やも子さんの映画レビュー・感想・評価

やも子

やも子

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

4.6

予告映像からほんわか系かなあと思って再生したら想定外のボロ泣きで…… 主人公の悩みや頑張りが新卒心に染みて…… 目の前の相手に喜んでもらいたいという素直な気持ちが報われる、やさしいストーリーが思わぬ>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

は〜〜エンターテイメントとして心の底から楽しかった!!

You are not doing this for you. Somewhere out there is an eight-year-ol
>>続きを読む

恋を知らない僕たちは(2024年製作の映画)

4.0

とにかく瞬間最大風速がすごい(見たらわかってもらえるはず) 「キャ〜!」とか「相原のバカ〜」とか「かわいいーー!!」とか言いながら見たいので応援上映希望

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

映画館での視聴を強くオススメしたい一本。

原作のリョータといえば「アヤちゃん♡アヤちゃん♡」なイメージが強かったけど、リョータ視点のザファではそれほどハートを飛ばしていないということは、リョータの自
>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

つい人生に整合性を求め、努力や我慢が無駄にならないように、積み重ねたものが無用にならないようにと選択してしまうけれど、人生ってそんなに整合性の取れたものじゃないと思えた。

それぞれの人生が進むある一
>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.8

お仕事エンパワメント!というより内省的な感じ。

自分がやりたいけれど出来てないことをしている男と付き合ってしまう女の子って古今東西のあるあるなんでしょうね…

ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

4コマ「背中を見て」は、藤野が想像した京本と漫画を描かなかったif(≒プロット)のアウトプットとして、白紙の四コマ紙に重なって見えた幻なんじゃないかと思っている。

京本と共に、そして途中からは一人で
>>続きを読む

映画 おいハンサム!!(2024年製作の映画)

4.5

ドラマをシーズン1からずっと追いかけてきた身として、劇場版はきっちり期待に応えてくれる質の良い2時間だった。
里香とぶうの行く末を描いたドラマシーズン3を放送してくれてありがとうございます(トイレをい
>>続きを読む

帰ってきた あぶない刑事(2024年製作の映画)

4.0

私の愛してるすべてのバディたちも、みんなタカとユージみたいに70代になってもバカやって無茶やって愛し合って元気に生きてて欲しい。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.5

予告から想像していたよりもっともっと面白かった!

イントロの型から「ズートピア」とか、移民の物語を描いているから「私ときどきレッサーパンダ」とかを想起しかけるけれど、「マイエレメント」はロマンスど真
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.3

この映画ってフェミニズムとかそういう眼差しを持ってない人が見たらどういう感想になるんだろう、っていうシンプルな疑問

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.8

ディズニーのアニメーションの中でいちばん好き。

「人間の手では到底扱いきれない自然」はよくジブリ映画で描かれているなあと思うんだけれども、対してそれをディズニーが描くとこうなるんだ!っていう驚き?楽
>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.8

シナリオの改変が素晴らしかった!
というのも、アニメ版の「リトルマーメイド」と比較して、エリックの生い立ちや、声を失ったアリエルとエリックが再会してからの3日間の心の近づきを非常に丁寧に描写しており、
>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.3

確かに女オタクがいちばんハマる属性ではあるなあと思いながらも、でもとても普遍的な感情(母と娘、親と友達)を描いているので、属性が違うからといって見ないのは非常にもったいない作品。

配信で見る限り、フ
>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.3

フランス映画に対してわけもなく寂しいイメージがあるので、何故かいつも見る前に身構えてしまう「最強のふたり」だが、オープニングのSeptemberで吹き飛ばされる。

「仕事で出会った二人が良いバディに
>>続きを読む

なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

4.7

・予告映像から受けた印象からガラッと変わって本編はなんというか良い意味でシンプルというか、例えば学園恋愛ものあるあるなくどい変顔とか、やりすぎなときめき描写とか、必要以上にヤな女キャラとかがなくて、キ>>続きを読む

マリー・ミー(2022年製作の映画)

4.0

「めでたしめでたし」がわかってるおとぎ話を読みたくなる日ってあるじゃないですか、そういうときにいい。作中歌の満足度が高い。さすがJLO

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.7

生理だったり不正出血だったりで本編を通してずーっと股から血が出てたのが、でもそれがリアルだよなあ…と思う(目に見えなくても異変はあって、コンディションが完璧な日なんて月に3日くらいしかないよね…??)>>続きを読む

この子は邪悪(2022年製作の映画)

2.5

普段見るジャンルではなくて、正直に書くと大西流星くんが出てるからという理由で見たんですが、精神的なジェットコースターって感じで楽しかったです。

ただ四井純の父親の透明化だったり、意思ある女の少なさ(
>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.5

「ラブレターの代筆」っていうティーンドラマ制作に携わる人なら一度は撮ってみたいと思うテーマを、きっちりとかつ新しく形にした良作だと思う。優しくて繊細かつ大胆で良かった。

セリフがかなり詩的なので、全
>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.5

夏(というか6月)が来るのがイヤで、夏が来たら秋が来て、冬が来て春が来て、また夏が来るという当たり前のことが見たくて二度目の鑑賞。

言葉を選ばずに書くとなんかフェチっぽいというか、理想の(≒想像上の
>>続きを読む

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.2

映画に何を求める人かによって評価が大きく分かれると思うが、私は好き。詩的というか、純文学的というか、特にドラマチックな劇的なことは起きない(が主人公自身の変化はわかる)のが心地が良かった。

いつまで
>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.5

世界最速上映会にて鑑賞。
原作漫画のweb連載が始まった頃からのファンとして見に行って、原作を読み進めていった時と全く同じタイミングで涙が出た。
特殊能力や信じられないような奇跡によって問題が解決する
>>続きを読む