描かれていて、死体自体かなりインパクトがあるものなのにそれも面白おかしく見えてしまう。
ラストの息子の涙だけ、この話の理
>>続きを読む

砂の女(1964年製作の映画)

4.2

人って結局落ち着くところに落ち着いて仕舞えば、それ以上を望まなくなるのかな。

汗ばんだ身体に、砂がまとわりつく。あの感覚を思い出すと不快極まりないけど、あの映画を観ていると何故か気持ち良さそうな気も
>>続きを読む