やまろさんの映画レビュー・感想・評価

やまろ

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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.3

パソコン画面で展開するストーリー、ゲームではOrwellというドイツの作品が有名かな?
超情報化社会への挑戦作でもある本作はとても良質なストーリーと手に汗握るミステリー要素が心地よかった。

小さいこ
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オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

5.0

ロドリー卿の美しく明るい音楽に包まれよう

当時の名だたるスターたちが大集合のこの映画、もうなんだかよくわからんくらいすごいメンバーで送るオールスター映画。
だからこそ、「殺人事件」が題材にも関わらず
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.3

とても心地よいフランス映画界の傑作
無知ながら障害者に偏見のない黒人男性と、それを楽しむ富豪の白人男性のお話。

アニーのような華やかな起伏の激しいストーリーではなく、フランス作品らしい淡白な身の引き
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007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

4.0

これぞムーアのボンド、クスッとさせるシーンとドキッとさせるシーンの連続でワクワクが止まらない。
謎の潜水式?あくの拠点に水中を走るボンドカーにデタント時代ならでわのソ連スパイとのねんごろ、飽きないねぇ
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

1.0

水俣をモチーフにした安っぽい西部劇

まず断言しますが本作は安易に作られたフィクションです。

ジョニーデップが演じる主人公のカメラマンは世間からかけ離れ、コミュニティ内の団結力もない水俣で唯一の外部
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.0

ショーンコネリー後期のアクションに活目せよ


午前十時の映画祭で初上映ということで。

まさにハリウッドに求めていることを具現化したかのようなまるでウェスタンのような作品。

ニコラスケイジはいかに
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

5.0

古き良きアメリカの暗部でありミュージカル映画の最高傑作

ポーランド系(白色人種)の不良少年団ジェッツ元リーダーとプエルトリコ系(有色人種)不良少年団シャーク現リーダーの妹が不良少年同士の争いの中叶わ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

結局埼玉に誇りなんてものはない

生粋の埼玉県民からしたら他の県民の皆さん面白いのかこれって感じだがコメディ作品としての完成度も高く魔夜峰央の世界観を忠実に再現している。

自虐に自虐を重ねた自虐映画
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

とある種類の人たちの妄想を体験できるそんな映画

感情移入して映画を見る癖のある私からしたら、下手なホラー映画より怖い作品。
統合失調ってこんななのかなって思ってしまうし実際トゥルーマン・ショー妄想と
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鬼が来た!(2000年製作の映画)

4.5

さて、中国の辺鄙な量産型農村に「鬼」が来たのである。

さらっと流してしまえばそんなにメッセージ性の薄い微妙なコメディ映画に政治や歴史を混ぜてしまった駄作に思う人もいるかもしれないがタイトルの「鬼」が
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

人情と涙、アメリカ映画史上有数の傑作

クリスマス映画と言われて皆さんは何を想像するだろうか。ホームアローン?ナイトメアビフォア?シザーハンズ?ダイハード?
私は間違いなくこの作品を推すだろう。

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シザーハンズ(1990年製作の映画)

2.0

ティムバートンってこんな感じ

娯楽映画としては高評価を受けた実績を認める。ジョニーデップとティムバートンで売れないわけもないし面白くないわけがない。ただ方向性の見えなさは残念だ。

主人公に対しての
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

5.0

痺れるハードボイルド

ロックスターのLAノワールというゲームをプレイした際にそういえばまだ観てなかったなと視聴。

思惑渦巻く1950年代のロサンゼルスという背景設定が絶妙な光と影の使い分けで気持ち
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ビバリーヒルズ・コップ3(1994年製作の映画)

2.5


ドタバタ騒ぎがボリュームアップしすぎて胸焼けする本作。エディマーフィーは相変わらずだった。

一昨年に4作目の制作がNetflixで行われると聞いて若干心配さを覚えた。続けて三作見直したためかだんだ
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