Yasuさんの映画レビュー・感想・評価

Yasu

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希望と絶望 その涙を誰も知らない(2022年製作の映画)

3.0

やっぱり構成が残念だった…。東京ドーム公演までの紆余曲折を折った特典映像みたいな映画。

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

4.0

この映画の真骨頂は後半。
世界中から愛されながらも、自分の求める愛を得られなかった彼女が手にした道。ユニセフの活動に全てを捧げる彼女の姿に自然と涙が溢れた。。

オードリー・ヘップバーンが何故同時代の
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.5

少々敵側の厚みが物足りない感ありつつ、それをしっかりカバーするアクション等で見応え抜群。
トム、お願いだから危険なスタントを嬉々としてやらんでくれ、見てるこっちがもたない笑

IMF他、イルサなど、色
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

有名な飛行機にしがみつくシーン、いや初っ端なのかよ!てっきりクライマックスだと思ってた…。しかも冒頭だからあまり本筋にも関係ないし…笑
1番最初から我が身を危険に晒してまで「さぁシャータイムだ!」と言
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

ガラッと作風が変わった。お金がかかってる分見応えあるシーンが増えて楽しい。

新メンバーのジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、この2人がいるだけで会話が笑えてくる。ジェレミーはちょっとキレ過ぎだけど
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

1作目の心理スパイ戦と2作目のアクションがうまく融合した感じで、良い。
バチカンでのミッションと、上海でのラストバトルで良い感じにチーム戦になっていくのが見てて楽しかった。やっぱこういう系のお話で、自
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

あまり評価が高くなかったなで、おっかなびっくりだったけど、個人的にはかなり楽しめた。
まぁ確かに以降のシリーズ考えると、1番雑かもしれないけど。。

それでも、アクション全振りで、トム・クルーズの超人
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

出てくるアイテムがアナログで驚き。
そうか…、1996年の作品なのか。

アクションもののイメージ強かったけど、どちらかと言うと心理戦で、無実の罪を被らされたイーサン・ハントがあらゆる手を尽くして真相
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タップス(1981年製作の映画)

3.5

伝統と歴史を誇る陸軍幼年学校の閉鎖を阻止するべく、生徒たちが立て篭もりを起こす。
“名誉”という空虚なものに惹かれた少年たちが、最初は血気盛んに行動すも、事態が混迷を極めるにつれ葛藤していく姿が丁寧に
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パリで一緒に(1963年製作の映画)

3.0

メタな面白さが強い。
語る脚本の内容に沿って、2人が劇中劇をドタバタやるくだりは面白いんだけど、全体的な物語としては、あまり捻りがなく、古き良き?感。

尼僧物語(1959年製作の映画)

3.5

尼僧として、理想と現実、自分の想いに葛藤する姿をしっかりと体現してるのが良かった。
と言うか、こんなことまでするんだ…という驚きがあった。

ラストは…、まぁ確かにお話としてはそうとしかならない選択だ
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マイヤーリング(1957年製作の映画)

3.0

テレビ用、らしい。でも、セットや衣装に力が入ってたし、メル・ファーラーとオードリーの演技もノッてて良かった。
DVD特典?の池田昌子さんによる解説付きで見たけど、要所要所で歴史的背景まで言及してくれた
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丹下左膳(1963年製作の映画)

2.5

丹波哲郎クラスになると、丹下左膳を右利きにできちゃうんだなぁ。
でも謎解き展開は、元々詳しくなかったこともあって面白かったし、やっぱりあの大胆なアクションはバチっとハマっててカッコいい。
一人二役なの
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暗殺(1964年製作の映画)

3.0

新撰組の母体を組織しようとした清河八郎の物語。多くの点で彼に関係する人物の回想を通して、“清河八郎とは?”を探り出そうとしていく展開は結構面白いんだけど、若干分かりづらい点もあった。けれども映像の演出>>続きを読む

TOP GUY トップガイ(2015年製作の映画)

3.0

これは邦題が悪い。『トップガン』的なタイトルにしときゃ良いだろと思ったのか知らんが、ちょっと内容とかけ離れてる…。
“熱い闘い”は残念ながら存在しない。。

けれども、戦闘機乗りを目指す若者達の青春物
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BEST GUY ベストガイ(1990年製作の映画)

3.0

10年ぶりにやってきた『トップガン』旋風に揉まれて久々に。
圧倒的パクリ映画なんだけど、悪い方向にジャパナイズされてるのが残念。
とはいえ、久々に見るとそこそこ面白いことに気づけた。
トップガンのさら
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

こんなに完璧な続編、観たことない。
開始1秒で胸が高鳴り、それが止まるところを知らないままエンドクレジットへ…。
『トップガン』の続編として、これ以上ないストーリー・映像・音楽・キャラクターたち…。1
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トップガン(1986年製作の映画)

5.0

友情・努力・勝利。
ライバルとのぶつかり合い、手に汗握る空中戦、友の死、挫折からの復活、そして仲間と掴み取る勝利。合間の恋。
王道にして、手堅い作り。娯楽映画の傑作の一つ。

トム・クルーズのカッコ良
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.5

フレッド・アステアは老いることを知らず!
この時既に60手前というのに、全くそれをら感じさせない、ダンスが良い。

そして相対するオードリーの目眩くファッションショーのような映画、として面白い。
それ
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戦争と平和(1956年製作の映画)

3.0

トルストイ『戦争と平和』のダイジェスト、といった感じ。多分いくつかある映像作品の中で最もピエールがカッコいい。だってヘンリー・フォンダだもん。
オードリーも豪華な衣装を着こなしててかなり似合ってる。
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初恋(1951年製作の映画)

3.0

オードリー・ヘップバーン準主役を掴んだ初期の作品。『ローマの休日』前夜。

タイトルからラブロマンスかと思ってたら、サスペンスだった。
軍事征圧を図る将軍を暗殺するイザコザに巻き込まれる姉妹の悲劇。
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オードリー・ヘプバーンの若妻物語(1951年製作の映画)

2.5

「オードリー・ヘップバーンの〜」とタイトルに付いてはいるが、あくまで脇役。

面白くないことはないが、まぁ古き良きスラップスティックコメディ、と言う感じ。

オードリー・ヘプバーンの素晴らしき遺産(1951年製作の映画)

3.0

タイトルに“オードリー・ヘップバーンの〜”などと謳ってるが、登場シーン僅か数十秒!まぁ確かに記憶に残るシーンではあるが笑

とは言え、そこに関係なく古き良きコメディ、といった感じ。悪戯好きだった男の遺
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

5.0

戦争が終わり、故郷へ帰ってきたある3人の男たちの社会復帰への物語。
戦後間もないタイミングで、もうアメリカ社会の歪な部分や、帰還兵への待遇、兵士のPTSDなどを描き切ってるのが驚き。しかも今見ても色褪
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

終わり良ければ全て良し、私の好きな言葉です。

もう一回落ち着いて観てから感想書き直します。

巴里の屋根の下 4K デジタル・リマスター版(1930年製作の映画)

3.5

ポーラ、悪い女だ…。ファムファタールだ。
こんなに女を取り合うお話だったっけ…て戸惑いつつ、第二次大戦前のパリの光景とともに楽しむ庶民の暮らし。

サイレントからトーキーへの転換点を象徴するような、動
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山椒大夫(1954年製作の映画)

4.0

こちらも4Kで。誰しもが言うだろうが、香川京子の入水シーン、ここの美しさがとんでもない…。後ろ姿しかないのに、背中だけで覚悟と寂しさを語り、しとしとと広がる水面の輪が拍車をかける。多分世界一美しく儚い>>続きを読む

近松物語(1954年製作の映画)

4.5

数年ぶりに観た。そして初の4K版。恐るべし、4K。果てしなき美しさ。特に黒の繊細な加減に恐れ入った。新・文芸坐の新スクリーンで堪能できて良かった。

溝口健二らしい、男女の悲哀、長谷川一夫の翻弄される
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友情 Friendship(1998年製作の映画)

3.0

東映YouTubeより。
序盤は微妙だったけど、伊豆に行くくだりからは結構面白かった。
難病ものだと、どうしても家族のやり取りが多くなりがちだけど、同い年の友人たちでの、輝かんばかりの2日間を大きく切
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十七人の忍者(1963年製作の映画)

3.5

『柳生一族の陰謀』忍者版だ!

前半は少し間延びした感もあったが、伊賀忍達の想いが一つになり、城に潜入する辺りから中々ハラハラして面白かった!!
目眩くアクションで魅せるのではなく、密に徹した大潜入作
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プラトーン(1986年製作の映画)

4.5

何度観ても傑作。
ベトナムを描いた作品と言えばやっぱこれだよな。
戦争の狂気、理不尽、人心の荒廃、あらゆるものが上手く纏まってる。

久々に見て気づいたけど、バーンズて兵士としてはエリアスのこと認めて
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.0

「ほんとうに戦争は地獄だぜ!」

この一言が全てを表してる。人間を戦闘兵器に変えていく新兵教育。ぶっちゃけこの映画の肝はこの前半部だと思った。
ハートマン軍曹の激烈なシゴキのもと、人格を破壊されていく
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

5.0

リニューアルした新・文芸坐の新しいスクリーン・音響設備で体感。響く「ワルキューレの騎行」、耳をつんざくナパームの爆音、空間を切り裂く銃撃音、轟く悲鳴…、前半の戦場は凄まじすぎた。
特にかの有名なキルゴ
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世の中にたえて桜のなかりせば(2022年製作の映画)

3.5

常に第一線に立って往年の日本映画を盛り上げ続けた宝田明さんの遺作。
近年ずっと訴え続けていた“反戦”や生きることのメッセージが随所で感じられた。

でも、思ってたより淡々とした作りだった。もう少しガッ
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いつも2人で(1967年製作の映画)

4.5

6つの時間軸を通して、ある夫婦の出会いから倦怠期までが描かれてるわけだが、その時系列が巧みにモンタージュされてるので、分かりにくい、けれども分かると言う不思議な演出。

何と言ってもオードリーの演技が
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.5

監督肝煎りの再編集版。入りは確かにこっちの方が分かりやすい。でもラストは『part III』の方でも悪くなかったかなぁ感。
とは言え、父ヴィトとの対比が一層強まってたところは面白かったし、まさに“完結
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