このレビューはネタバレを含みます
こんなに完璧な続編、観たことない。
開始1秒で胸が高鳴り、それが止まるところを知らないままエンドクレジットへ…。
『トップガン』の続編として、これ以上ないストーリー・映像・音楽・キャラクターたち…。1986年公開当時の雰囲気を損なわず、でもきちんとアップデートしてくれてた。。
この映画を作り、観させてくれて本当にありがとう、としか言えない。
ただ1番驚いたのは、今回のマーヴェリックは意外に精神的に弱い面も見せる。36年経って未だにグースの死を背負ってるし、そのせいでその息子とも上手く行ってないしで、、
でもそんな風に完全無欠ではない姿を見せてくれるからこそ感情移入しやすいし、乗り越え、飛び越えていく姿に涙が止まらない。
そして、やっぱりあの笑顔はマーヴェリックだ…。
トムがこだわり抜いたF/A-18のドッグファイトシーン、もうこれ以上の撮影・演出はできないのではないか？と言うぐらいのド迫力。
だんだん劇場のみんなが、ロールアウトの度に身体を動かすようになるのが、一体感あって楽しかった。
そう、“映画館で映画を楽しむ”と言う純粋な体験の良さを改めて教えてくれる作品だった。
終盤はMIPと間違ってない？とか思いつつ、はちゃめちゃな戦法でやり遂げて、帰還するあのラストは胸熱。
トム・クルーズが盛大にぶち上げたドデカい花火、しかと見届けたぜ…。
