トランスジェンダーを悲劇的に描いているという指摘があるようだが、それは確かに同意する。死んでしまったら元も子もないと思っているので、死への道程で希望が見えてくるなんて詭弁ではないか。
この時期にアニメ制作を扱っておきながら、業界として明るみになっているハラスメントや上位下達による皺寄せを美談として収めようとしてるスタンスに疑問を持たざるを得なかった。それ以上に映画としての熱量があっ>>続きを読む
愛と孤独と死、、人生すぎる。
孤独は裏を返せばどこにでも帰属できるということであって、家族や恋人や友人でなくても手を差し伸べてくれる人はたしかに存在している。
人は自然と浮いてくるようになっている>>続きを読む
こんな世界には絶対クビを突っ込みたくねぇと思わせてくれるほどのヒリヒリさ。
ラストの展開には割と共感してしまったかもしれない。あそこまでやらねば男は分からんのだろう。
強烈な客観視が常に存在する感覚は怖い。見られてる見られてないを常に考えてしまうことはよくある。
不幸アピールでしか自分を表現できない人の気持ちはなんとなくわかる気がするが、こうなったら終わりだなとも>>続きを読む
広々とした海が絶望の象徴として目の前に迫ってくる恐怖。小穴から、しだいに海へとフォーカスする演出でさらなる絶望を感じた。その小穴が軍人たちによる発砲で生まれたものであることにも嫌な感じだった。
と、言>>続きを読む
異常者の妄信が正しくもあることを肯定しているように見えてしまうので釈然としない。業を背負うには似つかわしくない家族が犠牲を強いらされるのも納得いかない。
血の量に対して殺しのバリエーションが少なかった気がする(何を言っているんだ)
ずっと眼福で最高。2時間半あるのに終わらないのも最高。